別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

カモがいる

2013-06-30 | 自然や花など

 県立近代美術館の前は 花壇。 

ニゲラが種をつけて 

 噴水の周りに  カモの親子が

 

 母さんが 子供たちを守っている

 こんな見晴らしの良いところで 烏に狙われないかしら

  ニゲラは  籠のような葉につつまれて

 

 

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パーティー日和

2013-06-16 | こころ模様

 雨があがって パーティー日和…

 

      その人は
       ヒアシンスハウスと
         別所沼を書いた …

 すてきな書き出しの詩と看板は  書家で詩人・エッセイストの尾崎花苑さん

       表装された作品は 拡大で


 

ポスターは Yさんの作品  
  風信子にデザインされたヒアシンスハウスもすてき。
   にこやかな北原さん  そっくりですね。

 

 こころに沁みるメロディーや リズムに誘われて思わずハミングした。

 

  柳田ご夫妻の演奏は、 まだ耳に残っています。


 

 はじまりは バラ模様の招待状でした。 

  お弟子さんたちによる  名簿やプログラムなど センスが光る。

 会費は コインふたつ…   1円玉ふたつもあり?
 北原恵子さんの 楽しい仕掛けがちりばめられていて  来て良かった! ほのぼのとする。
 ユニークな感性で綴られる武州路のヒアシンス通信をこれからも楽しみに。
 写真も マンネリにならぬように頑張ります。 

 

  おみやげの向日葵 明るい恵子先生にかさなってみえる。


 

 

  写真も飾ってくださいました。 
  たのしい時間をありがとうございました。
 これからも どうぞよろしくおねがいいたします。

   

 

 

     

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菖蒲園

2013-06-13 | 自然や花など

 いよいよ降ってきましたね。 
  雨に濡れる花はいかがでしょう

  車で三〇分ほどゆくと   谷を艶やかに染めあげる菖蒲園の

  詳細は拡大で

 

   驟雨来て

  はなびらの垂れて静かや花菖蒲     虚子

 

    名所絵の明治風景花菖蒲   風生

   昼ながら天の闇なり菖蒲園   誓子

 

 

 

  そのほかの花を  ごゆっくりどうぞ…

 

 

 

 

  

 

 

 

 

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弦楽の魅力

2013-06-09 | こころ模様

ストラディヴァリウス・サミット・コンサート2013  (大宮ソニックシティ) 

演奏 ベルリン・フィルハーモニック・ストラディヴァリ・ソロイスツ 

世界最高峰ベルリン・フィルのトップ・メンバーによる至極の響き。
 幻の名器 ヴィオラ「マーラー」をはじめ、 11台のストラディヴァリウスが集結! とあった。

 緊張感のある  素晴らしい演奏だった。   
  300年の時をこえて響く、 たとえようもなく澄んだ音色。  楽しげに弾いている。

 

モーツァルト:ディヴェルティメント へ長調 KV.138
J.S.バッハ :2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調BWV.1043
フンメル   :ヴィオラのための幻想曲 ト短調 作品94
バルトーク  :ルーマニア民族舞曲  

バーバー:弦楽のためのアダージョ 作品11
チャイコフスキー:弦楽のためのセレナーデ ハ長調 作品48

アンコール
 グリーグ  組曲 「ホルベアの時代より」 作品40
 ヴィヴァルディ  ヴァイオリン協奏曲「四季より」冬
 モーツアルト  セレナーデ第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

  終わりは流ちょうな日本語で結ばれた。
 ソニックの演奏会を最後に名器は返される。 
 どれだけの人の涙と汗がしみ込んでいることだろう。 演奏家も別れがたいのだと思った。 11台のストラディヴァリウスを高く捧げ見せてくれる。 スタイルの良い楽器をかたずをのんでみつめる。 

 ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、 チェンバロ… それらの音が、旋風のように起こった。  響き合い、 ふるえる。  無上の幸せだった。

 

   

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しじまの中へ

2013-06-08 | 別所沼だより

  ある日 小鳥をきいたとき
  私の胸は ときめいた
  耳をひたした沈黙(シジマ)のなかに
  なんと優しい笑ひ声だ!

