アシックスの創業者、鬼塚喜八郎会長のお別れ会が開かれる。
神戸の一企業として1949年にスタートして以来、靴一筋にアシックスを育ててきた。
今は、世界的にも有名になり、世界の一流選手たちがその製品を競って使っている。
順調に社業が伸びだしたのは最近のことであるように思う。
神戸の企業であったし、幾らか仕事の上でもお世話になった。
ジェットスキーの専用の靴を開発してもらったことがある。
個人的には、娘がお世話になった。
そんなことで、会社のいろんな方たちとも接触があった。
一言で言うと、「靴に関しては本当にプロだ」と思った。
当時は、アシックスの会社の業績はそんなによくはなかった。
そんな時代に、私が一番印象に残っているのは、
アシックスの企業理念であり、その社名の由来であった。
ASICS(アシックス)は、このようにして名付けられたのである。
紀元2世紀の初め、ローマの風刺作家ユベナリスが
「もし神に祈るならば、健全な身体に健全な精神があれかし、と祈るべきだ」 との名句を残しました。
原典では「精神」は「Mens」で表現されていますが、「躍動する精神」という、 より動的な意味をもつ 「Anima」に置きかえ、“Anima Sana in Corpore Sano”とし、 この言葉の頭文字をとって当社の社名としました。
そしてその企業理念は、
すべてのお客様に価値ある製品・サービスを提供する
私たちを取り巻く環境をまもり、世界の人々とその社会に貢献する
健全なサービスによる利益を、アシックスを支えてくださる株主、 地域社会、従業員に還元する
個人の尊厳を尊重した自由で公正な規律あるアシックスを実現する
どこの社にも、企業理念や社是などは存在する。
然し、本当にその通りのことを実行する経営者は少ない中で、
鬼塚さんは、一生自分の信念を頑なに貫き通した経営者だと思う。
靴に対する,こだわりや愛情が伝わってくる経営であった。
会社の外にいる我々にもそれが伝わったし、感じ取れた。
2000年に入ってから、世界的に認められて本当に一流会社の仲間入りを果たしたように思う。
鬼塚さんが亡くなられる前に、
会社がそのようになって、本当によかったと思っている。
心からご冥福を祈りたい。
神戸の一企業として1949年にスタートして以来、靴一筋にアシックスを育ててきた。
今は、世界的にも有名になり、世界の一流選手たちがその製品を競って使っている。
順調に社業が伸びだしたのは最近のことであるように思う。
神戸の企業であったし、幾らか仕事の上でもお世話になった。
ジェットスキーの専用の靴を開発してもらったことがある。
個人的には、娘がお世話になった。
そんなことで、会社のいろんな方たちとも接触があった。
一言で言うと、「靴に関しては本当にプロだ」と思った。
当時は、アシックスの会社の業績はそんなによくはなかった。
そんな時代に、私が一番印象に残っているのは、
アシックスの企業理念であり、その社名の由来であった。
ASICS(アシックス)は、このようにして名付けられたのである。
紀元2世紀の初め、ローマの風刺作家ユベナリスが
「もし神に祈るならば、健全な身体に健全な精神があれかし、と祈るべきだ」 との名句を残しました。
原典では「精神」は「Mens」で表現されていますが、「躍動する精神」という、 より動的な意味をもつ 「Anima」に置きかえ、“Anima Sana in Corpore Sano”とし、 この言葉の頭文字をとって当社の社名としました。
そしてその企業理念は、
すべてのお客様に価値ある製品・サービスを提供する
私たちを取り巻く環境をまもり、世界の人々とその社会に貢献する
健全なサービスによる利益を、アシックスを支えてくださる株主、 地域社会、従業員に還元する
個人の尊厳を尊重した自由で公正な規律あるアシックスを実現する
どこの社にも、企業理念や社是などは存在する。
然し、本当にその通りのことを実行する経営者は少ない中で、
鬼塚さんは、一生自分の信念を頑なに貫き通した経営者だと思う。
靴に対する,こだわりや愛情が伝わってくる経営であった。
会社の外にいる我々にもそれが伝わったし、感じ取れた。
2000年に入ってから、世界的に認められて本当に一流会社の仲間入りを果たしたように思う。
鬼塚さんが亡くなられる前に、
会社がそのようになって、本当によかったと思っている。
心からご冥福を祈りたい。