健康を取り戻したい。
心を入れ替えて少し早起きし、テレビ体操を、また始めることにした。
当分は見学ですが.......。
朝の体操は眠気が覚め、なかなかいいものである。
さっぱり要領を得ない太極拳に較べ、ずっと分かり易く、精神衛生にもいい。
美しく姿勢が良く、いまどきの鶏ガラ娘とは異なり付くべき部位に肉が適度に付き、
愛嬌があるお嬢さんたちが、朝からレオタード姿なのが解せないが、良い。
ついでに午後3時前の体操でもレオタードになって頂きたいが、何故そうしないのか?
始めにやる「みんなの体操」は高嶺者向きの体操らしい。
割合緩いが侮るとよろける体位があり油断禁物。
次に行う筋肉強化運動は日替わりで、真似が難しい日もある。
それぞれの動きにはそれなりの効果がある、と説明がある。本当かな?
最後は「ラジオ体操第一」か「ラジオ体操第二」を毎日交代で行う。
実際やってみると、いちばん古い第一は体操の傑作。
世界に誇れる無形文化遺産だと思う。
第二は激しい動きがあり、体調と相談し、付き合えないときは見るだけにしよう。
ラジオ体操は両方ともピアノ伴奏で行う。
おじさん一人とおばさん二人が交代で出演する。
お嬢さんたちの動きは完璧なので、相手に合わせて臨機応変にピアノを弾く必要はない。
芸術的な演奏を求められているわけでもない。
それでも毎回ピアニストを紹介する。
中村紘子さん級の著名なピアニストなら理解できる。
じゃが芋おじさんや南瓜・玉葱おばさんじゃぁね、である。
国営放送は何故小股の切れ上がったピアニストにしないのだろうか。
野田新首相の奥方はエレクトーン奏者だったらしい。
宴会で演奏中の姿に、佳彦クンが惚れた、とか。
奥方は千葉県船橋市の庶民的な美しいお方で、泥鰌の独り占めは勿体無い。
ラジオ体操の伴奏は、この奥方にお願いしよう。視聴率、上がるよ。
更に指摘すれば、出演者の言葉遣いがおかしい。
「首をかしげる」というべきところを「横曲げ」と言う。
「横を向く」と言うべきところを「首を左右にねじる」と言う。
タオルじゃあるまいし、恐ろしいことだ。
これらは国営放送らしからぬ日本語の乱れである。
善処をお願いしたい。
金子梨沙さん
なお動画は「みんなの体操」「日替わり筋肉強化運動」「ラジオ体操第一」「同第二」が重複しております。
この番組直後の「ブック・フック・ロー」を最近好きになりました。
いずれ詳しくご紹介しますね。
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