雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

樋渡さん、3年目に

2008-05-10 04:27:09 | 樋渡啓祐さんのこと
佐賀県武雄市長の樋渡啓祐さんを追っかけだして4年近くになる。

初めて出会ったのは、高槻市のホームページまだ高槻の市長公室長時代である。
その頃から、突出していた。
普通の人ではないと、ネットの上だけだが『追っかけ』を始めている。

知らなかったがいつの間にか、武雄市の市長になられていて、そのご本人から私のブログに直接コメントが届いたのには驚いた。


武雄市長になられて2年が過ぎた。
今はもう全国区の有名人である

昨年1年目を終えた時点では、やはり新聞などでの論評もいろいろあったが、
私自身に小野田滋郎さんが贈ってくれた言葉、
『雑音に耳を貸すな』というブログで応援歌を送った。



3年目を迎えて、樋渡さんは『武雄市長物語』の中で昨年同様、
西日本新聞の特集記事を紹介されている。
更に1年経って、新聞記事のほうも更に大きくなった。

武雄市長物語の中で2日続けて、その内容が紹介されている。

1日目の折り返し地点では、
『書かれたことに対しては、ノーコメントです。
評価はいろいろあっていいと思うのです。
どちらにしても、これだけ紙面を割いていただくことがどれだけ武雄のPR、広報になっているか、と考えると、ありがたいなぁって。』とコメントされています。

2日目のこれほど悪いとはーーーでは、ご自身の思いを書いておられる。
ご関心のある方はお読み頂くとして、抜粋してそこに載っている言葉を紹介すると、


「スリム化と投資」を同時に進めようと。

手遅れになる前に。武雄は既に徹底した行財政改革を。そのスピード。

この手法が悪い意味でのトップダウン、市長は意見を聞かない。
僕としては、「問題提起」の部分が多いのです。

万機公論に決すべし。好きな言葉の一つ。
先送り。最も嫌いな言葉の一つ。




特に『投資』の部分に興味関心があるし、それを実践する実行力が好きである。

少子高齢化の傾向は避け難く、そんな環境の中で『行政を経営』するためには、
新しい発想での新しい財源を求める『事業展開の感覚での投資は、MUST』だと思っている。

これがない限り、行政は人員削減、周囲との合併、広域化のみの選択にならざるを得ないだろう。

私が、永くお世話になった国内の二輪事業環境も、よく似た環境であったので、
その解決策の方向には、心から共感を覚えるのである。



2年の実績を踏まえて、
樋渡さんのコメントも自信に溢れていると感じられるのは、ご同慶の至りである。


行政は、『これしか出来ない』などと言わずに、自由に、新しい発想で、新しい財源を探せば幾らでもあると思っている。
人口10万人以下の行政では、そんなに図体も大きくないので、リーダーがその気になれば直ぐ動くと思うのだが。

行政に、『経営的感覚を持ち込んでそれを実践した』樋渡さんの行政は今後の方向を示唆していると思う。

3年目も是非素晴らしい実績を示して欲しい。




コメント (2)
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