★先日のブログでもちょっと触れたが、大阪の橋下さんが『首相公選論』を言っている。
昨日改めて、ニュースとして流れたようで、
その結果 『導入した方がいい』と言うのが、82%もあって、圧倒的だったのには少々驚いた。
★ 日本の総理は、自民党の時代からずっと順送りみたいなもので、任期も世界のトップたちに比べたら圧倒的に短く、名前も顔も覚えられないうちに、次の人にバトンタッチされるのが常であった。
戦後60年戦争もなく、リーダーが先頭に立って物事の決定を下さねばならぬ事態が、皆無であったと言ってもいい。
国政は霞が関の官僚たちが、大企業は本社のエリート集団が、それぞれ描いた上にリーダーはただ乗っているだけでも『大過なく任期』を務める事が出来たのである。
お神輿型経営などと言われてきた。
独特の個性など、むしろない方が『大過なく過ごす』にはよかったのかも知れない。
大きな課題が、経済政策や企業で言えば業績など、お金に関するもののウエイトが大きかったので、それでも特に問題はなかったのである。
★今回の橋下さんの提起に対してこんなに極端に反応するのは、
今回の東日本大震災に起因することは間違いない。
阪神大震災などと比べて、その規模は比べ物にならぬくらい大きいし、
加えて『原発問題』など、日本の今後のエネルギー政策に関わる根本問題だけに、
この決定をする総理がどんな決定をするにしても、『菅さんではちょっと頼りない』 という感覚みたいなものをみんなが持っているのだと思う。
今回の浜岡原発の要請も、仮に同じ方向だとしても、菅さんがするのと、石原慎太郎とでは、受け止め方に差がでるのではと思われる。
rfuruya1 東日本大震災は、日本人が忘れかけていた『国』の問題を提起した。 代議士の中から選ばれる総理。 橋下さんが『首相公選へ改憲』を提案。 日本の総理は、国を代表する人であって欲しい。
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