  ……

        「鳥啼くときに」   立原道造

 


 

 久しぶりに 窓を開けて沼を見ていると 何の魚かジャンプした。 朝のうちは風もなく曇っている。  10時過ぎると晴れて蒸してきた。  
 

通りの音も届かない沼の奧、 噴水だけが歌っている。  しずかな沼に水音がこだまする。 吟行の方たちも句帳を手に集まってくる。 


・スカイツリーのそばから自転車で3時間かかっていらした女性。 
 「TOTOギャラリー・間」で開催中の 「中村好文展 小屋においでよ!」を観て ヒアシンスハウスもぜひにと思われた。 ほんとうは沼の向こう側に建てられ、 立原はベッド脇のちいさな窓から沼を見るはずでしたとご説明。  
 
 瞳をかがやかせて仰ったことばもすてき。
 「詩人にとって窓は 小さくなくてはいけなかった…  ちいさなところから覗く沼が 大切だったのでしょう」

  狭い開口から広がる、 想像し広げる空間  創作する景色 奥行…

 「学生に 建築家がこめる思いを伝えたい。  もちろん今の開放感もすばらしいですが…」

ほら 硝子の向こうに 木立がトロトロしてるでしょう。 
 丸ビル解体時に譲り受けたガラスで 古いものだから…とガイド。
  女性の目が 一瞬潤んでいるように見えた。  

・ 奈良からもいらして熱く語った。 博識なHさんからおもしろくて楽しい話題が尽きることなくつづく。 ヒアシンスハウスのこと、 万葉歌、 はじめられたガイドのこと、 フランスひとり旅。 古事記… 

 このあと稲荷山古墳に向かわれたが、 さっそく現地から写真が届いた。 すばらしい行動力、 向学心、 マグマのような情熱に圧倒される。

・ 「うちもこの鍵です」 先月ガイドの日、お友達の鍵とヒアシンスの鍵と3人で見せ合ったのでしたね。 同じHORIの 誇高き三つ又の槍。  ヒアシンスハウスは 「ほんとうにいい家… なつかしい… 」 何度もおっしゃって。

 

  良い時間だった、 貴重なお話が伺えた。 ガイドはただ おどろき、うなずくだけ。
しじまを熱いものが流れている。 みなさまは 優しく深くなつかしい我家のように、 ヒアシンスハウスを眺めていらした。 
 
  来訪 8名。   遠いところから ほんとうにありがとうございました。
 
 前庭にムクドリが来て 蜻蛉がよぎってゆく。 雨は降りそうもない。
  ひとも水も風も 緑に染まるこのごろ。

 

 

 

 

 

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田植時

2013-06-05 | こころ模様

 秩父 三峯神社の帰り 

 馬鈴薯の花が咲き  一面の緑にこころが和む 
 車窓からみるあれこれが 郷愁を誘った
  
   早苗田や朝の蛙はしげからぬ   日野草城

  いとけなく植田となりてなびきをり    橋本多佳子
 



 

     緑の中に  フェイジョアの赤い刷毛が目立つ
     この花を 初めて見た
   

 

 

 

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個性的

2013-06-01 | 自然や花など

  ご近所のこれ レースフラワーか
  調べてゆくと  ディル 、 フェンネル ・ ウイキョウなど浮かんできたが

  レースフラワーは 別のところで 咲き誇っていた
  うまい命名!!

  レース編みに凝って テーブルセンターやドイリーなどつくった。
そんな日を思い出す。 先輩が編み方を教えてくれて 昼休みはほとんどこれ


 

 

  アカンサスの 

  風変わりな花ね  ほんとうに個性的!!


 

   埼玉県伊奈町の町制施行記念公園の薔薇  5月30日 
  曇りのち雨 おまけに強い風  なごりの花を吹き散らしていました
   
     お急ぎでなければ  

 

 

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