レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

蝿男の逆襲

2023年11月10日 18時08分06秒 | ホラー

「蝿男の逆襲」
原題:THE RETURN OF THE FLY
1959年 アメリカ 81分
■監督:
 エドワード・L・バーンズ
■出演:
 ヴィンセント・プライス
 ブレット・ハルゼイ
 フィリップ
 デヴィッド・フランカム

●あらすじ
「蝿男の恐怖」の続編。
前作で蝿男になってしまった科学者アンドレの息子フィリップは、母の死後、父の研究を続行しようと決意。
伯父フランソワと親友の協力を得て別荘の地下室で物質転送機の開発を行う。
だが実験が大詰めを迎えた時、親友が研究の横取りを企んでいる事が発覚。
格闘の末、気絶させられたフィリップは転送機に入れられてしまうが、そこには一匹の蝿が……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
さて続編である。
思っていたよりも、前作と話が繋がっていた。
前作で子供だったフィリップが青年になっており、母親の葬式から始まる。
今回は両親の死の真相を知ったフィリップが、伯父の制止も聞かないで、父親の研究を再開させる。
劇中でも突っ込まれているが、専門的な勉強はしておらず独学の知識しない素人が、どうして研究をする事ができるのか。
フィリップは蠅男になった後に、親友の悪仲間を襲うが、接点が全くないのにどうしてその男が敵だと知ったのか。
伯父のフランソワは銃で腹を撃たれてるのに、ベッドから起き上がって転送装置を作動させる。
などなど細かい部分が色々と雑なので、あまりストーリーに集中できなかったりする。
そして肝心の主役であるフィリップのキャラクターが嫌なやつなので、なおさら集中できないかな。
ただ蠅男が、前作よりもモンスターらしさが強調されているのは、悪くないかな。
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子連れ狼 死に風に向う乳母車

2023年11月09日 19時17分54秒 | スペクタル/史劇/時代劇

「子連れ狼 死に風に向う乳母車」
1972年 日本 89分
■監督:
 三隅研次
■出演:
 若山富三郎
 富川晶宏
 浜木綿子
 山形勲
 加藤剛

●あらすじ
参勤交代の間だけ大名に雇われる“渡り徒士”と呼ばれる流れ者の浪人たちが、
街道筋の林の中で母娘相手に狼藉を働く中、
ただひとり折り目正しい元武士の孫村官兵衛は、それに我慢がならず、仲間たちを斬り捨てる。
幼子の大五郎を乳母車に乗せて流浪の旅を続ける途中、その現場を偶然目撃した拝一刀は、
官兵衛から立ち合い勝負を望まれるが、それを断わる。
しかし後日、運命の巡り合わせで一刀は官兵衛と再び対決の時を迎える。
(WOWOWオンラインより)

★感想など
久しぶりに観たパート3。
全体的に前2作よりも落ち着いた内容になった印象を受けたが、振り返るとそんな事はなかったかも。
まず出てくる女性はほぼおっぱいをさらけ出されて、手籠めにされたりされそうになったりするし
殺陣も気付いたら拝一刀対50人くらいの武士。しかも鉄砲持ちの相手に対して、拝一刀の秘策は
大五郎が乗る乳母車に大量の鉄砲を仕込んで、マシンガンのように大量に弾を発射すると言う
時代劇の様式美を無視した、デタラメな内容ばかり!
いやあ、安心しましたよ(笑)
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『推しが武道館いってくれたら死ぬ』episode 04

2023年11月09日 19時17分31秒 | ドラマ

『推しが武道館いってくれたら死ぬ』episode 04
2022年 日本 24分
■監督:
 北川瞳
■出演:
 松村沙友理
 中村里帆
 MOMO(@onefive)
 KANO(@onefive)
 SOYO(@onefive)
 GUMI(@onefive)
 和田美羽
 伊礼姫奈
 ジャンボたかお(レインボー)
 豊田裕大
 片田陽依

●あらすじ
ChamJamで人気投票の開催が発表される。
グループでは初となる人気投票に、俄然いろめき立つえりぴよ(松村沙友理)らオタクたち!
しかし、握手会に並ぶファンの数では、舞菜(伊礼姫奈)の最下位は確実視の様相…。
舞菜を1位にするためCDをたくさん購入したいえりぴよは、バイトを増やすことを決意する。
ChamJamのメンバー間では、さまざまな想いが去来する。
マイペースな優佳(GUMI)は投票に興味を示さないが、
文(和田美羽)は人気投票をチャンスと捉え、一気に前列を狙う強気な姿勢を見せる。
そんな中、「私はどうせ…」と弱気になる舞菜に、れお(中村里帆)は、「ファンの人のこと、信じてみて」と声をかける。
そして人気投票期間中、れおの『生誕祭』が開催されることに。
生誕委員を務めるくまさ(ジャンボたかお)は、今回の人気投票に特別な想いを抱いているようで…。
(ABCテレビより)

★感想など
生誕委員とか、オタクの人達が裏でどう頑張っているかが、うかがい知れる回だった。
ただこのドラマで、オタクの一番濃い部分を演じているくまさ役のジャンボたかおは、
オタク活動を爽やかに演じているので、引く感覚はなく、むしろ純愛を貫いているかのように映るので
推しであるれおとの関係を、応援したくなうような不思議な魅力が溢れている。
一方、えりぴよ役の松村沙友理は、持ち前のコメディエンヌとしての才能をフルに発揮しており
元トップアイドルなのに、一話から花血出したり、ヒゲダンスみたいな付けひげをしたりと、
全力で頑張っている姿には、こちらも全力で応援したくなる。
色んな変顔も見せてくれるし、声の調子も色んなトーンで変えてくれるので、観ていて単純に楽しい。
松村沙友理は、是非この大きな才能を生かして、名役者になっていってもらいたいなあと思う。
一方って訳ではないが、このドラマが面白いから、西野七瀬のポケモンのドラマは観るの止めようと思う。
ポケモンをやってないから元ネタが分からないのと、西野七瀬は西野七瀬でしかないから
ドラマにそこまで興味がないなら、別にいいかなと思ってね。
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『推しが武道館いってくれたら死ぬ』episode 03

