★ 緊急事態宣言が発令されたのは4月8日のことだった。
それから1ヶ月半なのだが、それがどうやらこんな形で、
解除される方向のようである。
ただ、『緊急事態宣言』が解除される方向ということであって。
『新型コロナ問題』が終わったわけではない。
★この数か月間、毎日『コロナ問題』で明け暮れているのだが、
マスコミやテレビなどでは、専門家と称する人たちをはじめとして、
いろんな意見が飛び交っていて、マスコミがそれを扇動している節がある。
私なども含めて、このようにネットでも取り上げたりするので、
『1億総評論家状態』になっているのだが、
ちょっとその度合いが過ぎるきらいがある。
特にこのような『安倍政権のコロナウイルス対策』の評価などは馬鹿げている。
『コロナ対策』は政府は勿論だが、その主役はむしろ国民の方ではないか。
少なくとも、世界の先進国に対して、
感染者数も死者数も圧倒的に日本は少ないのだから、
そういう意味では、現段階では『大成功』と言っていい。
3月の初めには、今世界で一番の感染者と死者になっているアメリカが
日本より下にいたのである。
もし、日本がアメリカのようになっていたら、一体どのように言うのだろうか?
ただ、韓国の例を見ても、油断をすると急にぶり返したりする。
この問題は世界中が収まらないと本当の解決にはならないのだから、
一喜一憂することなく、国民全体が冷静に対応する必要があるのだろう。
日本は先進国だと思っていたが、
感染症の検査システムなどでは、全くの後進国であることもよく解った。
検査の数が少ないから、感染者の数が少なく出てて『ホントはもっといる』などと言う専門家もいるが、仮に居たとしてもその数は大した数ではないはずだ。
死者の数が昨日までで710人なのである。
仮にコロナ感染者に数えられなかった死者が別にいたとしても、
それが若し沢山いるのなら、その周囲での感染者がもっと出て当然なのである。
★ 私は結構、なんでもマーケッテングするようなところがあって、
末端の実際の状況が気になるのである。
一番問題にすべきは感染者累計などではなく、現時点の感染者実数なのである。
緊急事態宣言が出た翌日から、私なりに
感染者累計ー死者ー退院者=実質感染者数
をずっと『実質の感染者数』を追っかけてきたのだが、
そのピークは1万人あたりで5月の連休までは続いたのだが、
それからは『減少傾向』に入り退院者も増えて、
今は4月10日あたりのレベルにまで下がり、5500人なのだが、
今後はさらに減少するスピードが上がるはずなのである。
『いい時期』での緊急事態解除の方向だと思うし、
そういう意味では、日本政府の採った対応方針も、日本国民の生活態度も、
世界水準を上回って『みんなで最高に上手く対応した』
と評価して然るべきだと思っている。
★それは兎も角、3月から私の生活態度は『100%コロナ対策』に徹してきた。
この2ヶ月半、家内以外と喋った時間は皆無と言っていいレベルなのである。
朝8時から10時頃までは、三木総合防災公園でスロージョッギングなど、
運動を続けたら、体調は最高によくなった。
昨日の実績はこんなところで、
1万歩をクリアして、アクテイブタイムも1時間を越えたし、
体脂肪率は初めて22%台を記録した。
そういう意味では『コロナウイルス様様』なのである。
3月2日が誕生日なので、87歳から新しい生活が始まったのだが、
スロージョギングは歩くぐらいのスピードなのだが、
『軽やかに走ってますね』と褒めて頂けるほど、
大袈裟に言うと現役の運動選手のようなジョッギング・リズムに近づいて
10本近くやる50メートルダッシュも、
野球のベース間の距離ならそこそこの速さでスムースに走れるのである。
決して『ドタバタ』ではなく、
80歳ごろから始めたダッシュだが、今が一番早く・リズムよく走れている。
★このコロナ問題、簡単には終わらないと思うのだが、
都会に住んでいなくてよかったなと思っている。
都会なら、こんな風には行かないのではないか?
1週間に1・2度家内の買い物に付き合う時以外は、マスクも付けたことがない。
三木総合防災公園から家まで6分ほどだが、こんな環境なのである。
公園の中も、これくらいの人で、
マスクをせずに散歩してる人も多い。
公園からの出口の交差点、人も車もいない。
右に曲がって500メートルほど
そこから坂を上ると、 関西国際大学がある。
そしてこんな住宅街、 この写真のまっすぐ前、1キロほど先に我が家がある。
Stay Home なのか、 人も少ないし、車も少ない。
これから先、果たしてどんなことになるのだろうか?
コロナ対応で、 さらに『新しい生き方』を前向きに考えたい。
世の中も、いろんな『新しい対応』が生まれているようである。
私も、頑張る。