平野恵理子さんのカレンダーをいただいた。 旬の味 和の器…
表紙は秋田県の食材と器、 秋田杉の曲げわっぱに 松館しぼり大根、 カナカブ、 平良カブ。 蕪のように丸い大根は、日本一辛い松館しぼり大根。 秋田県の松館野月で獲れるそうだ。 お盆の上で細くて小さい方が火野蕪(カナカブ)、こちらは漬物にする。 大きいのが平良カブ(タイラカブ)。 長さ15~20cm、直径3.5cmほどの青首の白かぶとあった。
1月 輪島塗の盆に慈姑。 2月 有田焼の高台に柑橘「はまさき」… ヒスイ色の高台に佐賀県の高級蜜柑である。 カレンダーの絵をみながら、 水彩でも描いてみようかな、 そんな気持になってくる。
毎月 器と旬の味を楽しめる。 木曽ヒノキの飯台に春の山菜、 大分の竹盆笊に筍が盛られていたり、 黄瀬戸深皿には八事五寸人参、 京の錫角皿に伏見とうがらし、 器と食の絶妙の取り合わせ。 春慶塗 秀衡塗の角盆など 器めぐりも楽しみになる。
こちらも一緒にいただいた
ユーモラスな「かえるの時間」
仲良しの蛇と蛙が
お屠蘇でお祝い
三宝のお供えを片づける蛙
戻ってみたら あらぁ
まだ 餅が……?
やわらかなお供えの正体は
コント仕立てのイラストに元気を貰ってクスッと笑う。
たのしみな一年になりそうです。ありがとうございました。
去年今年貫く棒の如きもの 虚子
明日は今日のつづき、 今日できたことは あしたもできるのですって。
年をとったなどと思わないで 明るく生きましょうね。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。