★大阪府知事橋下徹さんは、最近なかなかの売れっ子である。
あちこちのマスコミにひっぱりだこで、登場する。
マスコミだけではなしに、名古屋の方からもお誘いがかかっている。
昨日の朝日の夕刊にも、大阪都構想など橋下さんの政治手法について賛否両論が大きく掲載されたりした。
私自身は、橋下さんが知事に当選して最初に旗を上げたその時点から感じるところがあって、一貫して橋下さんを支持している。
別に解っていたわけではないが、なんとなくカンで、『これはイケル』と思ったのである。
★大阪都構想だとか、伊丹空港の廃止だとか、府庁の移転などの一つ一つの案件に、すべて賛成しているわけではない。
そんな難しいことは、判断するデータ―もないし、ホントにどれだけプラスマイナスがあるのか具体的には解っていないのだが、
とにかく大阪府政に対する『橋下さんの基本姿勢』に全面的に賛成なのである。
橋下さんに共感して、橋下さんに『乗っている』のである。
何事でも明確に旗を上げて宣言する。
宣言した方向に、間違いなく動く。
動きながら周囲の反応を見て、また新しい旗を上げる。
そして周囲を巻き込んで流れを作る。
こういうことの繰り返しで、府民を巻き込んでの大きな流れが出来つつある。
まだ、4年は経ってはいない。
Ⅰ期では出来ない と仰るあちこちの政治家や首長さんはよく見習うべきである。
こういうことができるのが『リーダーなのだ』と思っている。
★一番ベースにあるのは、
最初に言った 『収入の範囲内での支出』 という単純な大阪の健全財政なのだと思う。
最初は、支出を減らすことからスタートし、順次いろいろ言っているが、それらは全て収入を増やすことに繋がっていて、
いずれにしても、最初に言った方程式が成り立ち、
財政をバランスさせたうえで、大阪が元気になるように、いろいろと考えているのだと、私は信じている。
行政でも、企業経営でも、難しそうに言うがそんなに難しいものではないと思う。
基本は単純なのに、何故か難しそうに言って迷路にはまってしまうのである。
足し算と引き算でやればいいものを、賢い人ほど余計なことを考えすぎるのだと思う。
そんな賢すぎる人が多いので、橋下さんが異色と映ってしまうのだろう。
ただ、とても真似のできないほど弁が立つ。 同じことを言っても明るいし説得力がある。
プロ、弁護士出身は流石である。
写真は、武雄市長物語からお借りしました。
★そんな、橋下さんに、これもずっと注目してきた武雄の樋渡さんが、大接近である。
このブログで、『武雄市&樋渡啓祐氏』と『大阪府&橋下徹氏』というカテゴリーを設けて何度も触れているのだが、
これを新設したときは、お二人ともそんなに世のなかで注目されていたわけではない。 何となくオモシロイと注目したのである。
橋下さんについては、今回で43回目、
樋渡さんについては88回も、触れている。
それだけ話題性があると言うことだろう。
★そんなお二人の大接近は、誠に興味深いのである。
どんな展開になるのか大いに楽しみなのだが、単なる接近や、接触ではなくて、日本に新風を吹かせてほしいと思うのである。
大阪の橋下さんの『後押しの役割』を武雄の樋渡さんに、ぜひ期待したいものである。
もうずっと以前の昔話だが、
かって、二輪業界でカワサキが、ホンダ、ヤマハ、スズキの前を走った時代があった。
その原動力となった名車のネーミングは『ZEPYRE』。
ZEPYRE ゼファー とは 『西からの風』 という意味を持っている。
『九州武雄から、大阪へ』 そして、『大阪から名古屋へそして東京へ』と、
日本全体を巻き込む 『西からの風、 ZEPYRE』 を是非、お二人に期待したいものである。
従来の政治の構造を変えて欲しいと思っている。
明治維新も、西からの風であった。
大阪維新の会のこの春の活躍に期待である。