「古城の亡霊」
原題:THE TERROR
1963年 米 81分
■監督:
ロジャー・コーマン
■出演:
ボリス・カーロフ
ジャック・ニコルソン
●あらすじ
ナポレオン軍率いるフランス軍とはぐれたアンドレ・デュヴァリエ中尉は海岸をさまよっていたところ、ヘレーンという女性に出会った。
その後ヘレーンは忽然と姿を消し、彼女の美しさに魅せられたアンドレは彼女を追ってレップ男爵の古城へやってくる。
しかし、男爵は、ヘレーンはずいぶんと前に死んでいると言う。
果たしてアンドレが見たものは、夢か幻か…。
★感想など
スタッフ・キャストが超豪華な一品。
まず主演がジャック・ニコルソン!
全然わからんかった。
そして名優ボリス・カーロフ。
早く「フランケンシュタイン」(と「~の花嫁」)が観たいぞ。
そして製作補にコッポラまで!
凄いぞロジャー・コーマン!
だが話は平凡だ。
舞台となる古城はなかなか立派で見応えがあるが、他の映画で使ったセットの流用と言う辺りが
いかにもコーマンらしい。
さらに驚きなのが
本作がたった二日で撮影されたという点だ!
観ていて全然そんな風には見えんかったが、そういった上記全てのエピソードが実に好ましい所だ。