林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

みやこわすれ

2022-04-25 | 庭いじり

BOTANICAさまより みやこわすれ

数年前から、庭仕事が重荷になっていました。
心肺が悪い最近は、鉢植えへの水遣りもよろよろ、という有様です。

長年慈しんだ花々を、じじぃと共倒れにしたくない。
店長に、引き取ってくれる人を探してもらった。

馴染み客の若いお婆さまが手を挙げてくれた由。
今朝、猫額亭へ、店長が代りに軽トラで引き取りにきた。

  深山霧島(普賢月)・雪柳・満天星躑躅・草木瓜・吃驚茱萸
  斑入姫空木・大手毬・宮城野萩・黄梅

  都忘れ・翁草・日本鈴蘭・風知草・あやめ・みせばや・姫ちがや

等々を、先ず引き取ってくれた。

  姫綿菅・姫ぎぼうし(カピタン)・筑紫落葉松
  各種多肉植物

などは次回の引き取りになった。

惜しい。そして悲しいよね。
だけど安心もしました。花はまだ生き続けられる、と。

愛娘を嫁に出した父親のこころです。

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秋の空

2021-09-27 | 庭いじり

爽やかな朝。
夏中、ほったらかしだった庭の手入れをすることにした。

先ず、鉢の中の雑草をピンセットで抜く。
根気が必要な作業。

次に粉末油粕を鉢ごとに適量を撒き、たっぷり水遣り。

サンサンと照り付ける日差しがキツイ。
汗、たらたらり。

通路を邪魔する皐月木瓜の徒長枝剪定は.......。
取り止めた。

後は涼しくした室内でぐ~たら。

あくる日は、曇天で肌寒い。
庭仕事にはうってつけ、ではあります。

で、昨日の続きだけど、曇天はヤル気を削ぎますな。
空がどんよりすれば、気分もどんよりする。

庭にも出ずに長袖に着替え、ひねもす屋内でぐ~たら。
こんなことでは、筋肉量は減る一方だわ。

それにしても。
ままにならないのは秋の空と、じじぃのこころです。

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雑草は強い

2021-08-06 | 庭いじり

むくげに覆いかぶさる蔓草。
駆除し残した根から蘇った荒地盗人萩は、しっかり根を張り引き抜けない。
アスファルトの切れ目に、生えそろう雑草。

梅雨入り前に、刈り込んだ躑躅や皐月など花木類は、元の黙阿弥姿に。
この猛烈な暑さでは、徒長枝剪定も、除草剤を撒くこともままならない。
地面に根を張る植物の生命力に、じじぃは負けました。

  

  青竹にゆくて阻まれ回り道
             猫額亭森生

  以下、付け足しです。
  抜歯後の痛みは、夜遅い夕食後飲んだ鎮痛剤で治まりました。
  血はほぼ止まったようです。

  食事は当分の間、流動食や介護食などで、栄養を摂ります。
  それから、体力を維持するために、数日、静養するつもりです。
  この過酷な暑さでは、静養するしかないもんね。

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作業は必要火急

2021-06-23 | 庭いじり

数日前から庭仕事に励んでおります。

しかしながら、薄暗くなるまで働いても、蒸暑くてて作業はなかなか捗らない。
わが猫額亭庭園の敷地は、年毎に広くなっているようです。

予報では、今日は珍しく涼しい一日になるとか。
雨が降る前に、引き続き猫萩・台湾杜鵑・荒地盗人萩・羊歯などを毟り取るつもりです。

パソコンを叩く、などという不要不急な仕事は後回しだ。
必要火急な作業を優先しますね。

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生きていなければ

2021-06-09 | 庭いじり

物置を整理整頓したら、いろんなものが出てきました。
鹿沼土・赤玉土・腐葉土・サボテン多肉植物用土・シンビジウム用土・腐葉土・・・。
剪定鋏・小型の熊手など土いじり道具類や各種肥料などがぞろぞろ。

  そうだ、挿し木をしよう!

石斛の株分けをやった勢いで、もう止めるつもりだった挿し木を今年もやりました。
大手毬・斑入姫空木・宮城野萩・びっくり茱萸、そして都忘れなどです。

これで明日から、強い日差しを避け、毎日の水遣りが必要になりました。
根が出たら、体裁がいい鉢に移し替え、引き取ってくれる人を探さなければなりません。

苗の行先を見届けるために、あと数年は、生きていなければなりません。
ふぅ。

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せっこくを株分け

2021-06-07 | 庭いじり

石斛(せっこく)の花です▲
花には芳香があり、開花後3週間以上は咲いている。

石斛は半日陰の風通しがいいい高い場所に置いたままで、全く手がかかりません。
猫額亭では水遣りや施肥はせず、鉢を辛夷の枝に吊り下げたままでした。

10年ほど放っておいたら枝葉が増え、窮屈になったのか、根が暴れだした。
子株も付き、他所へ移動したがっており、株分けをしました。



先ず株を鉢から抜き出し、古い水苔を慎重に根から外す。
そして根を付けて、ばらばらに分割します。

それを3鉢分にまとめ、濡らして軽く絞った新しい水苔で根を包み、鉢に押し込む。
鉢は安物の素焼き鉢。軽く、通気性があり石斛には最適です。

庭木に移植するつもりだった貧弱な株は、水苔が沢山余ったのでもぅ1鉢に。
適当な大きさの鉢が無く、結局、一番上等の山野草の鉢に植えつけました。

  

