林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

都市対抗戦

2010-05-31 | 床屋放談

毎朝、豆鉄砲を食らったような鳩の顔にウンザリしている。
母親の援助で、さっさと鳩カフェ専業になりゃがれ、と思っている。

しかし、隅の方に楽しい記事があった。福岡県大牟田市が埼玉県蕨市に負けて、罰として大牟田市役所にの蕨市の市旗が1週間翻る、という記事だ。

「活性化」というと、税金を使って何かを造るとか、派手な催しを開催することが多いが、こういう都市間競争は大歓迎です。
どういう経緯があって、またどういう仕組みでこういう競技が行なわれたか、もっと詳しく報道して欲しいですね。

全国の各都市が金太郎飴になっては困る。
鳩よりワラビーがいい。

蕨市のマスコットはワラビーで、画像は「NATIONAL GEOGRAFIC」から拝借。
蕨が大牟田に勝ったワケは市広報をどうぞ。


ぐ~たらな一日

2010-05-30 | 林住期

朝早く一旦起きたら、昨夜の雨で外はびしょびしょだった。
公園の作業に行くか止めるかを悩みながらまた一眠り。

予報では夕方まで降らないはずだが、出かける頃になると霧雨が.........。
で、公園に行くのはとりやめ。

が、雨は止み、以後は降りそうで降らない中途半端。
寒いし、気圧が低いようで、な~んにもヤル気にならぬ中途半端。積ん読本も読む気にならぬ。

...............で、今日のこころはこんなもんですぅ。


滅びる

2010-05-29 | 風に吹かれて

滅びを前にしながら毅然と立っているこの大きな家。
抜け道を車で通るたびに、気になっていた。

まだ使われているらしく、時々、中庭に軽が停まっている。

久し振りに前を通ると、正門の屋根が葺き替えられている。
ホッとしたけれど、ちょっと惜しいな、とも思った。





八高線のそばの空地に車を停めて、屋敷の周りを歩いた。

母屋も随分痛んでいるが、窓枠がアルミサッシになっていた。。
広い庭の一角にあやめが咲いていた。


世の中には「廃墟写真趣味」という楽しみがあるらしい。
花はジャーマンアイリスかもしれません。


残り3.4%の方へ

2010-05-27 | うわごと

あんなに自信家で出たがり屋のリーブ21の社長でも、3.4%の人には発毛効果が無かった、と告白していた。

小倉久寛氏の治験では、「緑内障の目薬には眉毛を伸ばす効果がある」、そうだ。
これは目力がある小島慶子アナが5月20日のキラキラで、学習院の先輩小倉氏に異常接近し確めた真実である。

目薬はこぼし易い。半分以上は無駄に顔面に流しているように思う。小倉氏はブキッチョらしいので尚更だろう。
だから氏はヒゲ面になったように思う。これも慶子キラキラが近寄って確認した事実だ。

そこで残り3.4%の方々に提案がある。
頭から緑内障の目薬をふりかけましょうね。きっと生えてきます。
仮に生えなくても、自信を無くすことではありませんよ。

96.4%も効果があるなら、ヘタなTVCM控えてもいいのにな。
それから、毛が無い方々を不当に貶め、不安感を掻き立てていませんかね。
ご自分の洟をかんでから他人の髪の毛に注文付けて下さい。
人権擁護派は、黙っててもいいんでしょうか?

発見。小倉久寛氏のブログはのほほんとしていて面白い。


記念植樹効果

2010-05-26 | 高麗便り

買物に行く山越えの近道が歩き易くなった。
西武の社長がお出ましになり、記念植樹をされたお蔭のようだ。


杉の密林を伐採し、藪を刈り払った。
結果、西武の電車基地と飯能市街の俯瞰を楽しめる場所になった。


落葉樹の植林は、社員家族を動員した。
整列させ、詰め合い、鉄道屋さんらしく、几帳面でよろしいが、少し味気ない。


南側は、急傾斜の杉の密林が迫り、猪一族がまだ棲んでいそうだ。
社長を気遣ってか、証拠の頭骸骨は撤去した。


北側の入口は買物難民団地最奥地、つまり最高点である。
足腰を鍛えるために、この社道をせっせと利用しましょうね。

この頭蓋骨は「ガ・ガ・骸骨」から再利用しました。 

なお、遠回りの公道も凸凹は埋めれれ、草むらは刈り払われ、歩き易くなりました。
これは飯能ツーデーマーチのおかげです。

 地面が乾かないのが欠点ですが。


いずれあやめかかきつばた

2010-05-25 | 庭いじり

あやめ一族は親戚が多く、多士済々だ。
あやめにアイリスがあり、菖蒲だけでも野花菖蒲、花菖蒲があり、いちはつ、かきつばた、それにジャーマンアイリスが加わり、色は色々あって到底見分けられない。



しかも「あやめ」を変換すると「菖蒲」になる。これはMS社の間違いじゃないか?
菖蒲町の町長さん、おたくは「あやめちょう」ですか?潮来町長さん、あやめまつりは「菖蒲祭」のことですか?
明治神宮々司さん、おたくの菖蒲は「あやめ」だったんですか?

