ああ、絶景かな。
危ないかな?
強烈な陽射しに影が濃い。なにも、こんな時間に町内を歩くなんて、我ながら呆れる。
ならば、昼下がりの情事に励む。......とてもとてもそんな体力気力、ありません。
・・ 世の中に絶えてブログのなかりせば夏の真昼はのんびり寝てる ・・
お詫びに、ナット・キング・コールの「魅惑のワルツ Fascination 」をどうぞ。
雨が降らない。
思わせぶりに遠くでゴロゴロ鳴るが、また晴れてきた。
一旦冷房をいれると、後は家の中でごろごろ。
電気代が恐ろしくなってきた。
雷さん、たまにはこっちへ来て、雨と電気を補充してね。
♪ 風船かずらにたそがれる はるかな雨 遠い雲
きのう、チマタでは土用の丑の日だったそうで、うなぎをバタバタ売っていた。
昨年の今頃は、確か480円くらいで2串買えたけれど、今年は偽装しているくせに、1000円を下らない。
業者、丸儲けであるな。
毎日、素麺では精がつかぬ。
清水の舞台に攀じ登る気分で、「霧島湧水うなぎ蒲焼」1匹分2串1280円を奮発した。
ゆうべは目で味わい、今夜は鼻で味わい、食うのは明日の晩飯とする。
消費期限が4日先なのは、いろんな栄養素が添加されているからだ。
冷凍にして、冷蔵庫の御本尊にするかも。
お断り・写真はイメージです。
毎日、予報では「夕方から山沿いでは激しい雷雨注意」というけれど、ウチの周りははどうってことなし。
少しは涼しくなりたくて、坂道を下り巾着田へ。
夜、上流で雷雨があったらしく、高麗川の清流は濁っていた。街から来る人々はこの程度の汚れは気にしない。
地元生まれのご同輩は、あいあい橋と天神橋の間の天神淵で水泳を習ったそうだ。もちろん水が澄んでいるときに。
巾着田に車の排気ガスが、川原には焼肉の煙が漂っていた。
鹿台橋、天神橋、あいあい橋の辺りをうろうろしただけで家に帰ってきた。
まるで豪雨に遭ったように、汗でずぶぬれだわ。
内股に蕁麻疹が出そうな、おむつのCMです。
老夫婦がいる。夫は紳士であり、奥方は淑女である。
或る日のこと。
夫 ・・ まさか俺がなぁ........。
奥方 ・・ 慣れですよ、慣れ。私も着けてるのよ。
夫 ・・ 俺はオトコだぞぉ。
奥方 ・・ 穿いたら、旅行に連れてってあげますから ........、ね。
旅先で二人は腕を組み、
奥方 ・・ 貴方と結婚して良かった。
夫 ・・ ウン。
どうだぃ! こんな、鴇のつがいのような夫婦がいるか?
この紳士は、とんでもない勘違いをしている。
男だっておむつはする。森生は心筋梗塞で入院した時、いつの間にかおむつを当てられていたぞ。
おむつも、おさらばも、順番は成り行き任せ。神のみぞ知る、ってものだろう。
食器、台所、洗濯、風呂、掃除用品などの売場が面白い。
男だぞぉ、だなんて封建的なたわ言は考えたことも無い。
いちいち買いはしないが、美しく便利そうな商品を手に取り使い勝手を想像するのは楽しい時間である。
ご同輩におかれましても、家事を「対岸の火事」とせず、家庭用品売場を徘徊するといいと思う。明日の準備にもなる。
冷房は効いてるし、運動にもなる。
商品の効能書の文字をもっと大きくしたら、いちいち買うかもよ。
昨年の今頃は、雑木林で一斉に鳴き始めるヒグラシの声で目が覚めたものだ。
この夏は暑くて目が覚める。蜩もすっかりへばってて声が小さく、何匹いるか声で数えられる。
6時直前の天気予報を見る。やれやれきのうと同じだ、参ったなぁ..........。
連日の猛暑、もはや災害だわぃ。
6時、引き続き国営放送。アナたちが勢揃いして煩い。疲れた神経に障る。
始めに連中は、「いやぁ、きのうもきょうも暑いですよねぇ」、などと冷房の効いた局内で、互いに猛暑をヨロコビあう。NHKアナは何故か「よねぇ」を多用するのだ。
