「世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す」
原題:EARTH VS. THE FLYING SAUCERS
1956年 アメリカ 83分
■監督:
フレッド・F・シアーズ
■出演:
ヒュー・マーロウ
ジョーン・テイラー
ドナルド・カーティス
●あらすじ
宇宙からの侵略者によって、人工衛星を搭載したロケットが撃墜された。
科学者マーヴィン博士と妻のキャロルの前に現れたエイリアンは、地球の無条件降伏を要求するが……。
レイ・ハリーハウゼンの特撮が見どころのSF映画。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
まだ観てなかった、レイ・ハリーハウゼンの特撮映画の1本。
本作でのダイナメーションは珍しく生物ではなく、空飛ぶ円盤と破壊される建物と珍しい。
ストーリーの方は簡単の極みで、地球を攻撃する宇宙人と人間が戦うだけである。
こういったストーリーの映画は山ほどあるが、本作では地球側が宇宙人にどうやって勝ったのかが、イマイチ分かり辛かった。
この手の映画は、圧倒的な科学力を持つ宇宙人に、人類がどうやって勝つかがアイデアの見せどころなんですけどね。
それと余談なのだが、本作が公開された同じ年に、日本の新東宝でも同様の映画が作られている。
タイトルは「空飛ぶ円盤恐怖の襲撃」と言う、完全に本作を意識している。
ストーリーの方も完全に本作を意識しまくりらしいが、おいそれと鑑賞する事はできない幻の作品である。
だが近年フィルムが見付かり、DVD化する機運が高まったが未だ実現せず。
「空飛ぶ円盤恐怖の襲撃」をDVD化して欲しいぞ!
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