林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

本屋へ

2020-04-16 | 林住期

青嵐が雑木林を、コロナウィルスが人々を激しく揺さぶる日。
じじぃは外出自粛要請を脇に置き、団地の下にある本屋へ行きました。
こんな裏道には、人もウィルスもいないからね。

本屋は想定とおり、物々しい雰囲気です。
レジは透明ビニールシートで囲われ、人は完全武装の店員とじじぃの二人のみ。
マスクを忘れてましたが、この本屋なら大丈夫でしょう。

  月刊文藝春秋五月号を買いました。
  武漢肺炎特集で、まだ読んでませんが、目次だけは全部目を通しました▼
  TVの面々に食傷気味のご同輩へ、多士済々の文春をお勧めします。

  

  総力特集コロナ戦争
    人・国 みな本性を現す(塩野七生)
    感染症の日本史 答えは歴史の中にある(磯田道史)
    グローバリズムの復讐が始まった(佐伯啓思)
    安倍総理よ 強い決断を(橋下徹)
    すべての疑問に答える(小池百合子東京都知事)
    医療崩壊も想定内だ(吉村洋文大阪府知事)
    安倍官邸 無能な役人の罪と罰(舛添要一)
    菅外しで現実味を帯びる石破擁立(赤坂太郎)
    狡猾なウィルスに試されている(橘玲)
    戒厳令下の欲望の街を往く(本橋信宏)
    現場医師の報告 新型肺炎重症化の苦しみ(岩淵敬介)
    韓国パンデミックでも反日は死なず(金敬哲)
    武漢・中国人女性医師の手記(アイ・フェン)

  全世界同時不況に備えよ
    株・債券・土地はこうなる(神谷秀樹)
    消費パニックの勝ち組と負け組(渡辺努)
    中長期戦略 中国進出を止めてはいけない(新浪剛史)
    五輪延期費用3000億円 IOCも負担せよ(後藤逸郎)

  そのほか面白そうな記事です。
    大相撲無観客場所潜入日記(佐藤祥子)
    こんな時こそ一人呑み 東京もつ焼き酒場ベスト5(吉田類)
    小中高生に全力で薦める極上の12冊(辻村深月・綿矢りき)
    志村けん 最後のコメディアン(広野真嗣)

  

  いくつ読めるかなぁ。ふぅ。

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準備中

2020-03-24 | 林住期

「準備中」です。

昨日は、暑くてふらふらになってしまいました。
夜になっても、よろめいたりしたので、やむを得ず「休憩中」にしました。

で、今日は北風が強く、寒い。
公園の桜はこの程度。

ならば、この三日間で撮り溜めた道端の雑草特集で、と予定しました。
しかし沢山の写真からどれを使おうかと見比べているうちに、目がくらくら。
どうもいけませんなぁ.......。

  

  ま、明日は何とかなるでしょう。
  というわけで、今日は「準備中」であります。

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まいにち goo

2020-03-19 | 林住期

鬱陶しい春です。
下界の状況も加わり、猫額亭に引き籠っている時間が長くなりました。

医療費控除申告ほか、やらなければならないことは、じじぃだっていろいろある。
けれども、ブログに費やす時間だけが増えました。

というのも、林住記が庇を借りているgooブログ。
利用者を囲い込むための仕掛けが、満載なのであります。 

特に、記事下の「いいね・応援・続き希望・役立った」マル印です。
これらに付き合っているだけで、日は暮れ、夜は明ける。

まいにち毎日、こんなことをしていていいんだろうか。
林住期を経て、既に遊行期真っ只中なのだ。

何事にも縛られず、もっと自由自在にならなければ........。
そう感じ始めた今日この頃でありますが。

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古いマスク

2020-03-16 | 林住期

官房長官だったかな?、来週は1億枚が市場に供給されると言ったはずなのに、まだ足りません。
政府備蓄の743万枚を民間に放出するはずが、実は641万枚しかなく放出は250万枚に。
また嘘ですね。

ところが森生は困らない。何故なら1枚のマスクを洗わずに使っているから。
そろそろ一か月は経つかな?

