家に送られてきた二輪車新聞に「忍者創業40周年」の記事が載っている。
伊藤さんのところ40周年だったのだ。先日仙台の服部君のお店の30周年記念に出席したが更に10年早かったのだと思った。
大阪ではじめて伊藤さんと会ったのは1970年の末だから37年ほど前である。
カワサキとお付き合いをするまでに何年か過ぎていたのだ。
70年に伊藤さんとお会いした経緯を、
衛藤さん(二輪車新聞記者)らしく、私のことも記事に書かれている。
「たまたまこの地を通りかかった」とあるが、同乗していた竹内優君が「面白い店があるのだがちょっと寄りますか」ということでお寄りしたのである。
確かに小さい店だったが弟さんと二人で、今とおんなじ早口の河内弁が印象に残っている。
40周年で今回も立派な新店舗に改装されて、その写真も載っていたが本当に立派な店に成長されたものである。
両親から受け継いだ店だから、新築の方が費用も安いのにあくまでも改築にこだわったというのが
伊藤さんらしい。
最初の店から何度も改装を繰り返し、
店の名前も「伊藤モータース」から幾度も変遷を経て「忍者」まで、
カワサキも共栄会、特約店、ARK,などその時々の時代を経て今、正規取扱店まで一筋に続いている。
新店舗での営業を3月2日から開始したと載っているのだが、
実はつい最近、伊藤さんから「昆布」を送って頂いた。毎年泉州の「水ナス」を送って頂いているのだが、少々シーズンに早いなと思っていたのだが今思うと、新店舗関連だったのだと思う。
包み紙に書いてあったのか、若しそうなら見落としてしまっておりお礼状にもその旨は触れていないので、このブログ、お詫びとお祝いの気持ちで書いている。
記事には息子さん仁君(伊藤仁専務)と一緒の写真も載っている。
服部君のところもそうだったが、
いい跡取りがおられて楽しみである。仁君には2年ほど前三宮で飯を食った後、わざわざ三木の自宅までクルマで送って頂いた。
30年以上も経つと世代が変っていくのである。
たまたまとは思うが「3月2日」は私の誕生日である。これも何かのご縁と思う。
「
新しい忍者」のますますのご発展を祈りたい。