レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

デトロイト・メタル・シティ

2009年03月22日 22時11分21秒 | コメディ

「デトロイト・メタル・シティ」
2008年 日本 104分
■監督:
  李闘士男
■出演:
 松山ケンイチ
 加藤ローサ
 秋山竜次
 大倉孝二
 宮崎美子
 松雪泰子
 ジーン・シモンズ[KISS]

●あらすじ
純朴な青年、根岸崇一は、ポップミュージシャンを目指して大分県から上京する。
だがひょんなことから人気悪魔系デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ”のギター&ボーカルとして活動することになる。
彼らのデビューシングルは大ヒットを記録し、崇一は自分の意思とは関係なくカリスマ悪魔歌手に祭り上げられていく。

★感想など
原作は最高に面白いコメディ漫画。
その世界観を壊す事なく、忠実に実写化した映画。
漫画原作でここまで満足させてくれた実写版はそうそうない。
それくらい完成度が高く、面白い傑作。
まず主演の松山ケンイチは、まさに天才と言える俳優。
見事に二役を演じ、見た目はクラウザーなのに中身が根岸な演技など最高!
まさにリアル・北島マヤ!
社長役の松雪泰子も、パンツを何度も見せるなどノリノリの演技。
きっと演じていて楽しかったんだろうと思わせる。
熱狂的な信者である大倉孝二も、独特の雰囲気を見せた宮崎美子のお母さんも最高。
だが、ヒロイン役の加藤ローサは頂けなかった。
なんかこいつだけ雰囲気が違う感じ。
あわない感じだが、まあそれもどうでもいいだろう。
とにかく原作ファンは全員納得な出来だろう。
ただ、30分くらいでもういいかなと思えてしまう所もあるけどね(笑)
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クライ・ウルフ 殺人ゲーム

2009年03月22日 13時47分09秒 | ホラー

「クライ・ウルフ 殺人ゲーム」
原題:CRY_WOLF
2005年 米 92分
■監督:
 ジェフ・ワドロウ
■出演:
 ジュリアン・モリス
 リンディ・ブース
 ジョン・ボン・ジョヴィ

●あらすじ
素行不良のためイギリスからアメリカの全寮制高校に転校してきたオーウェン。
そこで彼は、相手の嘘を見抜くゲーム“ライング・ゲーム”という遊びに熱中している生徒たちのグループと知り合い、そのゲームで驚異的な強さを発揮する。
やがて彼らは、さらに刺激を求めて新しい悪戯を考えつく。
それは、以前に実際に起きた犯人不明の女子生徒殺害事件をヒントに、連続殺人鬼=ウルフという架空のキャラクターを創作し、
ウルフが彼らを殺害する内容をつづった嘘のメールを全校生徒に送りつけるというものだった。
噂はあっという間に話題となり得意満面のオーウェンたちだったが、ある日、彼のもとにウルフからの脅迫メールが届く…。

★感想など
本作は日本ではCSでしか放送していないレア作品。
だからと言って面白い訳では無い。
そういった意味では、日本でDVDが出ていないのも納得な出来。
ホラーと言うよりは、ミステリーな内容だろうが全然駄目。
ただ思わせぶりなシーンを連発するだけで、伏線になっている訳でもない。
オチも相当ヒドイもんだと思うが、それすらも途中で解ってしまうのは、ミステリーとしては駄目な所。
だがこの作品がやりたかったのって、「SAW ソウ」なんだろうなあと思う。
ラストの種明かしシーンで、「ソウ」のぱくりな音楽を使う辺り、見ていて恥ずかしくなる。
大ヒット映画の後には、それをぱくった二流・三流映画が沢山出来るのは歴史が証明しているが
本作も出来の悪い「ソウ」のぱくりでしか無いだろう。
しかし、昔はこう言ったストーリーの作品って一杯あったけど、昔は必ずジェイソンみたいな殺人鬼が登場し
クライマックスで大暴れな展開だったが。
時代は変わったねえ。
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