これらのどれもが水辺にあるかというと大間違い。いちはつは藁葺き屋根の上で育ち、ジャーマンアイリスも湿り気を嫌うそうだ。
この一族は根が逞しく、地面にガッチリしがみ付き、株分けはチカラ仕事になる。



派手な花の色でべろ~んと咲く姿は妖艶である。車道脇にだって平気で咲いて、おいでおいで、とお色気たっぷり。
まるでウォータービジネスのお姐さんだね。

そういうワケで「いずれあやめかかきつばた」どころではなくなった。
色の違いは分るけれど、花の形は違うような、同じのような............。

但しこれは間違いなく一初である。頂いたときに、そう聞いた。
一番初めに咲くのでそう呼ぶそうだが、ウチのは朝寝坊でやっと咲き始めた。

そうそう、黄花菖蒲も忘れないように。

記事作成中に写真がこんがらかりました。重複していたらごめんなさい。


奥の細道

2010-05-24 | 歌の翼に

みちのくの華、ぽっち~さんちを訪ねたら、一週間の草枕だった。
うら若い人はいいなぁ..........。

いや、待てよ、森生にだって旅はできるぞ。
老後出かけるつもりで、「奥の細道」を買っておいたのだ。

 

恥ずかしながら、いまこそ老いの入口に差し掛かかったのだ。いよいよ旅立とう。

        月日は百代の過客にして行きかふ年も又旅人也 .........

この本は芭蕉先輩が辿った奥の細道を、一文字ずつ鉛筆でなぞりながら追跡する仕掛けになっている。
終点の大垣に到着すると、芭蕉な知識が付くばかりか、あ~ら不思議、字が上手くなってる、という優れモノである。

今日中に、少なくとも千住を出発しなければ末代の恥。サマにならぬ。
さはさりながら、奥の細道は先が長い。一年かけても大垣まで行けるやら...........。

        ............. 蛤のふたみにわかれ行く春ぞ

しかしですね。
今後何度も旅が出来るように、HBでなくBで薄くなぞることにしています。けちんぼ。

 

それでは「みちのく一人旅」をどうぞ。


夕暮れサミット

2010-05-24 | 高麗便り

一昨日、飯能ツーデーマーチという行進があり、昼間は7800人もの群集が集中登山をしたそうだ。


多峰主山は毎日ある。混雑を避けて登ればいいのに、ご苦労なことだ。


常連は三々五々集まり、夕日が奥多摩の連山に隠れるまで、夕暮れサミットを続けた。


暑い

2010-05-22 | 林住期

突然の真夏日だ。
鳩山町が33度なら、この辺りは間違いなく40度だ。とにかくそういうことだ。

犬も歩けば棒にあたるので、町を歩けば何かにあたる、はず。

しかし暑さにあたったようだ。
ふぅ......。

そういうワケで、今日はこれでおしまいです。
明日も暑ければ休みます。ふぅ.....。


なんじゃもんじゃ

2010-05-21 | 知ったかぶり

森林公園内にある植物園の花壇に咲いていた「なんじゃもんじゃ」の花です。
オモシロイ名前の木が、こんなもんじゃ、と咲き誇ってる。

腰までの樹高なので、どーなってるんじゃ、としっかり観察できます。
昼飯のついでに、ちょっこし見てやったら、どんなもんじゃ?

撮影は5月16日でした。鉢植えなので、花が終わったら片付けられてるかも。
なお、このなんじゃもんじゃは「アメリカナンジャモンジャ」で、若木のうちから花を付けるそうです。
自然樹形や特徴や育て方などは「ヤサシイエンゲイ」をご覧下さいね。


あれあれ草

2010-05-21 | お節介

濃くなった緑の海の底を金蘭と銀蘭を探し歩いた。

引率は、あちこちで要職を歴任し、ようやく森林公園に戻った生き字引先生である。
舞ちゃんの初々しさとは異なり、百戦錬磨の技巧派だ。
雑木林の輪廻転生をヒトの世界になぞらえて、味わい深く、可笑しく、鋭く解説して下さる。

 先生、曰く......

