★昨日の神戸新聞に『三木山森林公園の四季(2)ミズヒキ』と題して、
こんな写真と記事が載っていた。
昭和30年代の里山環境を復元しようと職員らが立ち上がった三木山森林公園。
外来種を駆除し、芝生広場をかつての草原に戻す取り組みなどが奏功し、カヤネズミやニホンアカガエルといった多様な生物が定着した。
■ミズヒキ その名は飾りひもから
木漏れ日が差す「もみじ谷」に、卵形の赤い花が40センチほどの茎に連なる。
ミズヒキという名はそのまま贈答品や正月飾りに付ける飾りひも「水引」に由来する。
三木山森林公園で見られるのは例年8月ごろで、万緑に鮮やかな赤色が目を引く。
開園前から自生していたと見られ、水路の周辺に群落を成している。
というのである。
三木山森林公園は、私が『一番好きな公園』である。
かっては、犬の散歩にもよく来たし、
孫たちがまだ小さい頃に、一緒によく来た公園である。
自然がそのまま残っていて、その周回路なども自然のままである。
こんな芝生の広場もあるのだが、それを自然の草原に戻そうとしているらしい。
久しぶりに行ってみたら、草が生えるまま放置されていた。
★『ミズヒキ』という名前も初めて聞くし、公園に行けば必ず歩くと言ってもいいお気に入りの『もみじ谷』にその花は群生していると書いてあるので、
これはこの目で見ておかなくてはと、早速行ってみたのである。
気を付けて見ないと、見過ごしてしまうような『小さな赤い花』である。
ホントにカメラを近づけて撮らないと写真には写らないくらいなのである。
普通に写すとこんな感じで、確かに赤い花は見られるのだが、多分殆どの人が見過ごしてしまうだろう。
記事にある『水路の周りに群生』とあるのは、多分このことだろう。
時期が過ぎたのか、この群生地では『わずかな花』しか見ることができなかった。
★私の大好きな『もみじ谷の入口』である。
坂道をどんどんと登っていくと、ゆっくり歩いて30分ほどかかるし、
スマホでは『7階の階段を上がった』と記録されていた。
こんな登り道が続いている。
下れば簡単だが、この道登り切るのは結構な運動になる。
犬の散歩にしょっちゅう来てた頃は下っていたのだが、最近は折角来たのだからといつも登り道を歩いている。
これが最後の急坂である。
そしてこんな下り道を歩いて降りてくると、普通の公園の様相が広がっている。
この辺りには子ども連れの方も多いし、その景観も公園らしい様相なのである。
池には睡蓮がいっぱいだった。
★こちらが『三木山森林公園のホームページ』である。
これをご覧になると、そんなに変わった公園でもないと思われるだろう。