★なぜかゴルフは女子プロの人気が圧倒的なようで、
今回の日本女子オープンも4日間で延べ5万人の観客で賑わったようである。
渋野日向子が全英オープンで優勝してから更に一段と盛り上がった感じである。
彼女のゴルフも歯切れよくて上手いが、その笑顔もいい。
人気が出るのもよく解る。
★この週末はテレビはスポーツ番組でいっぱいだった。
ラグビーも、CSシリーズの阪神ーDeNa戦も、ドーハの世界陸上も、女子サッカーの日本とカナダ戦も、ホントに盛りだくさんだったのだが、チャンネルを切り替えながら観るのに忙しかった。
そんな中で、昨日一番長くずっと観ていたのが『日本女子プロゴルフ』なのである。
畑岡奈紗の優勝に終わったが、渋野日向子も出ていたし、韓国の選手など世界トップレベルがいっぱいで、流石に世界のトプレベルの選手は違うなと思った。
畑岡奈紗など正直知らなかったのだが、主としてアメリカで戦っていて『世界6位』なのである。
体もそんなに大きくもないのによく飛ぶし、ホントに素晴らしいプレーぶりだった。
『日本オープン』だったからだと思うが、
CSテレビでは朝のスタート前から中継したし、
11時からはBSで、
さらに1時からはNHKで引き続き中継したので、それをずっと見ていた。
スタート前の練習場からの映像も観ることが出来たし、実際に現地に見に行った以上に確りと観ることができたのである。
そんなことで畑岡奈紗のプレーは1番ホールから18番の優勝パットまですべて観ることが出来たのである。
こんな風に1番から18番まで通してのプレーを観たのは初めてのことである。
『世界6位』だからプレーが確りしているのは当然だが、状況毎の判断など、改めて『ゴルフの勉強』が出来たような感じだった。
私自身も結構ゴルフには凝ってたので、オフィシャルハンデーは10を頂いたりしたのだが、それ以降も一生懸命やってたので、70台が出るのもそんなに珍しくはなかったのだが、現在は80台が出ないゴルフになってしまっている。
女子プロの18ホールを通じてのゴルフを確り観て、『もう一度、ちゃんとやってみるか』などと思ったりしたから不思議である。
技術などよりは、プレーに対する『真剣さ』や『考え方』の重要性などを考えさせられたのである。
★『畑岡奈紗』を改めて調べてみた。
『奈紗』という名前はアメリカの航空宇宙局のNASAから来ていて、『前人未踏のことをするように』という願いを込めて名付けられたようである。
中学時代までは陸上の短距離の選手だったとか、そんなことでそんなには大きくないのに体幹が確りしているのである。
渋野日向子も世界11位にランクされていて、来年のオリンピックのゴルフは多分この『畑岡・渋野コンビ』での出場になるだろうから、金メダルも夢ではないように思う。
★ラグビーもそうだが、昨今の日本のスポーツは、どれも世界レベルになっていて、素晴らしと思うのだが、それは昔と違って体幹強化のトレーニングやなど、基礎を確りやってるからだと思う。
昨日も渋野日向子のスタート前の練習風景を映していたが、寄せなどの基本練習の量が素晴らしい。
あれくらいやったら『体が覚えてしまう』のだと思う。
あんな練習なら、私の今の体力でも十分できるのだが、そんなことを一切しないから『ダメだな』と思ったりしたのである。
ゴルフの回数も最近では減ってしまって、年4・5回なのだが、『練習する』という真剣さがないから、ダメだなのだなと思ったりした。
そんなことを思うだけでも『よかった』と思う昨日の『女子プロゴルフ観戦』だったのである。