もともとマスクが嫌いでした。マスクをすると息苦しく、眼鏡が曇ります。
それに、市販のマスクでウィルスを防げるとは、以前から思っていなかった。

武漢肺炎の場合でも「普通のマスクの予防効果はほとんどない」が定説ですよね。
くしゃみや咳をするときは飛沫の拡散が防げる、とは言われている。
本当だろうか? じじぃは拡散防止効果も疑っております。

そうはいっても、電車やバスに乗るときは、古いマスクをすることにしています。
それは周りから白い目で見られないためです。だからマスクは1枚で十分、というわけ。

14日夜、埼玉県で武漢肺炎感染者数は僅か32人です。これは検査をしていないからでしょう。
とはいえ既に入間川越両市からも感染者が見つかった。
いよいよ、近付いてきたな。

  

  それでも、行列してまでマスクを買うつもりはありません。
  タオルを首に巻いて、外出するつもりです。

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ゆるむ

2020-02-24 | 林住期

水ぬるむ季節になり、じじぃは気力も鼻もゆるんでおります。
百近くまで生きて来たんですからね。

今日は天皇誕生日の振替休日。溜まった新聞を泣きながら読むつもり。
来るなウィルスは、どこまで来ているのでしょうか。

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ちぐはぐ

2020-02-18 | 林住期

冬の間伸ばしていた髪を、また短くしました。
頭がスースーする。少し早まったかな。

一月振りのおやじさんとの会話が、ちぐはぐして悲しかった。
補聴器を使い始めて大分経ったのに、話があまり聞こえてないようです。
むしろ毎月、だんだん遠くなる感じ。

どうも耳の所為だけではなさそう。カフェのマスターもそうだった。
二人とも一つ先輩。危ないお年頃だいね。

  

  だけんども......。
  ヘンなのはお互いさま、かもな。
  この頃、ちぐはぐなことが多いのよ、我ながら。

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後始末

2020-02-14 | 林住期

辛夷の花芽が膨らんできました。
じじぃも少し色気付き、薄手の明るいズボンに穿き換え、ヤル気むくむくです。

何はさておき、今まで穿いてた厚ぼったいコールテンのズボンを洗濯しました。
もちろん、溜まってた下着やパジャマや靴下なども一緒に。

洗濯機は、洗い、濯ぎ、脱水してほぼ1時間後、ピーポピーポと出来上がりの合図だ。
蓋を開け、コールテンズボンを取り出すと........。

ややや!! 白カビだぁ!!!

原因は、ポケットに入れといたティッシュペーパーを一袋、一緒に揉みくちゃ洗いしたんでした。
う~む。

その後、もう1回洗濯。............きれいになりません。

一度乾かした後、ばたばたと振り払ったズボンです▲
ティッシュの残骸は、しっかりこびり付いて、落ちません。

この後3日間にわたり、粘着テープを何度も押し付け、ティッシュ屑を剥がしました。

ケータイを洗濯した人もいます。笑っちゃってすみませんでした。
洗濯は、ポケットをよ~く点検してからしましょうね。

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寒い日は

2020-02-07 | 林住期

立春というのに、この冬いちばんの寒い日になりました。

猛烈な北風に逆らい、完全武装でご町内をパトロールしたけれど、誰もいません。

ショッピングセンターもこのありさまで、ただ、風が吹いているだけ、です。

  

  こういう日は、臨時休業にします (汗かいてます)

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とほほ断捨離

2020-02-03 | 林住期

このところ、中古品買取業者からの電話が多い。
大抵断ってるけど、じじぃの好奇心が電話の巧みさ執拗さを受け入れました。

始めは池袋の業者です。
きちんとした好青年だったので、居間に引き入れ、背広上下8着を見せた。
他にもないかと言われ、腕時計2個・小銭入れなど鞄類をあちこちから搔き集めた。

しかし結果は僅か8000円也。

今まで残しておいた8着は、全部上等品だったのに......。
だけどもぅ着る機会はないのね。全~部言い値引き渡しました。

背広は東南アジアに渡り余生を過ごし、時計は分解され修理用部品になる、とか。
もって瞑すベシ。

2日目は神奈川県に近い多摩の業者。

今度は兄ちゃん。手足が馬鹿に長く、魔法使いが履くような先が尖った靴だ。
ヤバそうなので玄関で対応。LPレコード36枚とCD10枚をご開帳。
ここまで絞り込むのに大変だったんだから、と聞こえるように独り言。

兄ちゃんはスマホで相場を確めながら、出した評価額は、十把一からげで500円也。
じじぃは思わずよろめきましたよ。

ジョーン・バエズや、ミッシェル・ポルナレフなんかご存じないそうです。
マドンナやビートルズなどや、竹内まりやのレコードなら、10,000円の値が付くとか。

  

兄ちゃんと付き合ってるうちに、慣れて来た。
営業マンとしての躾ができてないだけで、悪人ではなさそうだ。
居間に入れ、50年前から愛用しているオーディオセットを評価させました。

