Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

冬休み中のポルトガルへ 2日目夜

2025-01-02 00:54:51 | タヴィラ旅行記

Mr Sと夜のクリスマスデコレーションを見に行き、夕食をタヴィラ一美味しいステーキの店でと8時に予約した。

ローマ橋もきれいにイルミネーションが飾られ、水面に輝く電飾がとってもきれい。

街の広場のクリスマスツリーは今年はどこの街と交換したものか?

街のメインストリート2箇所だけは素敵なクリスマスデコレーションが輝いている。 

タヴィラから車でカバナスの街のデコレーションを見に行った。

この教会は一昨年4月、夕涼みに出たときに、この教会でポルトガル人の合唱団が3組歌っていた。その中に一組の男女の合唱団が日本語で赤い花・白い花と歌っていて、涙が出るほどうれしかった。今でもその時に写真とヴィデオを送ってくれたポルトガルの若い女性とはメール交換している。

カバナスの海辺の街はほとんど飾りもなく大きな青い星だけが輝いていた。

8時近く予約してあったビショップスクエアのレストランに入りとっても美味しいビーフステーキを食べた。このあたりは昔からよく行ってたところだが、こんな美味しいビーフステーキが有ったことを知らなかった。ポールが生きていたらどんなに喜んだことだろうと思った。

食後フラットへ帰るのに、車では街の外側の道を通って遠回り、消防署の、前には高い木から鳩が下がるデコレーション。

そして消防車を外に出して、中には池と電車のはしるジオラマが出来上がっていた。ローマの兵士の近くをおもちゃの電車が走り、水車や洗濯女が動き、時代考証がめちゃめちゃ。

パンを焼く人

キリスト生誕の場面。

いつも車で走っているMr Sはこんなディスプレイがあることをしらなかった。 

やっぱりこんな小さな町は歩かなければ何をミスるかわからない。

 

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冬休み中のポルトガル Day 2

2025-01-01 15:02:57 | タヴィラ旅行記

タヴィラは1年の内300日は晴天といわれる。 2日目の日曜日、もちろんこの日も素晴らしい青空、私は歩いて1昨年泊まったカバナスのキャンプ場へ友達に会いに行った。

タヴィラとカバナス間は広大な塩田が広がっている。昨年収穫した塩が山のように塩田の縁に積み上げられている。初めて見た時は雨が降ったら溶けてしまうだろうにと思ったが、これが蹴っても棒でつついてもまるで石のように固くて崩れない。

この塩の山はタヴィラとカバナス間の歩道脇にあり、時々巨大なトラックが来て塩を積み上げて運んでいく。今までこれは塩の精製場へ持っていくものだとばかり思っていたのに、Mr S によれば冬の道路が凍ったときに撒く塩だそうで、多分ヨーロッパ北部へ送られるものらしい。英国でも道路だけならず、駅のプラットフォームや階段には必ず塩が撒かれている。

未だ12月なのにオリーヴ畑に一面のバミューダ・バタカップス(オキザリス)この南ポルトガルには冬はなくて一足飛びに春のよう。

この同じ場所が3-5月には春菊の花で真っ白になる。 

別に約束してカバナスのキャンプ場へ行く予定ではないから、途中から塩田の中を歩いてフラミンゴやヘラガモがいないかと見て歩いたが、かもめだけだった。

それにしてもこの塩水が夏には蒸発して塩ができるなんて、一体この土地は気温が何度になるのだろう。

バミューダ・バタカップス(オキザリス)の花、好日性で朝から花開いているが午後早めに閉じてしまう。

私が日本橋と名付けたこの橋は2018-9年ごろ倒れてしまったが、2020年1月には新しく架けられ、自転車と歩行者のみの便利な橋になっている。ここがないと交通量の激しい国道を歩かなければならない。

冬の英国ではあまり花が咲いているのを見ることはないが、このブーゲンビリヤなど一年中咲いている。

カバナスのキャンプ場の受付では私を覚えていてくれたレセプショニストが大喜び、中にはいって友達に会ってきなさいと言ってくれ、広大なキャンプ場を一回り、残念なことに友達ひとりにも会わなかった。(後ほどのメールでクリスマスからお正月は英国へ帰っているとのこと) キャンプ場が以前よりも拡張されて、ますます大きくなっていた。

