昨日は亡くなったポールの90歳の誕生日だった。
いつもは買わないお花を買って彼の遺灰の横に飾った。庭にはシュウメイギクが満開だけど、この花うまく処理しないとすぐに萎れてしまう。2年前彼の88歳の誕生日に米寿の祝いとして20数名の友達が集まり娘の家で大きなパーティをやった。
あれが一番の孝行になったと思う。あれ以来で今年の誕生日の話をすると皆、もう2年も経ったのかと驚く。この2年コロナに振り回されていて、いったい何をして過ごしたか思い出せない。
今年のシュウメイギクはやたらと背が高くなり1.5メータ近くになった。
直植えのアジサイがやっと咲きだし、後ろのフロックスと同じように見える。
キッチンの窓辺にはポールの1周忌のパーティにいただいたミニバラの鉢が飾ってあり、きれいに咲いた。
一昨年ほとんど丸坊主に剪定してもらったイチジクは昨年一年間で長い枝を伸ばしたが実は一個もつかなかった。この写真は今年3月、まだ葉も出ていない状態。
これが今現在のイチジクの木で過去20年近く7月末から8月のポールの誕生日までに必ず食べられた。ところが今年はこの寒さ、7月半ば以降、一日たりとも日照りで暑い時がなく、イチジクの実も固いままで実らない。毎日気温は最高で20度近く最低気温は5-10度といわれている。これがイギリスの夏だもの、でもイギリスだけではなくフランス、スペインも毎日低気圧が襲っている。
これを見てもやっぱり天候異常はここだけではないけど、地球が壊れていくのかと思ってしまう。