★昨日は、NPO The Good Times の2回目の定時総会が行われた。
大体今頃は、どこでも総会の時期である。
年次総会のイメージとは、どこでも殆ど議論らしきものもなくてシャンシャンと形通りに行われるものだが、
どうもあの『シャンシャン総会』が気に入らないのである。
別に、モメルことを願っているわけではないが、ちゃんと議論して納得したうえで『異議なし』と決まることが、一番いいと思っている。
★NPO The Good Times も小なりとはいえ法人だから、『いい加減な』ことで許されるわけにはいかない。
決算書の中味や検討のレベルは、なかなか高度でオモシロイのである。
昨日の収支予算書の検討でもいろいろあったのだが、元々これら書類の形式は、兵庫県の『ボランテイァプラザ』に指導して頂いたもので、
一般のNPO法人として、『このような形式にすれば一番いい』と思われるよなものに出来上がっているのだが、
非常に特殊で、全国でも唯一と思われるこのNPOには、『不要な項目もあるのでは』との指摘が、監事のihoujinさんからあったのである。
ihoujinさんは上場企業の監査役でも十分通用する経歴と知識の持ち主で、この人のお陰で、このNPOもぴりっとしていて、その運営が安心できるのである。
具体的に言うと、まず『収入の部の項目』はこんな順序に並んでいる。
1.賛助会員入会金収入
2.正会員の会費、入会金収入
3.事業収入
4.寄付金収入、
5.補助金、助成金収入
確かに、一般のNPOは、寄付金、補助金、助成金収入は大きな収入源だと思う。 これを頼りにNPOを立ち上げているところもある。
ところがこのNPO The Good Times の収入源は、1の『賛助会員入会金収入』が殆どで、『行政からの補助金や助成金』など一般のNPOの主力財源は一切期待していないのである。
『こんな項目は要らないのでは』という議論になって、
極端に言えば、事業収入も寄付金も要らないのだが、今回は『補助金、助成金収入』の項目は抹消することに決まったのである。
★今年度の収入は180万円の収入の殆どが一人1000円の個人会員さんの入会金収入だけで、あとは銀行利息の23円だけである。
そして、このうち100万円ちょっとを、プロジェクトを企画申請されている団体会員さんに活動助成費として、差し上げている、『行政のようなNPO』なのである。
なぜそんなことが出来るのか?
これは全て、活動の殆どがインターネットを使用しているから、幾ら大きく使っても無料だから可能なのである。
ブログも、フォロワー15万人もいるツイッターも、Facebookも、タンブラーも、全て無料で、全体を動かしているのは人というよりも、人が考えた『トータルシステム』なのである。
年間、県庁に提出が義務付けられている今回の総会に関する資料以外は、紙は一切ない。
理事会の案内や、議事録なども全て、『ひょこむ』の特別コミユニテイの中に収容されているのである。
承認されたメンバー以外は見れないが、既に昨日の総会の議事録は、タッチャんがそこに掲載してくれている。
実質、事務所もないし、電話もない。
あるのは、
この会員カードだけである。
入会金だけで、年会費は頂かなくても大丈夫なのは、毎月の経費が殆ど掛らないからなのである。なにもしなければホームページの管理料5000円だけである。
今年180万円の収入があったと言うことは、この1年間で1800人近い入会者があったと言うことなのである。
★NPOは幾ら、お金が貯まっても、利益分配などは出来ないので、一生懸命会員を集めて活動する方には、助成金で戻してその活動を支援しようということにして、こんな助成の規定を既に決めて実行している。
その今年の金額が100万円なのである。
活動のプロジェクトを申請されて、NPOの理事会で承認されたら、1000円の入会金のうち、
申請時募集目標 支援率(入会金×率) 個人会員カード様式
1 50~100人未満 20% 標準仕様
2 101~300人未満 30% 標準仕様
3 300人 40% 提携会員ネーム入り
4 500人 50% 提携会員ネーム入り
5 1000人 60% 提携会員ネーム入り
6 2000人 70% 提携会員ネーム入り
7 5001人以上 80% 提携会員ネーム入り
5000人以上集めることを目標にされる方には、入会金1000円のうち800円を差し上げようというのである。
現時点では、60%=1000人目標が普通だが、
もっと大きい団体、例えば、カワサキワールドなどが年間20万人の入場者を対象に展開されたら、
金額は2億円、そのうち1億8000万円は自動的に、支援することが出来るのである。カード代はNPO法人負担だから、カワサキワールドとしては殆どリスクは発生しないシステムに仕上がっている。
独自にカードを発行される企業は世の中に多いが、幾ら頑張ってみてもその企業内の特典などしか提供できないし、管理費などの負担のために年会費を取った途端に、総人数が一定以上には増えないのである。(仮に5万人の会員がいたら毎月平均5000人の人の期限が来る。毎月5000人改めて集めないと5万人は維持できないのである。)
NPO The Good Times のシステムは、入会金だけだから、『増えても減ることはない』し、既に特典を供与している団体会員さんの特典は、『全ての会員さんに適用される』ので、特典もどんどん増える一方なのである。
カワサキのユーザークラブKAZEを20年前に立ちあげた経験やソフト、ノウハウを知りつくしたメンバーが考えた『システム』なので、全てのシステムが日本のトップレベルの水準である。
会員さんを集める目標は、50人でも、1000人でも、1万人でも、10万人でも、問題なく対応できるようになっている。
要は『システムを上手に使う柔軟な発想』を持っているかどうかにかかっている。
『システム』とは、同じものでも使い方でその効果は違ってくる。
ツイッターでフォロワーを100人持つ人も、NPO The Good Times の公式ツイッターのように15万人持つ事も、そんなに難しくなく可能なのだが、発揮される効果は天地の差がある。
NPO The Good Times は『システムそのもの』なので、
それを理解し上手に使われた方には、大企業でも、行政でも、小さな個人商店でも、グループでも十分機能するように出来上がっている。
全国どこでも、海外でも大丈夫なように基本システムは組まれている。 元々インターネットは全て世界で通用するように造られているのである。
★ごく最近、新しく提携カードを造られた
『e-音楽@みき』は、こんなページでその活動をスタートされようとしているのである。
提携会員ネーム入り とはちょっと見えにくいが、NOの前に、『e-音楽@みき』の文字の入った独自の会員カードである。
e-音楽@みき、 はなかなか発想も、取り組みの姿勢も高度である。 NPO The Good Times の今年期待のの注目株なのである。
設立以来、3年目に入ろうとしている。
今年の目標は『新しい公共』として、少し高い目標にチャレンジしようと、目論んでいる。
大小はともかく、『高い理念に燃えた』マネージメント能力のある方なら、どなたでも参加大いに歓迎である。
『異種、異質、異地域をみんな繋いで楽しい時を過ごそう』
という基本コンセプトのちょっと差別化された、NPO The Good Times なのである。
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