Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

冬休み中のポルトガル Day 1

2024-12-30 23:28:27 | タヴィラ旅行記

12月19日で英国の学校はクリスマス休暇に入った。20日には私一人ポルトガルのタヴィラへ。 何しろ2010年からポルトガルへは毎年冬の6ヶ月をキャンプ場で過ごしていたから、私にとっては第二の故郷のよう。

タヴィラの歯医者にも毎年行って、必ず歯の1本は詰め物をしてもらっていた。今年は春先にポルトガルへいかなかったため1年半以上の開きがあり詰め物2本の予定。

タヴィラにいる日本人の友達2人に連絡し、1ヶ月前にメールで今回私が泊まるところのスチュディオ・フラットの真下にある歯医者に予約を入れて欲しいとお願いした。ところが出発前日まで確認しなかった私も悪いが、スカイプで呼んだK子さんの様子がおかしい。彼女長い間日本人と話す機会がなかったせいか、日本語がおかしい。そしてアルツハイマーの兆候が現れていて、彼女のご主人は Mr S に頼みなさいという。

すぐにS さんに連絡を取って、いつも行っていた歯医者に予約を入れてもらった。英国ならこの忙しいクリスマス時期、多分2ヶ月位先の話になるだろう。

飛行場も今までロンドンの南のヒースローかガトゥイックだったが、今回初めてロンドンの北のスタンステッド空港、ロンドンのリヴァプール駅から電車で1時間15分、なんの問題もなくスムーズに行きポルトガルのファーロー空港には夕方8時過ぎに着いた。

ありがたいのは車を持っているS さんがいつも送り迎えをしてくれる。

この高層住宅の5階のフラットはカップルで生活するのにはちょうどよい広さで、

きれいで大変住みやすい。ダブルベッドの横の窓にはシャッターとブラインドが会ってボタン一つでシャッターが上がると真っ青な空と金色の朝日が入ってくる。

さて着いた翌日は土曜日、第3週目の土曜日にはタヴィラの広場で1月1回の大きなマーケットが開かれる。

魚市場の前の通りはこんなにかわいいポインセチアが飾られていた。

 

ここでモンコイカ1匹と小アジ1kgを買って今晩の夕食に。

はちみつと海塩がこの地方の特産、塩1kgが1ユーロのを買った。

今まで1月が最盛期のオレンジがマーケットの野菜売り場にたくさん出回っている。

魚市場の外では古物市

古物市は見て歩くだけでも楽しい。でも飛行機だと重量制限があるから何も買えない。

それで川向うの大広場で開催中の青空マーケットへ行った。この日は本当に青空で、気温も日陰で15度日向では20度を超え快適。

 

未だ12月だというのに立派なトマトの苗が売りに出ている。豆やキャベツの苗もいっぱい出ていて、本当にキャンパーだったら買って帰るのにと思ってしまう。

Sさんのフラットが近くでしばらくお邪魔して、帰ってきた。買ってきた小アジを3枚におろしてスパイスを入れた酢を煮え立たせ、小アジにかけたので、美味しい魚のピクルスが出来上がった。以前は魚と野菜のナイフを持ってきたのに今回は忘れて、アジを開くのが大変時間がかかった。でも美味しいものを食べるのには時間は問題ない。

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あと2箇所のポストボックス・アート

2024-12-30 23:01:43 | 独り言

クリスマス前にこのブログに載せることができなかったので、お正月前に急いで載せることにした。

このモチーフは英国のクリスマスになくてはならぬクリスマス・プディング。干しブドウやあらゆる乾燥果物を小麦粉や黒砂糖、ブラックトリークル(黒飴状)小麦粉で固めて長時間蒸したもので、クリスマスの半年前から作って保存しておくもの。

とっても甘いプディングで、日本人の口には合わないかもしれない。もう50年以上もこの国に住んでいる私はこれが大好きで、必ず1個はスーパーで買って空腹時に少しづつ食べている。

このポストは娘の家から一番近い駅前にあり、あまりそこへ行く機会がなかったのでここにもある!!!と驚いた。

 

このポストの上のクリスマスのデコレーションは、キリストの生誕と3人のキングがお祝いに駆けつけるところを表しているもの。

たまたまバスに乗っていて、見つけたもので翌日またそこまで行って写真を撮ってきた。誰が作っているものやら知らないけれど、皆さんよく編み込めるといつも感心している。

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日本語の本

2024-12-15 06:02:06 | 独り言

これまで3回もショッピングトローリーを引いて、ロンドン北の友達の家に行って、重い本をもらってきた。片道1時間半かかって、トローリーには20KG を超える本をもらってきた。

彼女は日本語の本は読まないが、日本人の女性の友達が多く北に住んでいて、もう何人の人たちが帰国していっただろう。その度に日本語の本は捨てられないと彼女のお家で引き取ることになって、私にお声がかかる。

