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「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」
原題:IT: CHAPTER TWO
2019年 米 169分
■監督:
アンディ・ムスキエティ
■出演:
ジェームズ・マカヴォイ
ジェシカ・チャステイン
ビル・ヘイダー
イザイア・ムスタファ
ジェイ・ライアン
ジェームズ・ランソン
アンディ・ビーン
ビル・スカルスガルド
ジェイデン・マーテル
ワイアット・オレフ
ジャック・ディラン・グレイザー
フィン・ウォルフハード
ソフィア・リリス
チョーズン・ジェイコブズ
ジェレミー・レイ・テイラー
●あらすじ
スティーヴン・キングの傑作小説をアンディ・ムスキエティ監督が映画化した「IT/イット」シリーズ完結編。
ルーザーズ・クラブがペニーワイズを撃退してから27年後。
再び連続児童失踪事件が発生し、ルーザーズの面々は町に戻ることを決意する。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
いや、これは傑作だった!
上映時間が長いので正直観るのを躊躇していたのだが、思い切って観てみたら大正解!
長いけど無駄なシーンがほとんど無く、最後まで一気に観ることができる。
90年のTV版と違って大人編でも子供時代のシーンも織り交ぜる構成は抜群に良かった。
ペニーワイズの描写もCGを使う今なのと、TVではなく映画なのも合わせて
色々なものに変身するのはリメイク版の強みだね。
製作がニュー・ライン・シネマなのもあって、本作のペニーワイズは「エルム街の悪夢」のフレディぽかった。
と言っても一般的なイメージのフレディではなく、「エルム街」のスタッフが「リアル・ナイトメア」の時に語っていた
”一作目の時のようなひたすら邪悪で怖いイメージ”な感じ。
実際この映画版、結構怖いと思う。
少なくとも子供には見せられないな。
なのにラストは「スタンド・バイ・ミー」風に爽やかに終わるのも非常に良かった!
大満足でした!
子供時代を描く前編はTV版。大人になってからの後編は映画版の方が面白かったね。
でもこれを機に、久々にTV版も観直してみようかな。