雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

広報みき

2007-05-11 08:34:43 | みっきぃふるさとふれあい公園
NO.121 広報みき

三木市長  藪本吉秀様
  cc    北井市長室長様


前回の庁内会議で5月14日には広報編集方針の検討が議題に上がっています。
市長メールには 「広報みきは月2回も発行する必要はないのでは」 という意見も寄せられています。
広報みきは新しい月2回発行になってほぼ1年が経過しました。
この4月からは広報部門の強化もされ、新しいメンバーで編成されています。

そんな機会に、 「広報みき」 についての私見を参考までに申し上げたいと思います。
思いを書き流しますので、気軽に読み流して下さい。


市民の方のご意見にもあるように、 「月2回の発行は必要ない」 というご意見に対しては,今の形態のままでは、私も 「そうかな」 と思います。
ただ、市長の方針の中で広報は重点課題ですし 「三木のイメージ向上」 のためにも、改めてコンセプトを明確にした上での展開を図られてはと思います。

「2回ある広報のうち一つを、新しいコンセプトでの発行とされる方向で継続して、月2回の発行を継続すべきと思います。」



三木市のイメージの向上は大きな課題です。
そのために、いろいろな施策が、いろいろな行事が展開されています。
いつも申し上げているように、そんな一つ一つを 「繋いでいく」 ことが夫々の価値をより高いものにして、より機能します。

広報みきの一つは従来の広報みきとは完全に差別化して、そんな 「ヨコの連携の核」 として位置づけてはと思います。

具体的に言いますと、例えば、

1.内容としては

三木のことでも市民が意外に知っていないこと。 読み物としても面白いもの。三木市民以外でも興味を持つもの。 三木の新しいイメージの創造に繋がるもの。
三木が外に対して自慢できること(いっぱいあります)

2.対象はむしろ、三木市民以外を意識して、

(イメージは他人が造るものです。他人のものはよく見えます。他人が褒めてくれると嬉しく、胸を張りたくなります。そんな人の心理を上手く利用して)
三木が自慢できる、それを見た人が羨ましく思うようなことで、且つ話題性があり「口コミ」の上りそうなものを選んで編集する。

3.発行部数は現在の3万部を例えば倍増して6万部とし

(部数を増やしても紙代だけで、費用は増えないはずです。)今流行りのフリーペーパーのように、三木市民に配布するだけでなく、適当な場所に市民以外に渡るように置いておく。
場所の候補としては、グリーンピア三木、森林公園、道の駅みき、よかたん、テニスコート、ゴルフ場など、市民以外の人が三木を訪れて 「読めばより強く三木を意識する」 ような場所を選んではどうか。

4.広告媒体としての広告価値という観点から

6万部以上になればそれ自体の広告価値も上がるので増刷り費用以上の広告収入が見込めるかも知れません。実質6万部以上読まれている雑誌はそんなに沢山はないと思います。
読者が「三木」に何らかの形で集約されていることは広告主の立場からいうと「対象が絞りやすく」広告し易いいと思います。
広報誌の広告価値は、想像以上に高いと思います。そう認識すべきです。

5.連載記事もはじめから考えて、

例えば、FMみっきいとの提携、その中で毎週やっている市長のトークなどを活字で紹介する。(意外にみんな聞きたくても聞けない、聞き逃すことは多いと思います。私も聞きたいのですが一度しか聞いていません) 
市長ブログ、部長ブログで面白そうなもの。
年次イベント(これも例えば、三木の伝統行事などもいいですが、BUG IN MIKIのほうが新しい三木のイメージが出ます。またプロのゴルフトーナメント関連など。そのほか「みっきいふれあいふるさと公園」などは、むしろ三木を訪れた市民以外の方のほうが、読めば実感すると思いますし「格好の口コミ材料」なると思います。