落葉が積もり、乾燥しやすい地面が湿り気を帯びてくる。
木が背伸び競争に敗れて、日に当れず、枯れて倒れてしまう。
すると林の中に日が当たり、長い間休眠していた種子が発芽して、また.........、と繰り返す。



ここは農家の薪炭林だった頃のような伐採や下刈や落葉掃きがされず、現在、樹種は激変中である。
里山は放置したままでは動植物の多様性が失われ、貧弱な森になる。
日本中の里山が、いま、危機的状況である。

環境は自然に変わり、樹木も環境に合わせて入れ替わる。
そして環境もまた変わる、......とここでは生々流転。


    先生 ・・ これ、見て下さいね、ここに幼い木が育ってる。
         あれっ、この草は、......あれあれ、あれだ.........う~む、なんだっけな。

    みんな(口には出さないが)

        ・・ 名前なんかどうでもいいんですよ。どうせ覚えられないんだから。

先生もとうとうこっち側に片足を入れた。お互い、倒木更新は近いようだ。


あちこちに咲いていた金蘭の黄色はもっと濃かった。銀蘭はこの1株だけでした。
園路沿いは藪を切り開いているので、林の中よりも植物の多様性を観察できるそうです。


白い紫蘭

2010-05-20 | 庭いじり

わが猫額亭庭園では紫蘭や都忘ればかりか、これから咲く蛍袋も、白い花が優勢である。
動物では亭主の白髪が増えたし、デジカメは色合いが白っぽくなる。

庭土は埋立地なので岩石や礫が多く、極めて悪い。
栄養分が著しく欠けているか、有害物質が含まれているのかもしれない。
デジカメは画像処理ソフトで誤魔化している。

本当の理由は、知らん。



百万本の薔薇

2010-05-20 | 歌の翼に

去年川越で会った時、大分やつれていた先輩はすっかり元気になった。
爺ぃ歩きも大分改善されて逞しくなった。

雀卓にしがみ付いていた引退後の生活を、薔薇園造りに変えた成果である。
ご当人は「小遣いが無くなっちゃってね」とこぼしているが結構なこと。
ブログや麻雀はカラダに悪いですね。

先輩は手芸名人の奥方と力を合わせ、薔薇園を造り上げた。
しかし肝心の薔薇が殆ど咲いていない
。春先の天候不順で開花が遅れているそうだが、よく見ると蕾が少ない。

残念だったが、室内で奥方の手芸品を鑑賞させて頂いた。

今年も薔薇園に熱中していれば、鈍ったカラダが更に鍛えられるはずだ。
来年の楽しみが出来たのだ。花は無くても結構結構。

とりあえず今年は「百万本の薔薇」と、追加の「百万本の薔薇」で。

下の「手土産の流儀」に続きます。


手土産の流儀

2010-05-20 | 林住期

薔薇園訪問に当り、われわれ客3人はそれぞれが薔薇夫人に千円以内の手土産を持参することにしていた。

長老と女史は手土産を、「ツマラナイもので......」、と公開してくれなかった。
森生の流儀はごく親しい相手の場合、アメリカ式にその場で開けてしまう。その方が会話が弾む。そして「ツマラナイもの」なんて決して言わないこと。安物をありったけの言葉で飾り立てるのだ。
手土産は二つにした。

   ・やっと再発見した旧名栗村特産ルバーブジャム

   ・端切れで作った小銭入れ

合計950円也。そして決め台詞。

   「小銭は持ち歩かないでしょう? 外出のとき、錠剤入れに使って下さいね」

                       

長老にも敬意を表し、手土産を用意しておいた。と言っても実は身辺整理の余りもの。

   ・羽飾り付きアルペンハット

である。キザなので仕舞ったままだったから新品同様である。

しかし長老はすっかり毛が抜け落ちて寸法が合わない。
結局、飯能駅前からお連れした女史の銀髪にピッタリ。よいしょの台詞付きで献上させて頂いた。

   「久我美子みたいですよ」

   「こほん.......あらっ! これミラ・ショーンよ! わっ、嬉しい!」

げっ、ソンしたなぁ........。よく調べておくべきだった。
森生はこの頃なんでも、特に気障なものが似合うのである(つもりである)。

帰りは狭山にある女史のお屋敷までお送りし、お礼に「鰯の釜炊き」を頂戴しました。