想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

「古代憲法」明日発売。何かと使える本に…

2016-12-10 23:49:33 | 

ええっと、想風亭居候の新刊です。

「古代憲法」先代旧事本紀大成経伝(二)
これは十七条憲法の原典である憲法本紀
を現代語訳して解説したものです。

前作は序伝でしたから次は一、二と続く
ところですが、すっとばして七十巻目の
憲法本紀にしたんですねええ、理由は、
まえがき、あとがきにしつこく書いて
おるらしいです、読んでやってください。

夏休みもとらずにヒーヒー言いながら
漢文だらけの日々を送ってきた居候は
クリスマス前に仕上げてほっとして
この数日はのんびりしている…はずだった
のだが、そう甘くはないんですなあ、
発売前には色々と忙しいらしい…
アクシデントもあったようだし…
寒いし…

このブログに来られる方は、たぶん
たぶんですが、そりゃあそうだろうさ、
ふふん古代憲法ときたか、とお気づきに
なるかもしれません。

この数年、けんぽーという言葉を耳に
しない日がないくらいになってしまい
イッパンピーポーうさこにも否が応でも
アホでも、ん? 憲法かいな? と
どんなんだっけ、と気にせざるをえない
わけですが。

9条だけならいざしらず、
96条がしきりに聞こえます。
96条は憲法改正につて定めた条項です。
9条だけを変えると思われたくないのか
基本的人権を定めた条項やその他も

そして96条に合わせ、明治憲法を美化
する声もデカクなってきてますね。
神武天皇紀を読んだこともない議員が
誰の受け売りかは知らないけど
やたらと神武という名を使いますが
神武帝二千六百年記念のせいですかね、
便乗して天皇を元首にという改正案も
出してきましたね。
勉強不足の議員さんたちが多いです。

でも先日の国会でカジノ法案反対の
意見を述べた共産党清水議員の
持統天皇西暦689年の双六禁止令
に始まる1327年の歴史…
共産党のわたしが言うのもおかしい
ですけれどほんとですよ! は
面白かったです。

双六禁止令を発令せねばならなく
なった日本の、その半世紀ほど前に
あった古代憲法、五憲法を破棄した
天武朝の後の話を清水議員はされて
いるのですが、今またそれを破棄し
とうとう賭博オーケーにしようと
しているわけです。

あまりにずるずると緩めて壊して
いくと、何がまっとうだったのか
わからなくなって、まあいいかと
なっていくものですが…
そこで、ごくまっとうだった古代
日本の原則が書かれた聖徳太子の
五憲法に、いんや、ダメなものは
ダメだとはっきり戒められている
のを読むと、もやもや気持ち悪いのが
すっきりします。
そして勇気もわいてきます。

憲法は国の根幹を創りそこに生きる人々
に平穏な暮らしを与えるためのものです。
古代憲法にはそのあたりまえの原則が
書かれているっちゅうことです。
憲法改悪を論破するのに、使えるし、
日本国憲法全文もついてるし、
何かと使える本になっとります。

全国書店、ネット書店、amazonで
予約受付中です。
よろしくお願いします。










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