  もぅ鉢数は増やさないつもりだったのに、1鉢が4鉢に増えてしまいました。
   貰ってくれる人を探さなければなりません。

  物置を整理整頓し鉢や水苔や腰掛などを探し出し、作業場所を確保することから始めたので、一日仕事になりました

  なお、以前の鉢替えで余った苗は、梅の木の上でひっそり咲いております▲

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さつきに雨が

2021-05-31 | 庭いじり

わが猫額亭庭園の皐月は、残念ながら、花数が少ないんですね。
それは花後の刈込が梅雨明け以後になり、花芽つまり蕾が付かないためです。

きのうは珍しく朝から晴。
花はまだ残っていて、少し早いけれど刈込をする気になりました。

ところが刈込鋏を研いでいたら、黒い雲が湧きポツポツと雨が。
で、作業は先延ばし。今年も梅雨が明けてからの刈込になるんだろうな。

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シンビジウム

2021-05-10 | 庭いじり

株数が増え、姿が悪くなったので、捨てるつもりだったシンビジウム。
23年前、近所の大邸宅に住むおじぃさんから頂き、何度も植え替えた子孫です。

地味で上品な花を見て、捨てるのが惜しくなり、また植え替えることにしました。

植替えは5年ぶり。
ことは簡単に捗りません。

先ず、ごちゃごちゃの物置を整理整頓しながら、植替え道具を探し出す。
鉢置場に積んだ沢山の鉢を、種類別に分類。落葉を掃除し、作業場所を確保する。
鉢から土を振り落し、白い毛糸のような根を、慎重に引っ張り出す。
そして、株を二つに切り分け、貧弱な株を処分する。

これで、ようやく植え付けだが........。

あらら、物置の奥にしまっておいた用土は、君子蘭の用土だわぃ。

慌てて、ホームセンターに車を走らせました。
急いでいたので、入口前の、用土と肥料売場の店員に有無を尋ねると、

  シンビジウムって何ですか? えっ? ヨーラン?
  その土があるとすれば、ここの売り場かな?

だとさ。このあほ、もぅシランがな。

結局、用土は店内の農薬や洒落たプラスチック鉢の売り場で発見しました。
ついでに、今までの素焼き鉢は重いので、安物のプラ鉢を購入。

等々々と余計な仕事で一日潰れ、ゼロにするはずの鉢が、2鉢に増えました。

  

  ケチンボじじぃに、断捨離は難しい。
  でも、なんだか得した気分です。
  欲しければ、1鉢あげるよ。

  いちばん上が我が家のシンビジウム。
  あとの写真はネットから拝借しました。

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仕事仕舞い

2020-12-10 | 庭いじり

10月から続けた庭仕事。
中途ですが、寒さが厳しくなり、お終いにします。ふう。

大刈込に大胆な切詰め。
勝手に伸び、広がりたい花木にとっては、過酷な日々でした。

トゲのある木は、実を付けた柚子以外は伐採。
台湾杜鵑他広がった宿根草は、毟り取りました。

素敵でしょ? でもね上の写真は原住民の方々のお宅。イメージです。
実際は以下のとおり。惨めなので、小さく纏めて掲載しました。


大量の枯葉ですか?
そのうち猛烈な北風が、どこかへ吹き飛ばしてくれるはずです。

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道具の差

2020-11-06 | 庭いじり

おお! かっこいい車だ!
これから植木屋さんが作業を始めます。

若い職人2人、掃除係のおばさん3人、計5人態勢です。

作業は白樫の高い生垣の刈り込み。
1人はクレーン車の籠に乗り込み、刈込鋏でザクザクバリバリ。
他の1人はアルミ製8段三脚梯子の最上段で、チョキチョキパラパラ。

とまぁ、物凄い生産性ではありますが、どうもなぁ........。
風情もへちまもありませんな。

じじぃも毎日4~5時間、奮闘中ですが本職には敵いません。
もたもたのろのろ、です。

それもそのはず、本職は道具が違いますな。
ほら、腰に装着した剪定鋏は4丁もある!

