数日前に多峰主山の登山口で山火事があった、と聞き遅ればせながら現場に駆けつけた。
火事は発見が早く、山道際の叢と林の中が少し燃えただけだった。
住宅街が近いので、もしも強風で燃え広がったら大変な騒ぎになったはずだ。
現場付近で間伐作業中の中年氏に話しかけてみたが、ケンモホロロの対応である。
作業の人たちは警察か消防に失火を疑われ、しつこく状況の説明を求められたのだろう。
そしてカメラを持った野次馬に、また新住民か、と腹が立ったのだろうな。
一般に山林作業員は普段から厳しく火の始末をしている。
今度の火事は山向こうのスーパーへ買物に行く買物難民が、煙草の吸殻をポイ捨てしたのが原因だろうと思う。
いや、そうに違いない。
何故なら、この町の新住民は吸殻のポイ捨てを何とも思っていないからである。
散歩の際、お犬さまや自分の服装には細心の注意を払うのに、煙草の吸殻には全く無神経な連中が多い。
煙草の健康被害や受動喫煙についてはよく言われるが、火災の原因になることをもっと告知しなければならない。
市や自治会は町内の大掃除について、いろいろ指図をする。
それはそれとして、煙草のポイ捨てについて、厳しく非難してもらいたい。
腕章をして町内を巡回する自治会役員は、歩行喫煙者を指導して頂きたい。
森生はポイ捨てする現行犯を見つけたら、お爺さんなら注意するけれど、若いヤツラなら黙ってます。
下手するとすると、殺されるからね。
110228