レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

金星人地球を征服

2025年02月17日 20時54分05秒 | 特撮

「金星人地球を征服」
原題:It Conquered the World
1956年 アメリカ 71分
■監督:
 ロジャー・コーマン
■出演:
 ピーター・グレイヴス
 リー・ヴァン・クリーフ
 ビヴァリー・ガーランド

●あらすじ
トム・アンダーソン博士(リー・ヴァン・クリーフ)は、特殊な無線装置を開発し、
ゾンターと名乗る金星人との交信に成功した。
博士は彼らの優れた技術で平和を実現するため、金星人を呼び寄せてしまう。
だが、金星人はコウモリに似たマインドコントロール装置によって人類を洗脳し、
征服することを企んでいたのだ。
博士の友人のネルソン博士(ピーター・グレイブス)はそのことに気付くが、
彼の妻ジョーンは既に金星人に洗脳されていた。
ネルソン博士は妻をやむなく射殺すると、アンダーソン博士と共に金星人が潜む洞窟に突入する。
(Wikipediaより)

★感想など
”金星ガニ”で有名な本作。いつかは観てみたいと思っていたんだよねえ。
そうしたら色々とビックリ。
まず監督自身がロジャー・コーマン。
さらに主要な役でリー・ヴァン・クリーフまで!
レレレ的には超豪華な布陣によって作られている作品。
肝心の金星ガニ自体も登場シーンは少ないが、出てきた時のインパクトには物凄いものがあり
特撮ファンを自認している方には、是非観ることをオススメする!
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危うし!タイガー

2025年02月17日 20時53分40秒 | 功夫/空手/武侠片

「危うし!タイガー」
原題:硬漢/TOUGH GUY
1972年 台湾 91分
■監督:
 江洪(チャン・フン)
■出演:
 陳星(チェン・シン)
 于洋(ユー・ヤン)
 張力(チャン・リー)
 山怪(サン・カイ)
 馮克安(フォン・ハックオン)
 火星(マース)

●あらすじ
いままでにもチェンシン(陳星)というゴツいタフガイが何度か出てきたであろう。
年はとっているが、空手4段というスゴ腕で、
7年間もショウ・ブラザーズでアクション映画ばかりに出たあと、スターになった。
”鋼鉄”というアダ名がある。
この映画では007みたいな秘密情報部員を演じ、頭がい骨割り、虎口わざ、
大跳躍げり、天山越えなどのスーパーテクニックをみせる。
事故で左足をケガしたが、みごとに再起した。
(ドラゴン大全科より)

★感想など
最近、陳星(チェン・シン)の事が気になっているので、一本観てみた。
陳星が気になったキッカケは、倉田さんのインタビューで語られるエピソードが面白いからだ。
当初は下っ端の役ばかりで、倉田さんにいつも愚痴っていたらしい。
愚痴の内容も「俺には妻子がいるのにこの稼ぎじゃあ」とか「飯を食わしてくれよ」とか
とにかくいつもかねが無かったらしい。
だがそんな陳星も「蕩寇灘」という主演映画が大ヒットしたら人柄が変わってしまったらしい。
それでもケチは相変わらずだったらしいが。
そんな陳星の異名は、”香港のチャールズ・ブロンソン”
でも本作の冒頭では、瘦せた顔にさらさらの長髪が、イメージと違っていて違和感が凄かった(笑)
映画の内容の方は恐ろしく単純な話で、長さ的にショートショートの小説でも、
捻りくらいは入っているぞと突っ込みたくなる程の、一本道ストーリーだった。
さらに当時の台湾映画ぽく、とりあえず功夫シーンは沢山入れておけの精神で、とにかく戦うシーンは多い。
だが「ドラゴン大全科」の日野先生の解説にある、
頭がい骨割り、虎口わざ、大跳躍げり、天山越えなどのスーパーテクニックが
一体どの技を指していたのかは、さっぱり不明だったけどね(笑)
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