雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

金物鷲と肥後の守

2007-11-26 05:10:01 | みっきぃふるさとふれあい公園
この三連休,三木総合防災公園のビーンズドームで日本文化デザイン会議が行われた。2日続けて出かけていろんなことを聞いてきた。

解っているようで、知識とはうろ覚えであるということがよく解った。



三木の金物鷲も今までに何度か見たり聞いたりしたが、じっくりと話を聞いたのは初めてであった。
大きな鷲の形をした鳥で金物で出来ていることぐらいは解っていたが、ホンモノの鋸や肥後の守が使われていることなど、初歩的なことなのに初めて解った。

ドームの入り口に飾られている。
5メートルもあるので迫力もある。
デザイン会議の飾り物としては最高である。

先日は、ドイツでお目見えしたようだが、出来上がったものを運ぶことは出来ないので、どこでデビューする時も現地組み立てである。
この鷲に使われる金物製品は3329点、鋸、包丁、肥後の守など三木金物がそのまま使われている。

アメリカに飛んだこともあり、昭和天皇、皇后両陛下にもお目に掛かったことがあるという。
翼長5メートル、重さ1.5トンという。

詳しい写真と内訳などこちらをどうぞ。


この金物鷲には500本の肥後の守が使われているという。
会場の中には、協賛した県下の市の特産物のブースもあって三木はいろんな金物が並んでいた。
鋸もコテもあったが、昔のままの道具は一つ5万円も、カンナは確か18万円もすると聞いてビックリした。
肥後の守も幾つも展示してあって、500円の手ごろなものから2000円、最高級は10000円もする肥後の守も飾られていた。


見聞を広めるとはよく言ったものである。
見て、聞いて初めていろんなことが解る。

今日はこのほかのにも、幾つかの新しいことを見聞した。

そして、覚えたことを人に自分の言葉で伝えることによって、初めて知識として身についてゆくのである。
今日、覚えたことをブログにアップして、幾らか自分のモノになった。

そういう意味で、ブログもまた有用である。

コメント
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