若年寄の遺言

リバタリアンとしての主義主張が、税消費者という立場を直撃するブーメランなブログ。面従腹背な日々の書き物置き場。

ミーゼス『自由への決断』を読もう! ~ミーゼス読書会in原村~

2015年08月11日 | 政治
2015年8月2日に、「ミーゼス読書会in原村」というイベントに参加してきた。
普段、職場では
「行政の責任で○○を手厚く行うべき!」
「役所が地域振興を主導すべき!」
「役所が助けてあげなきゃ!」
みたいな言説が飛び交っているので、こういう自由主義者、小さな政府論者の集まりに出るとホッとできる。

読書会では、
・公共財の私的生産は可能なのに、日本ではあまりにも少ない。
・起業家が経済のエンジンだ。
・インフレは物価が全体的に上昇することであるが、一律に上昇するわけではない。
・インフレで得をする者、損をする者がいる。
・「銀行による信用創造は当然のこと」という価値観が、経済を不安定にしている。
・インフレが進むと、壁紙を買って貼るよりも紙幣を直接貼った方が安上がりになる。

・・・等々の話題が挙がり、政府介入とインフレがいかに経済に悪影響を与えるかを再確認することができた。

ちなみに、今回の「読書会」の読書対象は、ミーゼスの『自由への決断(自由経済研究所版)』。
以前、当ブログでもチラッと触れたことがあるのだが、あの当時は中古でしか入手できなかった。
『自由への決断』というミーゼスの著作があるそうな 若年寄の遺言

これがなんと現在は、PDF化されて無料で公開されている。
お知らせ・イベント一覧 | CATALLAXY.JP

訳者をはじめ、公開にご尽力くださった皆様に本当に感謝。
この『自由への決断(自由経済研究所版)』は分量も手ごろで読みやすいので、リバタリアンはもちろん、そうでない人にも考えるきっかけとして是非一読してほしい。

『自由への決断』を読んでの感想とかは、後日アップを予定・・・アップできるかな?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。