6.三木の自慢できるもの、

この際考えて見て下さい。市民の方も一緒に。いっぱいあるはずです。
私が推薦したいもの、あまり三木の方は気がついていないかも知れませんが。

無料の駐車場(遊びに行っても駐車料に泣きます。三木は多分無料駐車場の面積日本一かも知れません。)
無料の施設いっぱい(森林公園、ホーススランド、神社仏閣など)
小学生でも使える芝生のサッカー場。それも3面も。
テニスコート、プールなどのスポーツ施設いっぱい。それも素晴らしい環境に囲まれて。


こんな調子で,きりがありません。このように考えることは、それ自体楽しいことです。
ソフトの分野ですから費用も発生しません。

企画、創造力の源泉はアイデアです。
思考ステップの特徴は 「絞り込んで考え続けること」 です。
会議のときだけ考えるのでは、単なる思い付きになってしまいます。

そんな意味で、専門分野の広報担当者の方のご精進に期待します。


「広報みき」 は三木のいろいろなもを 「繋ぎ、更に高める」 重要な機能を持っていると思っています。



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企画力、創造力

2007-05-11 05:45:46 | 政治
「ふるさと納税」急浮上。都会で生活、住民税の一部は故郷に。
新聞の見出し、面白そうなので読んでみた。

菅総務相の提唱とあるが、これは非常に面白い発想である。

「高校までは地方が教育などを負担して育てても、いざ税金を払うようになると都市に出てしまう。都会に住んでいる人も、ふるさとに恩返しのために、住民税の一部をふるさとに」という構想である。

珍しく生き生きとした 「新鮮な発想」 だと思ったら、
実現のためにはいろいろと調整も必要で、「ひと山もふた山もありそうだ」と書いている。

まず、一般には受け容れられやすいと思うし、間違いなく賛同の方向となるだろう。
自民党内も賛意を示す人が多いようである。

でも、どうも参議院選挙対策のような匂いもある。
自民党内でも選挙に関係ある人、賛成。元官僚など慎重のようである。



そんな、この問題の議論は別にして、私がいつも思うのは、

政治家も議員も官僚も、そして地方行政でも。
そこで立てられる諸計画などを見ていると、
何故こうも 「新鮮な企画力、創造力に欠けるのか」、 と思っていた。

「時代を先取りして」とか心地よい、耳障りのいい言葉だけは上手に使うが、
その実務は、従来の慣例に従って、とにかく余り大きく踏み出したがらない。
過去の事例を調べてその枠内に止まった計画に留めてしまう前例主義である。

世の中の変化に対応するためには、「新しい発想」 が必要なのである。
新しい発想、創造力こそが 「企画」 と呼べるのだと思っている。
なのに、新しい発想を一つも持たない 「見せ掛けの企画」 がはびこり過ぎている。

そういう意味では 「ふるさと納税」 は新鮮な企画力を久々に見た感じである。



話は少し変るが、「これは新鮮だ」 と身近で感じ共感したこと。

私の住むまち三木の市会議員選挙があって、新しい議員さんも多く当選した。
その中の一人、米田和彦議員、28才。

彼はブログをやっていて
その中で今回、無所属ではなく一人会派を自分ひとりで立ち上げた。
その名を 「市民力」 とするというのである。 その名前も面白い。

不特定多数の末端はヨコ一線なのである。
極端に言えば、何も発言しない市政に無関心な無党派層こそが主流なのである。
そんな個人に働きかけ、市民に関心をもたせ繋いでゆく仕組みこそ、今後求められる方向だという気がする。
「人間の世界をフラットにしてゆく同じレベルの情報交換」といわれルブログは、多分こんな分野でも機能するだろう。

流石、若い28才の感性と思った。
こういう柔軟な「新しい発想、創造力」こそ、今、求められているのである。



こんな話になると、
私のブログに必ず登場する樋渡さん。彼の発想もまたユニークで新鮮である。
企画力、創造力が満ち溢れている。アイデアいっぱいだから、新鮮だから人は振り向くのである。
東国原知事もそうだが、「新鮮な発想」には末端は即座に反応し、賛同するのだと思う。

何も言わなくても末端は鋭く、ウソは直ぐ見抜くのだと思う。
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