レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

アメリカを売った男

2009年09月18日 22時37分41秒 | サスペンス

「アメリカを売った男」
原題:BREACH
2007年 米 110分
■監督:
 ビリー・レイ
■出演:
 クリス・クーパー
 ライアン・フィリップ
 ローラ・リニー

●あらすじ
20年以上もアメリカの国家機密をソ連のKGBに売り渡していた実在のFBI捜査官のスパイ事件を映画化したポリティカル・サスペンス。
国も組織も巧妙に裏切り続けた犯人を逮捕するまでの2か月間を追う。

野心家の若きFBI訓練捜査官オニールは、ある日上司のバロウズに呼び出される。
彼はFBIのナンバーワン特別捜査官、ロバート・ハンセンとともに新設される“情報管理部”で仕事をするよう指令を受ける。
だが、実際の彼の任務はハンセンの行動を逐一上司に報告することだった。

★感想など
これまた思っていたよりもガッカリした作品だった。
もっとサスペンスフルな緊迫感に満ちた作品かと思えば、小生意気なムカツク小僧が主役の平凡な作品だった。
なんでアメリカ映画の若い奴ってのは、こうムカツク奴ばかりなのかねえ。
アメリカの若い奴って、みんなあんな感じなのかね?
序盤、ハンセンが語る業界用語には、ちょっとニヤっとしたけど。
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D-TOX

2009年09月17日 23時45分16秒 | サスペンス

「D-TOX」
原題:D-TOX
2002年 米 96分
■監督:
 ジム・ギレスピー
■出演:
 シルヴェスター・スタローン
 チャールズ・ダットン

●あらすじ
FBI捜査官のジェイク・マロイは、愛する恋人を連続警官殺しの犯人に惨殺されてしまう。
最愛の人を失った哀しみ、何よりも彼女を助けてあげられなかったことがマロイを苦しめた。
彼は自暴自棄になり、酒に溺れ、ついには自殺未遂をしてしまう。
心配した親友の勧めで、マロイは法執行官専用の治療センターに入院する。
そこは、建物を一歩出れば凍死してしまう極寒の地。
入院しているのは警官や保安官など一癖も二癖もある人間ばかり。
そんな中、何者かによって、院内の人々が一人、また一人と殺されていく。
一体誰が犯人か?
彼らは、互いに疑心暗鬼となる……。

★感想など
しばらくお蔵入りとなり、アメリカでも劇場公開されなかった作品らしい。
まあ解る気もする。
まず全体の構成がいびつだ。
前半30分くらいは「羊たちの沈黙」路線。
被害者の無残な殺され方と言い、スタローンの見事な演技と言い
この前半部分は最高に面白い!
だが舞台が表題のD-TOXに移った瞬間、激しくつまらなくなる!
中盤はなんだかだらだらしていて、犯人が暴れ始める辺りからはホラー映画のノリ。
ホラーなノリにスタローンは、全く当て嵌まっていなかった!
終わり方もなんだか微妙だし。
本作の後、スタローンは主役が廻ってこなくなり、脇役に甘んじる事になる。
そんな彼が起死回生を図って製作したのが「ロッキー・ザ・ファイナル」
人生ですなあ。
ちなみに、新旧アクション・スター勢揃いのスタローン最新作は、凄い楽しみですぞ!
そちらはどんな出来でもレレレで書きますよ!
なお、その新作にヴァンダムは出てません。。。
オファーはあったらしいですが、断ったらしいです。
何考えてるんだか。
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5フィンガーズ

2009年09月16日 22時34分24秒 | サスペンス

「5フィンガーズ」
原題:FIVE FINGERS
2006年 米 87分
■監督:
 ローレンス・マルキン
■出演:
 ローレンス・フィッシュバーン
 ライアン・フィリップ

●あらすじ
人道支援のためアフリカを訪れるもテロ集団に拉致されてしまったピアニストが、拷問に苦しめられる中で隠された真実が明らかになっていくさまを描く社会派サスペンス。
理想主義のオランダ人ピアニスト、マーティーン。
彼は、貧しい子供たちのために食料支援プログラムを設立する目的でモロッコに向かい、現地でイギリス人のガイドのギャヴァンと落ち合う。
ところがその直後、2人は何者かに誘拐されてしまう。
やがて彼らは目を覚ますと、どこかの密室に監禁され、アハマトという男が率いる誘拐犯グループに囲まれていた。
アハマトは、マーティーンがモロッコに来た本当の理由を問いただそうとしていたのだった。
厳しい拷問が始まり、指を1本ずつ切断されても一向に口を割らないマーティーン。
こうして両者の緊迫した心理戦が続き、マーティーンは5本目の指も失いかけるのだが

