Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

ウエントワース・ウッドハウス マンション【The Mansion of Wentworth wood house)

2022-02-18 21:51:50 | 日記21

コニスボロー城を見終わったころにはちょうどお昼、車でロザーハム(Rotherham )の村へ行き、村のティハウス(パブ)で昼食に。

このパブはとっても大きく前玄関周りにこんなテーブル椅子の食事処が2か所、ここは裏庭に面している。

私達が食事を終わるころには相当のお客が入っていた。

ビーフバーガーとチップス

ミートパイとチップス

ヴィーガンの娘が注文したヴェジタブル・パイ

このパブの広大な庭にはおよそ100人は座れそうなテーブル・ベンチが設置されていて、夏にはものすごい観光客が訪れるのだろう。

このパブを出てしばらく行ったところに

この立派なマンション、建物の前面が200メータ 18世紀に建てられたロッキングハム侯爵のお屋敷で1948年に第8代フィッツウイリアム伯爵が飛行機事故で亡くなるまで、個人の邸宅だった。

(こんなお屋敷をマンションと呼ぶので日本人がマンションに住んでいるというのは恥ずかしい)

 

1734年に建てられた屋敷内のチャペル。

Pillared Hall 

 

2階へ上がる階段のデコレーションなどすべてが、ジョージアンスタイルとよばれる。

 

 

 

18.19世紀には王や王妃が泊ったこともあるという。

 

このお屋敷のハイライトは何といってもこのマーブルサロンと呼ばれる20メータ四方のホールで天井の高さも13メーター、英国1の華麗さと言われ、2019年の ダウントンアビー(Downton Abbie )の映画ではこのホールでダンスパーティーの模様が撮影された。

 

伯爵の死後このマンションは人手に渡り、乗馬学校だったり、第2次大戦時には兵舎に使われたりしていたが、2017年Preservation Trust (保存維持財団)に買われて、屋内や庭園の保存、開発を進めている。

雨模様の一日それでも広大な庭に繰り出し、スノードロップのカーペットや早咲きのシャクナゲを楽しんだ。

 

 

 

 

ウィッチヘーゼルの花

 

赤のウィッチヘーゼル

 

 

 

庭の一角にこのような芸術作品?が10個ほど円を描いて並べられてあった。

雨降りの中の庭園散策でブーツは泥だらけ、それでも誰にも出会わなかったから、コロナの心配もあまりなかった。もちろん屋内ではマスクをしていたが。

 

 

 

 

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コニスボロー城(Conisbrough Castel)

2022-02-18 05:03:44 | 日記21

13日日曜日は朝から激しい雨。雨具を持ってなかった私にパトリックはほねが1本だけ折れた大きな傘を貸してくれた。

 

雨風の激しい中をコニスボロー城へ、このお城外観は崩れ落ちた城に見えたが、城壁内のタワーだけは新しくみえた。

このタワーは1170年代に建造され、タワーを囲む城壁内には城内で働く人たちのアパートや大きなキッチンが建てられていた。

城内のあちこちにこのような説明案内が見られる。

10-15世紀はこの城壁内で、たくさんの人たちが生活し、戦の計画を練ったり、御馳走を食べたり結婚式をあげたりしていた。

タワー内の壁に投影されたスチュアートがこのベースメントの歴史を語る。

タワーの一角に作られたトイレ、人間が生きていくうえで絶対必要な設備だが、この城へ来るまで、一度も 城内の昔からあったトイレを見たことが無かった。

どんなに古い建築物でも必ずあったのが、城内のチャペルでここは小さいながらしっかり保存されていた。

 

 

この説明版は当時の城内の建築物の模型を示したもの。

タワーの最上階から見た城壁と町の様子。城壁内は草原の様になっているが、過去にはアパートやキッチンが作られ賑わっていたという。

1819年に発売されたウオルタースコッツのアイバンホーはこのお城が舞台だったという。

10-12世紀のレィディと呼ばれた人たちの服装。

この城は18-19世紀には廃墟になり、現在は English Heritage に管理されている。

 

このお城の近くに南ヨークシャーでは一番古い セイント・ピーターズ教会がある。8世紀からこの地に建てられた英国国教。

英国国教(Church of England)の内部はステンドグラスのほかは特に派手な色彩もなく、デコレーションはシンプル。

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ホリディー ドンカスター(Doncaster)

2022-02-18 00:48:51 | 日記21

2月14日からの1週間は学校のハーフターム(休暇)で娘夫婦は南ヨークシャーのドンカスターに4泊5日のホリデーに行くことにした。

 

このところロンドンは天気が良く、日中は14-15度にもなる日が続いていて前庭の野生のクロッカスがきれいに咲きだした。このクロッカスは種で増えるのが初めて分かった。と言うのは庭の石畳の間から数本花が咲きだしていて、球根など植えても居ないし、掘り起こせない。裏庭のラッパ水仙も咲きだした。

これで雨になるとは夢にも思わず、レインコートも傘もすっかり忘れて、パトリック運転の電気自動車で出発した。片道4時間半、お昼ごろに出発したから借りたお家に着いたのが夕方だった。

 

 

古い石積の塀に囲まれた真新しいお家には、パトリックの会社のブランチで働いて居る女性とそのご主人の住む母屋があり、

私達が借りたお家もまだ新しい。

 

玄関へ入ったとたんにドキモを抜かれる巨大なスヌーカーテーブル。よくパブなどで見るスヌーカーテーブルは小さくて、こんなフルサイズのテーブルは初めて見た。

 

 

どこもかしこもウルトラモダンでいたく感激、友達にスカイプで家の内部を見せてあげて、ほんとに上には上があるものだねーと驚きあった。

 

 

2階の2つのベッドルームにはテレビが壁に設置され、トイレ、洗面所、シャワー、バスが一室づつついている。これまたすごいモダンで暖房が効いて暑くて、寝る前にはラジエーターを止めて、窓を開けて風を入れなきゃ暑くて眠れない。

階下のリビングとキッチンにはラジエーターが見当たらないが、ここも暑くてセーターなど着ておれなかった。床暖房らしい。

私達代わりばんこに玉突きをしてみたけれど、へたな者同士ゲームは一向に進まなくて、飽き飽きした。

 

 

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