★ 茨木沖の『こうなご漁』で放射能の含有量が上がったというニュース,You Tube で流れている。
『こうなご』の放射線の汚染がひどく、今季のこうなご漁を断念することにしたと言うニュースなのである。
福島の原発事故も陸地だけではなく海の魚にもこんな影響が出るとなると、これはまた大変なことなのだが、
4月中旬が最盛期の『こうなご漁』という。 「こうなご」とは「いかなご」と同じなのかどうか?
★ 結論から言うと『こうなご=いかなご=しらす=めろうど』 みんな同じ魚なのである。
瀬戸内海の関西当たりでは、まさに春の魚で、『いかなご』が現れると、春だなと思うような春を告げる魚である。
『釘煮』にして、関東の人に毎年送ると言う人もいるので関西だけで取れる魚かと思っていた。
図鑑には詳しく『いろんなこと』が書かれている。
『物知り度/★★★ 知っていたら通人級』
などと言う表現もあるので、ちょっとブログに纏めてみたい。
ずっと以前、島田 紳助に、『知識と言うのは、他人に伝えることによって、自分の身に付く』などと言われたことがある。
(彼は最後の8耐をカワサキで、と当時は思っていた。実現しなかったが・・・)
『サンデ―プロジェクトでいろんないい知識を覚えても、それを話すような高級な相手が周囲にいないので、なかなか身につかない』 と冗談で言うのである。
確かに、『先生は知識が身に付くはずだ』と思ったものである。
『こうなご』の話も、ブログに書いたら幾らか覚えるかも知れない。と思って図鑑の中から、面白そうなくだりを取り出してみる。
● 生息域は沖縄をのぞく日本各地、朝鮮半島
● 産卵期は12月〜5月くらいまで。北ほど遅い。本州では冬に産卵する
● 主にプランクトンを食べている。 低水温に適応しており水温が高くなると砂にもぐり込み夏眠する。
● 関東、愛知県では「こおなご(小女子)」、大阪では「かますご(梭子魚子)」。兵庫県では「いかなご」。九州では「かなぎ」。
大型の20センチ前後になると宮城県、岩手県では「めろど」、「めろうど」、「めろーど」。北海道で「おおなご」
関西どころか、沖縄にはいないが朝鮮半島にもいるのである。 だから、関西は春、茨木沖は4月中旬なのだ。
大きさはいろいろあるが、小さいものほど高いとか。
明石の魚の棚の話も出てくる。『魚の棚』も全国区になった。 子供のころ本籍は魚の棚の直ぐヨコ『細工町20番地』だった。今でもそんな町名あるのだろうか?
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