★感想など
内容がちょっと想定と違っていた。
ホラー映画なノリかと思っていたら、サスペンスな感じだった。
拷問系だとてっきり思ってたよ。
かと言って内容はそんなに面白いって訳ではなかった。
ラストの10分程度は結構ビックリするどんでんなんだが、いかんせんそこまでが面白くない。
でも指を切断するシーンはえぐかったけど。
バリエーション豊かだったのも良かった。
でもそれだけじゃね。
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エイリアン・レイダース

2009年09月16日 22時11分19秒 | SF/ファンタジー

「エイリアン・レイダース」
原題:ALIEN RAIDERS
2008年 米 85分
■監督:
 ベン・ロック
■出演:
 カルロス・バーナード
 マシュー・セント・パトリック

●あらすじ
食料品や雑貨が陳列された、ごく普通のスーパーマーケット。
その平穏な日常は武装集団の乱入により終わりを告げ、店内は血に染まる。
謎の集団の襲撃によって従業員と客たちの一部は殺され、残りは人質となってしまうのだった。
当初、無慈悲な強盗かテロリストの凶行と思われたこの事件の裏にはさらにとんでもない真実が隠されていた。
彼らは地球に侵入したエイリアンを始末するための“エイリアン・レイダース”で、今夜この店にエイリアンが潜入したというのだ…。

★感想など
Vシネらしいねこれ。
その割には結構お金掛かってた様に見えたけどね。
主人公たちは半分くらい、正義の味方と言うより、ほぼテロリストだったのが面白かった。
人質とかもバンバン射殺しちゃうし。
でも肝心のエイリアンがほとんど登場しない展開には幻滅。
最後の最後にちらっとだけ登場したかと思えば
「エイリアン」のフェイスハガーそっくりだし!
見事なまでのパクリっぷりだったけど、もうちょっとエイリアンを出せば良かったのに。
まあ典型的なB級且つ、そんなに面白くもないので、喜んでみる価値はないよ。
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忍者

2009年09月15日 23時00分00秒 | アクション

「忍者」
原題:終極忍者 LETHAL NINJA
2004年 日本/香港/中国 95分
■監督:
 邱禮濤(ハーマン・ヤウ)
■出演:
 黄[又土]依(ホアン・シェンイー)
 魔裟斗
 白田久子
 高雄(エディ・コー)

●あらすじ
人類をコントロールできるワクチンが封じ込められた箱をめぐって、忍者一族が激突する日中香合作アクション。
俳優としても活躍するK-1ファイターの魔裟斗が世界征服を企む一味の片腕を演じ、アンチヒーローとして本格的なアクションを披露する。
監督と脚本は『八仙飯店之人肉饅頭』のハーマン・ヤウ。

どんなウィルスにも抵抗できる究極のワクチンを、15年間もかけて発明した菊池博士が、虎大介率いる甲賀忍者衆に殺害されてしまう。
博士の暗殺命令を下したのは、全人類をコントロールする野望を持つブライアンだったが、
箱に封じ込められたワクチンの開け方は、博士本人しか知らなかった。

★感想など
真面目だねえ。そんな感じ。
日本と合作なせいか、子供の頃読んだ
『忍者大百科』に出てた忍者を忠実に実写化したみたいな感じだった!
そしてそんな世界観に、非常に似合わない男・魔裟斗。
彼は悪役としてもそんなに魅力がる訳でもないし、かと言って主役を張るタイプでもない。
魔裟斗を使うのって難しいなあと痛感した作品だったね。
「軍鶏」の時はそこまで感じなかったんだがなあ。
魔裟斗には香港映画特有な『濃い』世界観は似合わないのかもね。
ケイン・コスギが善役で、魔裟斗がクールな悪役の邦画アクションとかがイイかも。
まあ総括すると、忍者物としては真面目過ぎな作りがあうかどうかだろう。
そう言った意味では、タイトルの「忍者」はあってるかも。
レレレ好きが想像するトンデモ忍者映画は、「NINNJA」って表記するからねえ。
(もしくは「ニンジャ」)
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