2023年11月09日 19時17分08秒 | ドラマ

『推しが武道館いってくれたら死ぬ』episode 03
2022年 日本 24分
■監督:
 北川瞳
■出演:
 松村沙友理
 中村里帆
 MOMO(@onefive)
 KANO(@onefive)
 SOYO(@onefive)
 GUMI(@onefive)
 和田美羽
 伊礼姫奈
 ジャンボたかお(レインボー)
 豊田裕大
 片田陽依

●あらすじ
イベント会場を間違えるという痛恨のミスを犯し、ChamJamのステージ時間ギリギリに到着したえりぴよ(松村沙友理)は、
最後列でライブに参戦する。
そこにいたのは、基(豊田裕大)の妹で空音(MOMO)似の女子高生・玲奈(片田陽依)だった。
基とガールズフェスタへ訪れていた玲奈は、ランウェイで舞菜を見て以来ファンになったという。
舞菜のファンが増えたことを喜ぶえりぴよだが、握手券1枚だけの玲奈に対してこれまで見たことのない笑顔を見せる舞菜の姿に、
複雑な想いを抱く。
自分以外のファンと交流する姿に嫉妬し落ち込むえりぴよに、
くまさ(ジャンボたかお)は、れお(中村里帆)がChamJamの前に所属していたアイドルグループの写真を見せる。
ChamJamでは人気ナンバー1のれおだが、その写真に映っていたのはメンバーの端っこで所在なさげに佇む姿だった。
(ABCテレビより)

★感想など
今後の展開に光が差すような回だった。
前半はえりぴよがいつにも増して推しアイドルから不幸な目にあう内容で
ここまでされたら正直嫌いにならないのかなと思うくらい、割とダメージがでかい仕打ちを受ける。
だが後半では、今まで自分の気持ちを何も語らなかった舞菜が、少しづつモノローグで語りだし
偶然出会った路面電車の中で、えりぴよ本人に感謝の言葉を伝えるのだ。
いやあ何だかえりぴよの今までの苦労が少し報われた気がして、ちょっとホッとしたね。
それにしても基の妹・玲奈は、これから活躍してくれそうなキャラで、楽しみだね。
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蝿男の恐怖

2023年11月08日 18時21分17秒 | 怪獣/モンスター

「蝿男の恐怖」
原題:THE FLY
1958年 アメリカ 96分
■監督:
 カート・ニューマン
■出演:
 ヴィンセント・プライス
 アル・ヘディソン
 パトリシア・オーウェンズ
 ハーバート・マーシャル

●あらすじ
電送装置を開発した科学者自らが行った人体実験。
その時に紛れ込んだ一匹の蝿によって科学者は、頭部が蝿と化した奇怪な姿となる……。
ジョルジュ・ランジュランの原作を映画化したSFホラーの古典。
プレス機によって頭部を押し潰された科学者の死体から始まり、
やがて回想になっていく物語は、こけおどかしばかりの恐怖映画とは一線を画す造りであり、
科学者の身にふりかかった悲劇が次第に明らかになるくだりも見応え充分。
あまりにも悲劇的かつショッキングなラスト・シーンも深い余韻を残す。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「蝿男の恐怖」と続編である「蝿男の逆襲」
及びそのリメイクである「ザ・フライ」と「ザ・フライ2/二世誕生」は、凄い昔に観たことがある。
そして上記4作品に加えて、「蝿男の逆襲」の続編である「蝿男の呪い」を足した5作品のDVD-BOXを
遥か大昔に買ってそのままだったので、今回思い切って全部観る事にした。
このDVD-BOX買ったの2006年とかなんだね。買った理由は「蝿男の呪い」って、日本でソフト化された事が無い作品で
この当時はこのBOX買わないと観ることができないから、喜んで買ったんだけどね。
なら早く観ろよって感じですな。
さて、まずはオリジナルとなる「蝿男の恐怖」からだが、この時代の映画でカラーなのにまず驚く。
この当時でこの題材の作品にそこまで予算掛けることが出来たのは、一体何でだったんだろうか?
でもカラーなのは観やすくて良い。
ストーリーの方も面白くて、いきなり男が死んでおり、しかも犯人はその奥さんと言う始まりは、
出だしからこちらの興味を引く展開。
さらに男の死に様が、プレス機で頭をぺっちゃんこにして殺されているのだから、その珍しい死に方に興味が惹かれる。
そして徐々に明らかになっていく秘密。
途中で描かれる物質転送機の描写も、いかにも1950年代ぽくて、これが実に味があって最高なのだ。
やがて頭と左手だけ蠅になってしまった男の衝撃。
そして蠅側から奥さんを見た時の映像も素敵で、蠅の複眼から見たと言う設定なので画面いっぱいに
無数の奥さんの顔が表示される映像は、効果大だったろうなと思える。
ラストに登場する、頭が人間で身体が蠅の逆蠅男のアイデアも秀逸で、最後まで楽しませてくれるのが流石だ。
確か昔全部観た時は、このオリジナル版第一作が一番面白かったような記憶があるが
まあこの機会に全て観てみよう。
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