レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

日本の仁義

2012年06月13日 01時08分52秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「日本の仁義」
1977年 日本 107分
■監督:
 中島貞夫
■出演:
 菅原文太
 鶴田浩二
 岡田茉莉子
 千葉真一
 フランキー堺
 藤田進
 成田三樹夫
 山本麟一
 野口貴史
 地井武男
 川谷拓三
 矢吹二朗
 南田洋子
 池波志乃
 キャシー中島
 野坂昭如
 小松方正

●あらすじ
『やくざ戦争 日本の首領』に続いて製作された大作シリーズ《「日本」三部作》の一つで、実録やくざ映画の大作。
新聞記者がスッパ抜いた政財界のスキャンダルが、後に日本全土を震撼させる凄絶なやくざ戦争へと発展していくさまを、
多彩な人間模様を織りまぜながら描く。
仁義を通すべく人殺しの道を突っ走る菅原文太の狂おしさが、沈着な鶴田浩二との対比でくっきりと浮かび上がる。
(東映チャンネルより)

★感想など
またもや菅原文太が、大友勝利的キャラクターを演じていて楽しい。
しかもナンバー2の部下に、元祖大友の千葉真一を配しているという頼もしさ!
しかしあまりの暴れっぷりに、モデルとなった組を間違えているのではないかと言う程のヒドさ!
このキャラクターのまま「日本暴力列島 京阪神殺しの軍団」を作った方が良かったんじゃないの? ってくらい。
キャシー中島とかフランキー堺とか、いつもの面子とは違う人たちが出てくるのも魅力の一つかも知れない。
ただ総じてそこまで面白いってわけではないのが残念。
と言うより、最初に「仁義」を観てしまった悲劇かもしれないなこれは。
なんせ最初に世界でも最高峰のシリーズを観た後に、その残照を負い掛けて観ているから
どうしても似たような面影を探してしまう(比べてはいません。無駄だから)
まあ一つ言えるのは、鶴田浩二が出てくるとどうにも違和感を感じるなって所かな。
安藤昇には感じないんだけどな。

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