★長く人生を生きてきたが、
今年ほど自然の移り変わりを、
直接この目で確かめながら過ごした年は、初めてだろうと思う。
これは、『コロナ』のお陰である。
春先からジムも閉鎖されたし、
毎日公園をスロージョッギングする日が続いた。
その頃は、梅が咲いていた。
公園というのは1年中何かの花が咲くように、
計画的に植樹されていることもよく解った。
春から今まで、花が絶えたことがない。
★そして今は、紅葉から黄葉そして落ち葉の季節となっている。
ごく最近まで黄葉だった並木道も12月も半ばになると、こんなになった。
でも、もみじ谷の中腹は未だ紅葉の季節でもある。
手前は池なのだが、全く水面は見えず、落ち葉で埋まっている。
この森は未だ、葉は散ってはいない。まさに『黄葉の季節』なのである。
渡り鳥は今年もこの池にやってきた。
これらは、いつになればホントに葉を落としてしまうのか?
そうなれば、どんな景観になるのか?
その辺りの興味を持ったのも、今年が初めてである。
葉は落ちてしまったが、
赤い実がいっぱいの樹もあるし、
山茶花は冬の花である。
こぶしは既に蕾を持っている。
こぶしの花が開くのは、いつだったかな?
『こぶし咲く春』というから、2月頃だったのかも知れない。
あと15日で、いろいろあった2020年も終わりである。
来年は1月から、改めて公園の樹々の変化や
花をもう一度、確かめてみたいと思っている。