★ もうすぐ師走である。
恒例の『今年の流行語大賞』はどんな予想なのか?
Yahooの意識調査に出ていた。
いま予想されているのはこの二つ
『れいわ新選組』 と 『上級国民』 がダントツである。
『れいわ新選組』は、山本太郎のコレかとすぐ解ったのだが、
『上級国民』 というのは、あの事故を起こしたこの人から連想されているらしい。
初めて聞いたが、以前かあったようで、2015年のこんなことがそのスタートだという。 こんな解説文があった。
何となくそんなこともあったのかなと思うぐらいは覚えている。
この言葉は2015年9月1日以後にネット上で急速に広まった言葉で、その背景としては2020年東京オリンピックエンブレム無断流用騒動の説明の中で、「一般の国民の方々」「一般国民」という言葉が多用されたのだが、ネット上などで、この「一般国民」と言う表現を「上から目線」であるといった論調で批判的に要約して伝えたものが多数あり、本来は『デザイナーなどの専門家』に対応しての『一般国民』だったのだが、「上級国民」という言葉がネット上で急速に広まったのがその起源であるらしい。
この言葉が広まるにつれて、「上級国民」という言葉は「デザイナー」「専門家」ではなく、「特権階級」「上流階級」を指して使われることも多くなったようである。
それが2019年にまた突然に広まったのは、今年の4月に、東京池袋にて87歳の高齢ドライバーが運転する乗用車が暴走し、10人が怪我、2人の母子が死亡する惨事があり事故を起こした運転手が元高級官僚であったことが判明し、凄惨な事故のわりに逮捕されなかったこと、事故に対するマスコミの報道のありかたなどが問題になり、この事件を機にネット上では「上級国民」の言葉が再び広まることになったのだという。
★なるほどとは思ったが、昨今の流行語大賞は、どうも私には関係のない言葉が多い。
かって1990年代の現役の頃はこんな言葉が流行っていて、何となく解っていたのだが。
『上級国民』とは、税金を払っている『一般国民』に対して、『税金から収入』を得ている『政治家や高級官僚』のことを言ってるようで、そういう意味では『れいわ新選組』も『上級国民』 と言えるのかも知れない。