★歳をとるといろんな病気が出てくるのは仕方がないのかも知れない。
私などは若い時肺結核に罹ってあまり長くは生きられないかなと思っていたら、
それも克服して68歳の頃に「くも膜下」になったりしたが、
これも上手く克服できて、それ以降は至って健康だから不思議である。
家内などは見た目はそんなに丈夫そうでもないのに、
病気らしきものは何もせずに生きてきたのだが、
80歳代になって膠原病と言うリュウマチのようなよく解らない病気になって、
昨今はそんなに元気でもない。
★今日はその膠原病の3か月に1度のチェックがあって
北播磨総合医療センターに行ってきた。
先生の診断では特に変わりはないので
次回は11月末ということなのだが、
病院に来ている方を観ていると家内などはまだ元気な方である。
高齢者でちゃんと歩けない方がホントに多いのである。
★ところで世の中にはあまり聞いたことのない病気もあるものだ。
「帯状疱疹」って、ご存じですか?
水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気なのだが、
痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じるのである。
50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症するといわれているという。
日本人成人の90%以上は帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜伏して
過労やストレスなどで免疫機能が低下すると、帯状疱疹を発症するのだという。
過労やストレスなどで免疫機能が低下すると、帯状疱疹を発症するのだという。
家内がごく最近この帯状疱疹に罹って、
最初の4,5日は痛かったようだが、今は何とかなっている。
こんな想いもよらぬ病気に突然罹ったりするから気を付けなくてはならない。
★ 家内なども70歳代までは至って元気で
毎週水泳に行ったり、アメリカの娘のところにも10年続けて遊びに行ったりしているのだが、
最近はこんな調子でもう一つ元気がないのが、私の今の一番の心配事である。
もう86歳だから仕方がないのかも知れないが、
それでも家の中のことは家事・炊事・洗濯はすべて家内がやってくれてる。
もう少し私が手伝えばいいのだが、
どちらかと言うと昔気質で家の中の領域には、私には手を出させてくれないのである。
こんな病気を機会に、私もより積極的に家事を手伝ってやりたいと思っているのだが、
果たして今後どんなことになるのだろうか?
それでも近所でも高齢者夫婦で揃っているのは我が家だけのようで
そう言う意味では二人とも幸せな人生だったなと思っている。
まあ、こんなこともその人が持っている運みたいなもので、
86歳以上の夫婦なら、
いつお迎えが来ても不思議ではないのである。
私自身がこんなに生きられるとは思っていなかったので、
二人とも最高に幸福だった人生だと思うべきである。
家内の帯状疱疹で、そんなことを想っている昨今である。