「あしたのジョー」
1970年 日本 84分
■監督:
長谷部安春
■出演:
石橋正次
辰巳柳太郎
亀石征一郎
小松政夫
中山昭二
高樹蓉子
●あらすじ
吹きだまりのドヤ街に、ケンカがめっぽう強い矢吹丈がふらりとやってきた。
ジョーの類い希なるボクシングセンスを見抜いたボクシングジムのオーナー・丹下段平は、
ジョーを一流ボクサーに育てようと全精力を注ぎ込むも、ジョーは窃盗容疑で鑑別所送りになってしまう。
だがそこで、やがては死闘を演じることになる、宿命のライバル・力石徹との出会いがジョーを待っていた・・・。
(ファミリー劇場より)
★感想など
中々楽しく鑑賞しましたよ。
ジョー役の石橋正次が以外に良かった。
初期ジョーの少年ぽさと言うか、明るさが良く出てた感じ。
ストーリーの方は完全に初期の話だが、時代背景が原作にマッチしていて違和感がない。
その辺はとても良かったところだが、リメイク版ではどうしてるんだろうか?
最初から力石戦まで駆け足で描く脚本は、原作を知らないと理解不足な点が多々あるが
映画化当時は誰もが原作を読んでただろうから、逆にこれくらいでも良かったのかもね。
まあ良くあるトンデモ実写化って感じではなかった感想かな。
割と評価が高いリメイク版もその内観てみよう。