今年春に初めてセント・ジョンズ・ウッドの図書館に日本語の本がたくさんあると聞き、電車と地下鉄を乗り継いで片道1時間かけて行っている。

2月から4月ごろまで毎回14,5冊借りてきては読みふけった。借りた本は早く返さないといけないと強迫観念で、焦って読み返却するとまた借りてしまう。

この友達からの本は読み終わって溜まったものをまとめて図書館へ持っていけば良いから、気持ちも楽。それでも友達の本がどれも読みたいものでもなく今日も10kgほどリュックに担いで持っていった。図書館では先週は日本人女性が働いていたが、今日は英国人中年女性。 ”たくさんの本を持ってきたから、売るなりキープするなりお好きにしてください。” と言ったらとっても喜んで ”貴女は強い人だね。”

昨日も友達のお家から20Kg の本をトローリーに積んでバスと地下鉄、電車と乗り継いで帰ってきた。地下鉄の駅には階段があり引っ張り上げるのが大変。若いインド系の男性が ”ちょっと ” というなりハンドルを持ってさっさと階段を上がってしまい、あの強力にはたまげてしまった。どんなに感謝したことか。

我が家のある駅についた時は4時過ぎ、あたりは暗くなって下車客も多く、トローリーを引いて改札を出た途端、後ろにいた若い男性がトローリーにつまずいて、私に倒れかかり手に持っていたコーヒーを全部私にぶちまけた。私の右半身の服からズボンや下着までコーヒーがかかりトロリーもモダンアートのような有り様。 帰宅するなり全部脱いでコーヒーのシミが残らないよう洗濯した。

最近は地下鉄が混んでいる。私が乗ると必ず誰か立ち上がって席を譲ってくれる。やっぱり相当のおばあちゃんに見えるのだろう。トローリーも重いのを階段を引っ張り上げて登ると、若い女性なども下の方を持って上がってくれるから本当にこの国の若い人たちは親切だ。

さてもらってきた本の中で最近特に感銘した2冊を御紹介したい。どれも古い本だから古本屋さんでもないかもしれない。

1990年発行 大庭みな子著 津田梅子 明治中期7歳でアメリカにわたり11年間アメリカの教育を受けて帰国後、日本女性のために教育に一生を捧げた津田塾大学の創始者のものがたり。日本語もおぼつかない小さな女の子が、両親のもとを離れ外国で11年も住んだことだけでも信じられない。

1979年発行 工藤久代著 ワルシャワ貧乏物語 (ある外国暮らし)この女性はワルシャワ大学の日本語講師として招かれたご主人といっしょにポーランド・ワルシャワで1967-1974年の7年間生活された記録です。当時ポーランドは社会主義国で、あらゆるところが私の英国初期とダブりそれでもよく頑張った人だと感銘しました。私も英国に来たのが1972年で社会主義国家でなかった英国でも日本食品は高く手に入りませんでした。

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今年8月のヘイドリアン・ウオール踏破のブログを編集して、画面左側のカテゴリーの中に ヘイドリアンウオール踏破2024 のタイトルで載せました。

 

 

 

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クリスマス前の静けさ

2024-12-12 05:37:28 | 日記

12月1日、いつものポストボックス・アートギャラリーの赤いケシの花と兵士帽のヘルメットが取り払われて、もうこれで終わりなのかと思っていた。昨年クリスマスに飾ったデコレーションは1週間以内に盗まれてしまったという。

だから昨年12月のアートは一体どうだったのかは知らない。

12月9日の月曜日、ジムの帰りに見つけたのが・・・・・

 

 

 

メッセージは Merry Christmas to Everybody  と編み込みしてある。これだけでも大変な手間だろうに、毎月良くもこんなに楽しませてくれてと、お礼が言いたい。

今年もクリスマスカードが届き始めた。ポールが亡くなって以来ほとんどのカードは廃止してEメールで済ませている。

通りのあちこちで派手にデコレーションをしているお家を見かける。

これはジュードの学校の帰り、今では4時でも真っ暗だから、通りのクリスマスデコレーションがよく目に入る。この写真は2階バスの中から撮っているからぼやけていて残念。

これは我が家に近いバス停の近くの家。真っ暗な中にこうして色とりどりの光が輝いているとクリスマス嫌いの私でも嬉しくなる。

我が家の斜め向かいのインド人家族のデコレーション。彼らがクリスチャンなのかは知らないが一晩中この派手な電飾が瞬いていて、電気代が勿体ないなーと思っているケチな私。

この冬で52年目のクリスマスを迎えるのだけれど、20日からポルトガルへ行くことにして、飛行機もホテルも予約してしまった。娘の家族にはパトリックのご両親がアイルランドからやってくるし、ユクライナのおばあちゃんと孫のマックス、それにおばあちゃんの娘のアンナと2人の子供たちもクリスマスディナーにはやってくるから、私がいなくても心配ない。

 

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