雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

7万台への挑戦、89年10月~

2008-05-19 18:17:53 | 7万台の挑戦の時代
88年10月、3度目の国内担当になって1年が経過した。

この1年、レース部門の強化、ユーザー対策としてのKAZE活動、それを専門的に対応するソフト会社の設立などどちらかと言うと従来の販売対策とは少しはなれた周辺ソフト分野の対策が中心であった。

9月には有馬さんと出会って安全運転や自動車学校などの構想も視野に入ってきた。

これらのベースにあったのは、7万台と言う夢のような販売台数を実現するためには、カワサキを強烈に支持する熱烈なカワサキファンを中心にもう少し範囲を広げた一般ユーザーへの視点を持つべきである。
そして何よりも従来のカワサキイメージの枠を越えた『新しいカワサキイメージの創造』こそがMUSTと思ったからである。

幸いにして、新発売のゼファーは従来のカワサキの走りのイメージからはちょっとはなれた『新しいスタイルのバイク』であった。
『ZEPHRE』ー西からの風 というネーミングも、受け容れられて発売以来ずっとバックオーダーが続いたのである。


人気機種を象徴する言葉が『バックオーダー』である。
W1、Z2、FX400カワサキを代表するヒット商品であった。
勿論、いずれも永くバックオーダーが続いた。
然し、ZEPHREのバックオーダーは桁外れに永くその量も大きかったのである。

私は、このいずれの機種の時期も、運よく国内担当で販売を担当していた。
運がよかったのである。
商品がいい時は、努力などしなくても放っておいても売れるのである。

そんなことで、販売台数も2年後7万台と言う目標台数のトレンドに対して、一直線に乗っていた。
このままの形を継続すれば間違いなく達成できるという、自信みたいなものもグループ全体に出来かけた頃だったと思う。



ちょっと脱線するが、今カワサキはNINJA250が人気でバックオーダーのようである。
入荷の見込みも立たないと、販売店が怒っていたが、
売れぬ在庫を抱えて四苦八苦するよりは余程いい。
後のなるとバックオーダーのあった時期は懐かしく思い出されるのである。
是非今回の250のバックオーダーも解決せずに永く続くことを祈りたい。


この秋、初めてモーターショーは晴海から千葉の幕張に移して、大々的に行なわれた。
カワサキはゼファーの好調もあって大人気であった。
このままでは勿体ないと、11月中旬には『オータムフェスタin AKASHI』と銘打って、明石のショールームと安全運転コースで2日間、ミニモーターショウを開催したりした。



そして、この頃から新販売網体制の検討の入っていた。
カワサキの特約店制も1970年から20年近く経って、新しく再スタートする時期でもあった。

世の中も変わって、ネーミングなども一種の流行りであった。KAZEもZEPHREもそんな流れの中で生まれていたのである。
永く続いた『カワサキ特約店』という呼称を、その内容とともにネーミングも変えようと言うことになったのである。

当時の若手の提案で、(当時若手は結構積極的であった。今はもうエライサンになっているがーーー)
Authorized & Reliable shop of Kawasakiの頭文字をとった『ARK』は生まれたのである。


ただ、心配もいろいろとあった。
まだ、当時は自転車屋からスタートした『オートバイ屋』と言う呼称がまだ似合うそんな店も多い中で、
『ARK』などと言うハイカラな名前が似合うだろうか。
世の中や業界が受け容れるであろうか。
ちゃんとそのように、口にして呼ぶであろうか。

そんな心配事もあったのだが、それは杞憂に終わった。
業界の話題になったし、『ARK』を一番口にして宣伝してくれたのは結果的には他社のセールスたちであった。

そして翌年、1月カワサキの新販売網政策として『ARK制度』はスタートしたのである。


今はまた昔のような正規販売店と言う呼称になっているが、
ジェットスキーの販売店だけはそのままのARKで残っているようである。
もうこれも20年近く前の話になった。


ご存知の方も当然おられると思うが、
『ARK』には旧約聖書に出てくる『ノアの方舟』と言う意味もあるのです。
これは考えた当時の若手たちの頭の中にあったのかどうか、それは不明です。