一昨年4月に2週間泊まったこのシャレーは今の時期、予約不可能。毎年来ている人たちが春に帰国するときに翌年も予約してしまうからで、この日も全部埋まっていた。

友達にも会えず、サイトの玄関近くのレストランはお昼時期とて満杯、諦めて今度はまっすぐタヴィラまで歩いて5Kmを1時間で帰ってきた。Mr S がカバナスへ3時半に迎えに来てくれる約束だったが、2時半近くのショッピングセンターから連絡し夕方クリスマスライトを見に行く約束をしてフラットに帰ることにした。

真っ青な空と純白の建物、それに南国の木々、タヴィラは私の第2の故郷。

ローマ橋と呼ばれるこの橋、ローマ人が作ったこの街で、ローマ時代から何度も架け替えられたらしいが、原型そのままの橋。

タヴィラには10数件ある教会の一つだけれどこんなにタイルでデコレーションされているところはここだけ。

毎年このベランダで咲いているランの花、戸外で花が咲くのはここだけ。

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冬休み中のポルトガル Day 1

2024-12-30 23:28:27 | タヴィラ旅行記

12月19日で英国の学校はクリスマス休暇に入った。20日には私一人ポルトガルのタヴィラへ。 何しろ2010年からポルトガルへは毎年冬の6ヶ月をキャンプ場で過ごしていたから、私にとっては第二の故郷のよう。

タヴィラの歯医者にも毎年行って、必ず歯の1本は詰め物をしてもらっていた。今年は春先にポルトガルへいかなかったため1年半以上の開きがあり詰め物2本の予定。

タヴィラにいる日本人の友達2人に連絡し、1ヶ月前にメールで今回私が泊まるところのスチュディオ・フラットの真下にある歯医者に予約を入れて欲しいとお願いした。ところが出発前日まで確認しなかった私も悪いが、スカイプで呼んだK子さんの様子がおかしい。彼女長い間日本人と話す機会がなかったせいか、日本語がおかしい。そしてアルツハイマーの兆候が現れていて、彼女のご主人は Mr S に頼みなさいという。

すぐにS さんに連絡を取って、いつも行っていた歯医者に予約を入れてもらった。英国ならこの忙しいクリスマス時期、多分2ヶ月位先の話になるだろう。

飛行場も今までロンドンの南のヒースローかガトゥイックだったが、今回初めてロンドンの北のスタンステッド空港、ロンドンのリヴァプール駅から電車で1時間15分、なんの問題もなくスムーズに行きポルトガルのファーロー空港には夕方8時過ぎに着いた。

ありがたいのは車を持っているS さんがいつも送り迎えをしてくれる。

この高層住宅の5階のフラットはカップルで生活するのにはちょうどよい広さで、

きれいで大変住みやすい。ダブルベッドの横の窓にはシャッターとブラインドが会ってボタン一つでシャッターが上がると真っ青な空と金色の朝日が入ってくる。

さて着いた翌日は土曜日、第3週目の土曜日にはタヴィラの広場で1月1回の大きなマーケットが開かれる。

魚市場の前の通りはこんなにかわいいポインセチアが飾られていた。

 

ここでモンコイカ1匹と小アジ1kgを買って今晩の夕食に。

はちみつと海塩がこの地方の特産、塩1kgが1ユーロのを買った。

今まで1月が最盛期のオレンジがマーケットの野菜売り場にたくさん出回っている。

魚市場の外では古物市

古物市は見て歩くだけでも楽しい。でも飛行機だと重量制限があるから何も買えない。

それで川向うの大広場で開催中の青空マーケットへ行った。この日は本当に青空で、気温も日陰で15度日向では20度を超え快適。

 

未だ12月だというのに立派なトマトの苗が売りに出ている。豆やキャベツの苗もいっぱい出ていて、本当にキャンパーだったら買って帰るのにと思ってしまう。

Sさんのフラットが近くでしばらくお邪魔して、帰ってきた。買ってきた小アジを3枚におろしてスパイスを入れた酢を煮え立たせ、小アジにかけたので、美味しい魚のピクルスが出来上がった。以前は魚と野菜のナイフを持ってきたのに今回は忘れて、アジを開くのが大変時間がかかった。でも美味しいものを食べるのには時間は問題ない。

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