スマホでさんざん調べた挙句.......。

  チューナー・レコードプレーヤー・カセットデッキなどまとめて10,000円也。

いやはや、世間知らずでした。
花の青春時代があったとしたら、それを全否定された感じだわぃ。

しかし、レコードもCDも産業廃棄物にはしない由。1枚10円程度で叩き売る、とか。
またもや、もって瞑すべし、かもね。

これで布団・カメラ・切手・背広・時計等の断捨離は一応終わり。
LP・CDと本はまだ大量にあり、色紙・扁額・絵などは、いろんな額縁と共に残ってます。
面倒臭いけど、メルカリを試してみるか。

  因みに、百恵さんのCD▼は、団地の一箱古本市で、100円で買い入れました。

  

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雪と体重

2020-01-19 | 林住期

雪が降りました。
初雪です。

落葉には少し積もり、道路は降るそばから解けてしまいました。

団地の北側にある日和田山は高山なので、うっすらと雪化粧。
以前なら、千載一遇のシャターチャンス、とばかりに里歩きをしたものです。

けれども外は寒いし、びしょびしょしている。
カラダとカメラが大切なので、玄関先でちょっと眺めただけ。

結果、一日の歩行数はたったの198歩であります。
わが猫額亭は、潜水艦みたいな狭さだもの、しょうがないよ。

  

  家でごろごろしていると、どうしても間食が増えます。

  体重はどどんと67kgをラクに越え、カラダの四分の一が脂肪で、BMI23.5
  これまでの努力やガマンは水の泡。

  淡雪は融け、アブラが残った、という一日でした。

  写真は、おしることぜんざいの違いが分かる、こちらさまから。

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とうとう

2020-01-17 | 林住期

近頃、どうもウッカリミスが多い。この10日間だけでも、

  喫茶店へ財布を持たずに行った。
  免許証不携帯で、ポンコツ軽を運転した。
  散髪後、マスター夫妻とがやがややってて、支払いを忘れた。
  稲荷ずしを店に置いてきて、店員に追いかけられた。
  玄関の鍵が開かないのは、掛け忘れていたからだ。
  風呂場の換気扇が、朝まで回っていた。

等々というていたらくであります。
いまのところ大事に至っていませんが、とうとう始まったのかなぁ......。

不安な年の始まりです。

  

  床屋の一件は、マスター夫妻も始まっている、ということですな。
  写真は紫陽花の枯葉と、ボケの開花です。

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認知症になる

2020-01-14 | 林住期

NHKスペシャル11日夜の「認知症の第一人者が認知症になった」を見ました。
よくできたドキュメンタリー作品ですが、感想は複雑です。

認知症になった認知症の第一人者とは、精神科医長谷川和夫先生のこと。
先生の大きな業績は、放送によると、

  認知症早期診断方法を開発し、その濫用を戒めた。
  家族の負担を軽くするために、デイケアを考案し普及させた。
  痴呆症を認知症と言い換えさせた。

そうです。
認知症になったご自分を長期密着取材させたことも、業績に加えるべきですね。

放送を見る限り、先生がおっしゃるとおり「認知症は不便だが不幸ではない」。
しかし先生と長谷川家は特別なのでは。何故なら、

  先生の認知症が、自身を客観視できる段階である。

  著名人なので、医療機関など、周囲が親切丁寧に対応してくれる。 
  講演会講師に呼ばれるなど、世間からまだ必要とされている。
   
  夫人も娘さんも理性的で自分を抑制でき、困惑しても先生の奇行を理解し受容できる。
  裕福な家庭で、和やかな家族がいる。

普通の人々の家庭環境は、とても長谷川家のようにはゆきません。
だから認知症は「不便で不幸」なのでは、と思いました。

  この放送を事前に知らず、片耳片目で視聴しているうちに引き込まれました。
  再放送は1月16日0時55分からです。
  録画してもう一度見直し、考えるつもりです。

  詳しい放送内容は、森生がよく見るブログ「エムスの片割れ」をご覧ください。
  また、認知症になってからの長谷川先生の反省(=世間への要望)は、こちらをどうぞ。

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猫になる

2020-01-02 | 林住期

あけまして おめでとうございます。

今年はネズミ年、ということになっておりますが.............。

  知足安分

    こうありたいものです、ネ。

  ちょろちょろ、あくせく、びくびくなネズミの一年。
  気ままな、ネコになりましょう。

  

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