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今田竜二初優勝

2008-05-19 08:50:21 | スポーツ
単なる私の知識収集の結果です。
知っていてソンにはならないと思いますので。



日本プロは片山が優勝した。

これも快挙だが、アメリカツアーでの優勝はその何倍も迫力がある。

新聞はこんな風に伝えている。

『米男子ゴルフツアーのAT&Tクラシックは18日、米ジョージア州ダルースのTPCシュガーローフ(パー72)で最終ラウンドを行い、今田竜二(31)がプレーオフの末に、ケニー・ペリー(米)を破り、米ツアー初優勝を果たした。今田は首位と3打差の6位で最終日を迎え、67と猛チャージ。通算15アンダーで並んだペリーをプレーオフ1ホール目で下した。日本人選手の米ツアー優勝は、03年のクライスラー・クラシックを制した丸山茂樹以来、5年ぶりで、通算では青木功(1勝)、丸山(3勝)に続き5勝目。』

青木、丸山に次いで3人目である。こうしてみると丸山の3勝も見事である。

今田のことは殆ど知られていない。少なくとも私はよく知らない。Wikipediaで調べてみた。

既に5月18日の優勝の記述が書き込まれている。

『今田 竜二(いまだ りゅうじ、- )は、広島県三原市出身のプロゴルファーである。14歳からアメリカに在住してゴルフの腕を磨き、ツアーの2軍組織である「ネーションワイド・ツアー」で修業を積んできた選手である。2005年からPGAレギュラー・ツアーに参戦を開始した。

15歳でアメリカのジュニア・トーナメントに初優勝を記録し、「ロレックス・ジュニア年間最優秀選手賞」を受賞。

1999年にプロ入り。

今田は2004年にネーションワイド・ツアーの「ミシュラン選手権」で優勝し、賞金ランキング3位に入った。今田はこの資格で2005年度レギュラー・ツアーのシード権を獲得し、初めてPGAツアーのメンバーとなった。

2006年度は、シード選手としてとともにPGAツアーにフル参戦する。

2008度は年明けから好調を維持しタイガーウッズが4連覇を果たしたビューイックインビテーショナル、Torrey Pine San Diego CAでタイガーに次ぐ単独2位となった、特に最終日風と雨の天候の中、9つのバーディパットを決めスコア自体も最終日はタイガーを凌駕した。さらにポッズ選手権でも2位タイと好調を維持しており世界ゴルフ選手権の出場資格を確実なものとしている。日本ツアーへの凱旋も期待されるが、本人の最終目標はマスターズの優勝とかつて語ったことがある。

2008年5月18日、アメリカPGAツアーのAT&Tクラシックで悲願の初優勝を飾った。日本人のPGAツアー優勝は青木功、丸山茂樹に続いて史上3人目となった。』



などと紹介されている。

今度の優勝で多分マスコミは取り上げ、いろいろ騒がしくなるかも知れない。知っておいてソンはない知識である。Wikipediaの抜粋であって、本文はもっと詳しい。



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08 Bug in Miki など

2008-05-19 07:28:39 | みっきぃふるさとふれあい公園
今年も『Bug in Miki』が昨日道の駅みきで開催された。

昨年はいろいろと問題もあったようだが、
今年はスムースに行ったのであろうか、三木市の広報ブログでも紹介していた。

民間の一般人が主催するイベントがこんなに大きくなるのも珍しい。
私は昨年たまたま主催者のアップするブログで繋がった。
基本的には、ただ多くのフォルクスワーゲンが集まっているだけではないかと素人は思うのだが、
『多く集まる』と言うことは魅力的なことなのである。
『自慢のクルマを見て貰いたい』という心理も、
『同じ思いを持つ同志』たちとの語らいも、
そんな人たちにとってはたまらないものなのであろう。

