ドアの向こう

日々のメモ書き 

ささやかな応援

2013-04-13 | 道すがら

 

  奇しくも淡路島付近を震源とする地震が起きた。 知人の身を案じながらも、かねてより念願だった復興応援ツアー(日帰り)に出かけた。 南三陸・気仙沼を訪ねる旅は、大宮発7時38分の新幹線で、仙台駅から「びゅうばす」に乗る。 現地に立って復興はまだまだ遠いと実感する。 震災は人ごとではない、 いつかはわが身、 歯がゆさと理不尽を胸に帰宅した。

 それでも笑顔を届けたい。 現地の今を目で確かめ美味しい海の幸をたくさん食べて、買い物をし、 エールを届けたい。 

  南三陸町被災地区を廻る。   

以前の自然ゆたかな南三陸の町をパネル写真で理解した。 

 四季折々の美しい風景  あたたかい人情がこの町を 包んでいました。 
 小さくてもキラリと輝く町  それが南三陸町です…

 いまは荒涼とした風景がひろがり港の活気も聞こえない。 語り部ガイドの はがさんは建てたばかりの家と大学を終えこれからという23歳の息子さんを失った。 苦しくても、つらくても語り継がなければならないと、こころに決めてご案内くださった。 車窓から、 南三陸防災対策庁舎、 防災無線塔が寂しく残る。 町民に呼びかける若き女性の声…  平和な町に突如押し寄せた大震災!
 青空がまぶしい。 おだやかな海を望みながら、 ガイドさんの心を覗けば胸が熱くなった。 大震災をずっと忘れないでいよう、 これからも被災地を想像して思いやること。 
   
 ・気仙沼市内では、石油タンクが破損・流出したことにより、流れ出た石油に引火。 約1週間、燃え続けた。 津波の高さは気仙沼市域において最大20mを記録。 地盤沈下最大 マイナス74㎝(2012/11月現在 気仙沼観光コンベンション協会資料より)


  (南三陸町 さんさん商店街。 歌津駅。 ツツジの名所、 田東山(タツガネサン)の伊里前商店街。 気仙沼市魚市場(語り部ガイドさんによるご案内) 南町紫市場・気仙沼横町・お魚市場) 車窓より 気仙沼鹿折(シシオリ)地区。 BRT(震災後、JR気仙沼線で導入。 従来の線路にアスファルトを敷きバスを運行。 寸断された鉄路を繋ぐために、 ところどころ一般道を走っている) 

 

  
 一端でもご覧ください   写真はまだ増えます

  (一ノ関より帰路につく) 
 ツアーは他に  石巻・女川を巡るコース 
 名取ゆりあげ・亘理の復興応援コースがある。

 

 

コメント
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