四月十日前後に雪、例年通りに降りました。
先週植えた椿が雪を被って、ちょっと心配しましたが
元気なようです。



カメが盆栽から植え替えて育ててくれた梅が今年は
ずいぶんたくさん蕾をつけていたのですが、
う~ん、やっぱり寒いよね、かわいそうだわ。
根元の水仙も花を開いてるのに、春雪の洗礼は何の
意味があるのか…作物は知ってるんでしょう。
意味を考えてしまうと森の精に笑われるのでやめて
ヒト的には風邪などひかんようにするだけです。

新しく植えたラベンダーの苗が心配で見回りしてたら
くっついてきました。
いえ、くっついているのはお二方で、私には付かず離れず。

この行動にも意味はないんでしょ。
庭を歩いていると近くへ来てにゃ~と声かけしてくれます。
いえ、呼んでませんが。まあ、来てくれてありがとねと
本音ではうれしがる、ヒトは完全に支配されとります。
フェンスの外に数十分前から停車したままの車があるので
見に行くと、近くの別荘管理人のおじさんと、その関係者風
の男性でした。なにやら難しい顔をしてるので、大声で
チハ~と声かけしました。
ああ、天気悪かったねえ、とおじさんが返事してくれて
もう一人の男性は去っていきました。
おじさんとしばし世間話。
この道曲がって上ったところにタラの芽がいっぱい出る
からよ、それ去年採って食ったんだよ、なんともないべ。
どうせ百年生きるわけじゃあるめえし、よ。とおじさん。
ああ、おなかの中でチカチカと光ってるねえ、と笑いながら
言うと、そんなこたああるめ、といいつつ、そうかあ、と。
で、よ、ついこないだ、そこのちょい先でよ、ふきのとうの
芽がちょこっと出たばかりの、あんときが一番うめえからよ、
採って帰ったさ、だいじょうぶかあと事務所の奴らは言って
たよ、だから分けてやらねで全部天ぷらにして食った、
うまかった~とほんとに満足そうに言った。
そう、そんなら、みそ汁とか古漬けのつけものとか乳酸菌が
いっぱい入ったのをばんばん食べて、押し流すといいね、
まだチカチカしてるかもしらんよ、ツブツブだかんね、
セシウムちゃんは。心臓に流れて行くまえに押し出してね、
おじさん、長生きしないと、とわたし。
山野草採りは楽しい。採って売るわけでなし、採って食べる
のが只だからというわけでもなし、採ってる最中から楽しい。
おじさんの気持ちはよくわかる。
わたしは何度も測ってダメだから諦めてるよ、しょうがないよ
と言うと、おじさんは、そうだ、知ってるよ、役場で測るよな、
と本当はわかっていると言った。
けど、しまいには、もういかん、もうやめるべ、
奥さんがそういうなら、もうあきらめるべ、どうせ死ぬさと
思ってたけど、そういうならやめるべと神妙な顔になった。
そして、そんでもなあ、惜しいことしたなあ、原発がなあ、
と堪えていたように言った時の顔にほんとの気持ちが表れて
いました。
奥さんじゃないし…とはあえて言わずそこはスルー(笑)