「DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン」
1983年 日本 28分
■総監督:
庵野秀明
■出演:
武田康廣
林収一
庵野秀明
●あらすじ
外宇宙から隕石の落下により、平和だった地方都市、ヒラツネ市が一瞬にして消滅した。
調査に向かったMATは、隕石とともに飛来した宇宙最強の怪獣バグジュエルと遭遇。
激しい戦闘の中、イブキ隊員のMATアローは墜落炎上する。
通常兵器が通用しないバグジュエルに対し、地球防衛軍上層部は熱核兵器による攻撃を決定した。
イブキの生存を信じるハヤカワ(実はウルトラマン)は核攻撃に反対するが受け入れられない。
翌朝、隊長自らが操縦する核弾頭装備のMATアローが発進。
そして、ハヤカワ隊員はウルトラマンへの変身を決意する…。
(Amazon Prime Videoより)
★感想など
まさかこの作品が観られるとはね。
昔何かの書籍で本作のことを知ったと思う。
確か庵野秀明が学生時代に作った自主制作映画とかじゃなかったかな。
そういった生い立ちの作品の為、商業ベースで鑑賞するのは難しいと思っていたが
Amazon Prime Videoで「シン・ウルトラマン」のバーターで鑑賞できるようになるとは、良い時代になったものだ。
さてそこまで興味があった訳ではないが、この機を逃すといつ観れるか知れたものではないと思うと
観る事が出来るうちに観ておいた方が良いだろうと思い早速観てみることにした。
学生の自主制作映画と聞いていたから大したモンは想像してなかったんだが、
これは凄い特撮技術だね!
ミニチュアの街並み、街が破壊される特撮、怪獣の造形やMAT内部及びMATの制服など、
とても学生の自主制作映画とは思えない、高いレベル!
音楽も勝手に本家「帰ってきたウルトラマン」から流用したり、「スターウォーズ」ばりのコンピューター映像が出てきたりと
これはTV版「帰ってきたウルトラマン」の一話に混ざっていてもおかしくないクオリティでビックリした。
ただ役者の方は流石に素人だからか、観ていて辛い演技の人とか居た。
隊長役の演技はちょっと観てて辛かったなあ。
あとMAT隊員で唯一の女の子。彼女が凄い80年代前半の女の子っぽかったのが懐かしかった。
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