ドアの向こう

日々のメモ書き 

柿を描く

2012-11-28 | イーゼルのうた

    柿  10F

   民具は 以前描いたもの
 
  今日 柿を増やして地区展覧会のための作品にしたい。
   柿の個性をだいじに

    朝の柿 潮(ウシオ)のごとく 朱が満ち来    加藤楸邨  

  

 

  

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言の葉

2012-11-22 | こころ模様

  紅葉をたしかめて 句会にゆく。
  風に舞う木の葉  落葉のはじまり 
   言の葉がふる… 
  
    

     山茶花の白き一片ほどけ散る    蛙子

     山茶花の花びら降りぬ甃のうへ    蛙子 

    

  

  

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芸術の村へ

2012-11-21 | 道すがら

  思い立って 笠間日動美術館と春風萬里荘へ行ってきました

  美術を堪能し、 ことばを失うほどの紅葉にも逢いました。
 日動美術館 画家のパレットに再会  230点のパレットは画家の作品そのものです。

 

  秋の終わり  

  冬の初めをいろどる木々は  さながらパレットコレクションです。
  画家たちがえらんだ絵の具は こころを和ませてくれます。



  アルバムを作りましたので  どうぞお心を休めてください。

 

 

 

 

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レッズローズ

2012-11-19 | 自然や花など

  先日 別所でみつけた紅は 
    
      「浦和レッドダイヤモンズ」   愛称 レッズローズ 

    花ことば… 誰からも愛される 強い 忍耐

  あざやかな深紅は 浦和レッズの赤を表現している 

  世界で初めて サッカークラブの名前を持つ  
  
 育てやすく 花持ちがよい… 力強い薔薇 
  育種家 河合伸志(カワイタカシ)さんが作り出した。 
   チームカラーを表現した世界に一つの「赤」なのです。


 

 家の山茶花が咲いた

   聖なる白   真実の白

 

  白は  光りの色

 

 

 

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ヒメアカタテハ

2012-11-15 | 夢見鳥

 スケッチを終えて 向かいの大崎公園に寄った。 クリーンセンター大崎では、 ごみの焼却により発生する熱を利用して発電、 園芸植物園、見沼ヘルシーランドに供給している。 
温室ではカカオの実が成り、 ストレリチアが咲いていた。 

  アーチの琉球朝顔と 秋薔薇もとりどり。 
  クロガネモチの赤い実  萩  秋明菊
   薔薇の周りは ミナロバータ(Mina lobata)  

 

 菊の花にとまるを見れば  よく見るツマグロヒョウモンに似ているけれど
雰囲気が少しちがう。 ↓ツマグロヒョウモンは 裾が波状 白のラインがある。
  

 

 ↑ツマグロヒョウモンと 比べてみる。

 

 しらべると  ヒメアカタテハ  詳細 のようだ。 隈取りも印象的。
  

  古い写真のこれは なに?

 

 

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また民家園

2012-11-15 | イーゼルのうた

先週は暑いくらいで、 絵具箱の中をさまようクロアリがいた。 乾いた道を蟷螂やオケラもしずしずと通った。 彼らも冬支度だろう、 きょうは蟻一匹見ない。
 木枯らしに乗せて子どもたちの声が響く、 黄色い帽子が木の葉のよう。 むかしの暮らしを学んでいる。

 

   8F 2回目 
 
  紅葉一気に進む。 樹は冬の陽を受けてあざやかに輝いている。 赤茶、黄金色にはっとした。 ほんとうに美しい。  前の柿の木も少し黄味を加え、 所々葉が落ちて隙間から屋根が見えるようになった。 竹林がさわさわと頭を揺する。 常緑の槇は枝振りを考える。 屋根のボリューム、茅葺きの色など課題が残った。  鉄塔や街灯は除いて、 軒の吊し柿を描くと楽しくなった。



  仲間ひとりは、 白い蔵が蓮池に映るようすを仕上げている。 6Fに枯蓮の林立、 むずかしそう。 またひとりは、 木の間越しに4Fを描いている。 こちらは日影で寒そうだった。

 

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生きる喜び

2012-11-14 | こころ模様

      

  清川先生は 古典とともに生きる喜びを教えてくださる、 わが人生の師。 
 昨日の万葉講座で、 出たばかりの 「清川妙の 手紙ものがたり」 と  

 

    手紙は人生を豊かに彩る。 その人の心を磨き、老いを遠ざける。 明るく細やかで、情感豊かな手紙を書いていると、いつまでも若々しくいられる。 91歳の著者がその証明である。 一通の手紙が紡ぎ出す21のストーリーを読めば、 あなたも大切に思うあの人に、きっと手紙を書きたくなる。

 これから出版される四冊を紹介してくださった。


近刊 古事記の恋物語 も楽しみですが

 12月4日(火) 13:00~14:30  ラフレさいたま 3階 桜ホール に於いて、  編纂1300年を迎えた 『古事記』から恋の物語を選び、やさしく読み解く市民講座がひらかれます。

「古事記」の恋物語 講師 清川 妙
 申し込みなど 03-3344-2041(朝日カルチャーセンター プロジェクト事業本部)
           受付  月~土曜日 9:30~18:30


