雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

定年後の生活が始まった    自分史

2020-12-09 06:35:59 | 自分史

★ 昭和32年(1957)4月川崎航空機に入社して始まった現役時代は、
 1999年5月末で北海道川重建機社長を退任することで幕を閉じた。
 
 42年間の現役生活は、オモシロかったと言っていい。
 それは一般のサラリーマンが経験するようなものではなくて、
 入社して退社するまで、『上司の指示』など全くなかったと言っていい。
 新入社員の時から一貫して『自分のやりたい』ようにやれたのがよかった。
 
 会社が再開したばかりで、新しく整備されていなかったこともあったし、
 上司が経験したことのない『IBMでの償却計算』などに取り組んだのが幸いしたのである。
 


★ そんな現役時代が終わって、
  定年から6年間は、このように纏められている。
  年齢でいえば67歳から73歳までだが、
  74歳以降の活動に比べたら、
  世間一般の定年後の生活に近いモノだっと言っていいだろう。

 


★札幌からの帰りは、飛行機ではなくて札幌から大阪まで
 『人気の22時間の汽車の旅』で戻ってきている。
 その少し前にはこれも家内と一緒に北海道全土を車で一周するなど、
 なかなかいい時間が過ごせたのである。 

 5月から始まった定年生活は、
 『庭の手入れ』から始まったと言っていい。
 札幌に行っていた2年間庭はほったらかしにしていたので、
 その剪定が大変だったのである。
 そしてその翌年からは『薔薇の栽培』をスタートしている。

 当時はまだ『コロ・ラブ』という2匹の犬がいたので、
 毎朝夕、犬の散歩は日課だった。
 札幌に行っていた2年間、面倒を見てやれなかったので、
 この時期は大いに『犬の時間』が多かったように思う。
 

    

 
 
★翌2001年7月、パソコン購入とあるが、
 別に自分で買った訳ではなくて、娘婿の門野匡秀に買わされたのである。
 日記に
 『門野くんがノーリツの社内販売の残りのパソコンを持って専門家と一緒に来てくれる。
 18万円の買い物である。
 インターネットもメールも出来るように午前中掛ってセットしてくれたが、
 果たして使えるようになるだろうか?…』
 などと書いていて、私のネット生活がスタートしているのである。


★ 2002年は特に何も書いていないが、日記を見ても特に何もない。
 薔薇に一生懸命である。
 まだ膝や腰が痛くて整形外科に通っている。
 ストレッチや水泳などやりかけたので年末には何とかよくなっている。
 永年のサラリーマン生活で運動不足だったので、体調だけでいうと今の方が
 よほど元気である。

 ストレッチに関して言えば、以来ずっと続いていて、
 これが私の体調を支えてくれていると言ってもいい。
 『筋肉は何歳になっても付く』と言った医師の言葉はホントだった。
 


★ 2002年5月に廣野ゴルフ倶楽部の理事長宛に『手紙』を出している。
 
 廣野ゴルフ場は、神戸・三木線の道路と長く接しているのだが、
 その部分が雑草が生え放題で汚いのである。
 いつもそこを通って通勤していたので
 ずっと何年間も気になっていたのだが、現役時代は言えなかったのである。

 この年、70歳にもなったので
 『道路に面した部分は社会と繋がっているのだから・・
 と思い切って書いてみたら、
 丁重なご返事を頂いて、それ以降本当に綺麗になったのである。

 昨今はネットで毎日のように自分の想いを書いたりしているが、
 この手紙が私にとっては『社会に物申した』最初のものだったのである。
 丁重なご返事も頂いたし『様変わり』したので、
 それが自信に繋がったと言っていいだろう。

 
★2004年にはデジカメを買っている。
 生涯で、初めてカメラを持ったのである。
 これもパソコンを持ったお蔭で、写真でも撮ろうかと
 最初に撮ったのが上記の『トム・ラブの写真』なのである。

 今も続いている『Z1会への入会』もしている。
 今はアメリカに移住してしまった娘一家が、
 ノーリツの転勤でアメリカに渡ったのがこの年の7月、
 もう15年にもなるのである。 孫たちも大きくなるはずである。
 

★ 2005年は特に何も書いていないが、確かに何もない。
 日記をめくってみても、確かに何もない。
 ただ、ゴルフは42~45で回っているし、
 パンダ碁も初段で打っているので、これは今よりもずっといい。
 体重も75kg前後で保てている。
 
 なぜかな?と思うが『気持ちの持ち方』かなと、思ったりしている。


 パソコンでブログをやりかけたのは、
 翌年2006年9月からで、それからは生活が一変した。
 今思うとこの数年間が
 人生で『一番落ち着いていた時期』だったのかも知れない。

 
コメント
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