じじぃの道具一式は、恥ずかしながら、

  替刃式鋸
  クレーン車の代りの、古い高枝切り
  やにと錆で固まり、切れなくなった剪定鋏
  錆び付いた長柄刈込鋏と普通の刈込鋏
  4段アルミ製梯子兼用脚立

  

  しかありません。

でも、あんなに高い梯子に乗ったら目が眩む。

クレーン車の7本もある操縦稈なんか、到底覚えられません。
籠の中で、急にお叱呼したくなったら、どうしよう。

それに、4種類もある剪定鋏は、どう使い分けるのか。

  

  本職と速さを競うなんて愚かなこと。
  じじぃは趣味悠々でゆくつもりであります。

  だけど、いちばん使う剪定鋏と高枝切。
  買い替えようかなぁ........。

  いや、あと何年使えるかが問題、だ。

  201106


荒地盗人萩

2020-10-07 | 庭いじり

ようやく涼しくなりました。
猫額亭の庭は、猛暑で手入れを怠けていたら、大変なことになっていた。
荒地盗人萩猫萩がびっしりです。

荒地盗人萩は、結実すると種が猛烈なくっ付き虫になる▲
猫萩は匍匐前進し、皐月などに覆い被さってしまう厄介な雑草です。
去年も猛暑で、駆除できなかったので、種がこぼれて群生状態だ。

花は宮城野萩よりずっと貧弱。
既に種が付き始め、誰に引っ付こうかと虎視眈々。

萩の仲間なので根がしっかり張り、素手では引き抜けません。
きれいに根から毟り取らないと、残った根から直ぐ芽が伸び出す強靭さ。
作業は4時間余りかかってしまいましたが、まだ終わりません。

夕食後、筋肉痛予防にアリナミンを3錠飲んでおいた。
だけど一晩経ったらもういけません。

腰尻腿が突っ張り、靴下が履けず、風呂場でしゃがめない。

  このくらい▼なら駆除できます。
  鋸鎌で、根まできっちり抜き取りましょう。

  

  猫萩は下の記事をどうぞ。
  葉・花・種の写真はネットから選び出し、編集しました。

  駆除方法について、物凄いQ&Aがあります。

  201007A


今年の皐月

2020-06-17 | 庭いじり

わが猫額亭庭園に、咲く皐月たち。
梅雨入りと共に、そろそろ終わりです。

今年の皐月は、これでも例年より、多くの花を付けてくれました。
去年、帯状疱疹に罹り、花後の刈込を全くしなかったからであります。

樹形を整えるには、花の直後に刈り込まなければなりません。
遅れると、花芽が付かないからです。

今年は、庭で作業中転倒。両足顔面肘に負傷するというお粗末。
3年前の打撲傷に比べれば、軽い怪我で済んだけれど、作業はまだ辛い。
それにこの蒸し暑さ、尋常ではありません。

  それで、花後の刈込は今年も休止というわけ。
  だから来年の皐月は、もっと豪華絢爛に咲くでしょう。

  

  200617


深緑

2020-05-29 | 庭いじり

まちを囲む山々が、夏姿になりました。
濃い緑をまとった山たちは、一回り大きく見えます。

見えない敵に萎縮している人間界を尻目に、植物たちは着々と成長。
畑には、伸びた草を刈る爆音がする。

そうだ、うちも、だ。ぼけぼけ写真を撮ってる場合じゃない。
と散歩を切り上げ、帰亭。

わが猫額亭の木々も、勢力を拡げています。
傘を差したら歩けない。



梅雨入り間近です。
どこから始めようか、と呆然としてたら、雨がぽつりぽつりと降ってきた。

  

  200529


縮む背丈に伸びる木々

2019-06-14 | 庭いじり

花は諦め、切り詰めた夏椿▲

金木犀・椿・山茶花・木瓜・辛夷・・・・・。
脚立が苦手になったのにつけ込んで、遠慮会釈もなく伸び放題であります。

明日の天気は荒れ模様とか。
そろそろ庭終い。今日もまた、今年が最後か庭仕事。

この花水木▼、今年は四十雀が巣作りをしていないようだ。
雨になる前に、バッサリ伐るつもりです。

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ここで一休み

2019-06-07 | 庭いじり

雨が降りそうなので、今日は休養日にします。
昨日まで我ながらよく働いた。

梅や山茶花など、大刈込で見るも無残な姿になったが、庭が広くなり、日当たりと風通しが良くなった。
紫木蓮や薮椿や大杉など大物が残っているが、切れなくなった鋸を買い替え、梅雨の晴れ間の作業にするつもりだ。

  作業の成果は腕に沢山の引っ掻き傷。
  それにダストボックスを占拠した19個ものごみ袋。

  

  ご近所の皆さま、ごめんなさい。

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