欧米ではただ集まるイベントは結構多いようである。
それが1週間も続いたりする。

朝、ちょっと覘いてみた。

朝9時、もうこんなにいっぱい集まっていた。

まだどんどんと列を成して各地から集まってくる。
見ていたら集まった来る車をあいている場所に誘導してそこに止めるだけである。

まつり、イベントには付きものの出店も出て、『ON ANY SANDA』で三木にはおなじみのこんな顔とも出会えた。

私など門外漢にはよく解らないが、見たことの無いようなワーゲンもいっぱいあった。



今年で何回目になるのだろうか。もうこんなに立派に育っている。
こんなイベントに三木は絶好の立地である。

1.交通の便が、クルマやバイクに限れば極めていい。
2.集まれる場所がいっぱいある。
3.その景観もいいし、駐車料、入場料が無料である。

こんな立地のよさを生かしてもっと、『仕掛ければいい』今あるものがもっと『育つような動き』が出来ないものか。
多分、BUG IN MIKIと言っても、市民の殆どは知らないだろう。

行政は自らの予算にないものには無関心である。
市民の税金を使ってのイベントではなしに、市民が主体で動く『税金の要らないイベント』にもっと積極的に絡むべきだと思っている。
私が知っているものだけでも幾つもある。




そんな大層なイベントではないが、来週の日曜日25日に、
マイスターのモリチャンが
『マイスター同好会』で主催する『モーニングバイクミーテング』の第1回が
ビーンズドームのある三木総合防災公園で行なわれる。

これもただ集まって散策したり、ビーンズカフェでお茶でも飲もうかということのようである。

モリチャンがこんな紹介文を書いている。

『5/25 8:00~10:00
第一回 モーニング集会
朝に三木総合防災公園に集合し、
散歩するもよし、バイク談義・品評会をするもよし、
喫茶店がありますのでお茶をするのもよし

その後自由解散ですので、気の合う仲間と、
ミニツーリングなどしてはいかがでしょうか?

※又、当日連絡なしの参加でもOKですので
お気軽にお集まりください。
当日は私が8:00よりお待ちしています。 』


気が向いたらいらっしゃいませんか。
私は家からものの5分なので行ってみようと思っています。
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昨今のプロ野球から

2008-05-19 04:50:31 | スポーツ
最近また野球に興味が出てきた。

一言で大げさに言えば、『新しい時代が始まりかけている』からである。


パシフィックに話題が多い。
野球はセントラルと言う時代が続いてきたが、今はパシフィックの話題が多いし面白い。一言で言うと若さがあり溌剌としている。
そのパシフィックとの交流戦が愈々始まる。
一昨年だったかトップを走っていた中日がこけてしまったが、今年の阪神は大丈夫だろうか。


地域性が出てきた。
博多は昔からだが札幌、仙台、千葉などパシフィックのチームの地域の応援が素晴らしい。
関西は阪神だが、阪神人気が強すぎて『どこに行っても阪神』と言うのは『もう一つだ』と思っている。
読売新聞の事業と引っ掛けた巨人の戦略はもう古いと思う。
新聞の売上がそんなことで上がったりする時代ではなくなった。
『巨人、大鵬、卵焼き』などと言われた時代は何時頃だったのだろう。
個人の好みも多様化、複雑化した今はネット社会である。


新しい選手の時代になった。
ヤクルトなど殆どの選手を知らない。それなのに巨人の上を走っている。
今年はスター選手が抜けて、最下位と予想する人もいたのに、今断トツのトップを走っているのは西武である。
今朝の新聞にはまた『ミラクル銀仁朗』とはじめて聞く西武の選手の名前が大きく踊っている。


そんな若い選手の実力アップ、スター選手との差がなくなってきた。
ダルビッシュ、田中などは若いけど既にスターである。
唐川など今年も新しいスターが生まれつつある。
ヤクルトもそうだし、中日も若い選手をよく使う。
巨人までもが若返りの傾向である。


大リーグでの日本選手の活躍。
日本選手の実力もホンモノである。
イチローや松井はもう何年もそれを実証しているし、今年の松坂は凄い開幕7連勝である。
昨年と比べて「不安が少ない。全くないとは言わないが、昨年と違う」と語っている。チームの連敗を止めたし、もうホントにエース格である
今年から登場した選手たちも殆どが期待以上の活躍である。
井川だけが何故か期待はずれである。


まだ本格的なシーズンは今からである。
選手や監督などはみんな頑張っている。
野球の人気回復に一番頑張らねばならぬのは『経営者たち』だろう。
もっと『時代を読んで、アタマを使う』ことである。
現場はちゃんとカラダを使っているのである。
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