  若き学友  寺田真理子さんが立ち上げた 「日本読書療法学会」。 
そちらでも講演会があります。 
 
 清川 妙  「私を支えた読書体験」 
 2012年12月23日(日)14:00~15:30
会場:ホテル西洋銀座 3F宴会場 サロン・ラ・ロンド 

 寺田さんもまた  自分の生き方を変える大きなきっかけとなった と

 穏やかな笑顔と著書で語られる経験のギャップに驚き、
 「こんなに大変な思いをされても、人はこんなに穏やかに、 幸せな笑顔を浮かべることができるのか」 と学んだ。

 詳細は こちら

 

 お時間がありましたら 元気をもらってくださいね。
頼まれたわけでもないのに 一生懸命な寺田さんをみていると宣伝したい蛙です。

 

   

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雪虫

2012-11-12 | 自然や花など

 


 木の間を白いものがふわふわ飛んでいた。 

  綿を丸めて引きずっているようにも見える。 
   留まったのを見ると、 1㎝にも満たない小さな虫であった。  

  蜻蛉のような薄いキラキラした翔をもち、 腹部に綿を抱えている。

 

  これが雪虫か   

  少し大きいから、 リンゴなどにつく大綿虫のようだ。

   雪虫は寒い地方にしかいないと思っていた。
 小春日の こんな庭に… 
 
  大いなるものの啓示かも知れない。

    墓参に行かなければと 心ひそかに思った。

 (ペア硝子の外側で 画像が汚れています)

 

 

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行く秋

2012-11-11 | 自然や花など

   

  細い花びら  金の糸


 

  嵯峨菊の鉢植えを買ってきた    

  清しい菊の花

 

  たましひのしづかにうつる菊見かな   蛇笏

    心の内を 覗き込む

 
  しらぎくの夕影ふくみそめしかな  万太郎  

    短日の 冷気 静寂を含んでいて ものさびしい

 


  庭の梔子に実がついた

  千両も 万両も

 

  藪柑子も ひっそりと

 

 

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茅葺きの家

2012-11-08 | イーゼルのうた

 

  快晴の本日、 浦和くらしの博物館民家園 でスケッチです。 
小学生がバスを連ねて、 学習に来ていた。
 遠くで大きな籠を背負ったり、天秤棒をかついだりしているのが見える。 

 気温21度  陽のあたる場所で 立ったまま2時間半描いた。 影がどんどん変わる。
 青空に生絹スズシを広げたような薄い秋雲、 畝に育つ青菜や葱のみどり。 
  民家前の 柿の木は屋根に重なるのでむずかしい。 垣の緑はところどころ透けている。
   大きさなど、 次回直さないと。 

 

 

   8F 一回目   晴れれば来週も



  民家園奧の大輪の花は たぶん マリーゴールド    

  

  淡い黄色はかざぐるまのよう   おなじ種類か

 

 

 

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冬に入る

2012-11-07 | 夢見鳥

  立冬。 小春日の庭で 

  石蕗の花が咲いている。  これは濃い黄色だ。

    黄の蝶を淡しと思ふ石蕗の花  五十嵐播水

 黄色 黄  黄蝶

 よそのお宅で  塀の外まで匍匐してくる細い茎、 暮れなずむ街の灯りのような黄色。 
 近寄ると 待宵草か。 マツヨイグサとは口がうまく廻らない。 竹久夢二の 「宵待草」 

待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬさうな

もあり、宵待草のほうが滑らかで気持に添う。 月見草も。    


居間にいると

 何やら おもてが騒がしい  (硝子越しに撮した)


 今日も おしゃべりな面々が
  

  出たり入ったり  


  あげくに 味見までして帰る   
       早くはやく  お次が待ってます 

 

 ようやく 私の番…     
 

  と思ったら    乱入者!

 

  すいません・・


 運動のため遠くの郵便局へ行って、年賀状を買った。 途中可愛いワンちゃんにも遇った。 毛糸玉のような子犬。 茶褐色の巻き毛があったかそう。  これから私も冬支度。

 

 

 

 

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日帰りにて

2012-11-01 | 道すがら

  紅葉は始まったばかり、 名古屋からバスに揺られて室生寺 秘仏公開へ。 

 

    

 金堂内陣にて 釈迦如来立像、薬師如来、地蔵菩薩、文殊菩薩、十一面観音菩薩像、十二神将像(伝 雲慶作)。 修復、落慶した五重塔、奥の院 御影堂まで きつい石段を登る。 3年前の2月、 霙が降っていた。

 

 



 ついで 長谷寺   

 

  長い回廊 登廊ノボリロウをひたすら登る  前回は手づくりの旅

  床に映る五色の幕   

 ご本尊 十一面観音菩薩 おみあしに触れて拝観

 

長谷寺  十日桜?と 五重塔   

最後は 聖林寺  十一面観音立像拝観   光背の拓本など

 聖林寺境内から  左手奧 小さく霞んで島のようにみえる前方後円墳(メスリ山古墳)  
  右手に 三輪山を遠望  

  時雨が過ぎて  寺を出るころ陽が射してきた (寺川に平行する道)
 晩秋の奈良に佇み  しみじみしてくる。
  移動ばかりだが それぞれの寺に1時間半滞在、 
   お寺の方の説明もありがたい。

 

 畦のミゾソバ  (寺川)  
 聖林寺に 白の山茶花が咲いていた

 

 室生寺の紅葉です。 

 

 

 

 

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