ウソも休み休みにしろ、その背広姿のままで、民放の諸君のように屋外へ出てみろっ、と叫びたい。
喋くりが仕事なら、「少しも寒くないですよねぇ」、と言え。
暑さに参ってる。情緒が不安定となり、何事にも雷を落としたくなる。
心のケアをしてくれ。
・ どうしようもない私が歩いてゐる ・ へそが汗をためてゐる
・ けふはここまでの草鞋をぬぐ ・ 法衣こんなにやぶれて草の実
・ ともかくも生かされてはゐる雑草の中 ・ ひとり住めばあおあおとして草
・ ごろりと草にふんどしかわいた
暑くてどうしようもないので、種田山頭火先輩の俳句をお借りしました。
100724
湘南海岸に行けるほど体力気力金力が無く、近場の「こども動物自然公園」へ。
冷房ギンギンの車から降りた途端、猛烈な熱線だぁ。先ず駐車場でクラクラとして、後悔足が立たず。
気を取り直して前進また前進。入口正面の大石段の中央が日向水の滝になっている。少しばかりのほっと一息。
だけどこれって、土石流に襲われた牧場風景じゃないかい。おー寒ぅ。
やけにだだっ広い園内に人影はまばら。蝉も鳴かない熱帯の暑さ。サイタマでは正午が逢魔が時である。
ジャブジャブ池にも子どもがおらず、ブログネタを一枚も撮れなかった。入口から遠く、ここに辿り付く前にヘバルぞ。
動物園のウリは、人間も柵の中に入り、大人しい動物たちと触れ合える、ということになっている。
だが、カンガルーもカピパラも木陰でぐったり、ヤル気なし。クソ暑いし、お客は入場無料の森生ひとりだもんな。
コアラの好物、ユーカリの木は上空で葉っぱをチリチリにして、発火寸前。
人寄せパンダ役のコアラは特別室で昼寝。振り向きもしない。木から落ちやがれ。こちとらは県民税払ってるんだ。
レッサーパンダは炎天下でも、木の葉をもじゃもじゃと身にまとい、元気。
木の下で凛として立つのでキリン。あんなに高いところで小アタマなら、暑さ感じないのかも。呆れた。
木陰にも熱風が押し寄せ、ほんの一部分だけしか見てないのに、足がフラフラしてきた。
近くにある岩殿観音その他への立ち寄りは中止。一目散に家に帰ってきた。空中散歩した金賢姫はズルイ。
園内にある「ベアトリクス資料館」▲を拝観しましたが、暑くてご報告する気力がありません。
ワラビーが立ち上がる頃、いずれまた。ふう。
健康法について、石田純一氏56歳が新聞広告で語った。
40年近く、「減塩」を徹底中です。外食でも、可能な限り塩を減らして貰うよう、店にお願いします。
また誰もやってない頃から、禁煙をし、毎朝ランニングを実行してます。
おかげで血圧は115/75ですよ。
小児科医の毛利先生80歳も話している。
健康法は特にありません。
坐りっぱなしで運動不足だし、草臥れないようによく食べる。それに寝酒を飲みます。
ただ、来院する子どもたちと遊び、ママと話すのが楽しいね。
これが薬になってるのでしょうね。
石田純一氏は名代の色事師で、つい最近は東尾理子嬢と何度目かの結婚をした。それはヒミツに続けていた努力の成果だったのだ。
毛利先生はお医者さんだから、何もやっていない、と言いながら、健康のツボは心得ているはず。ズルイなぁ。
それにしてもお若い。お二方とも20から30は若く見えますね。
多分、白髪染めなんか必要ないだろう。
森生には学識も、楽しい仕事もなく、若いママやお嬢さんの知り合いがいなかった。
なのに努力をしなかった結果、人気も無く、容姿はブザマ。
雑草にとり囲まれ、虫に好かれる今日この頃だ。
二人の人生はこれからも上々だろう。
お二人に較べりゃ、どうせアタシは、ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ~だ。
毛利先生のお言葉と写真は6月24日朝日新聞夕刊「人生の贈り物」からです。
石田氏は6月26日朝刊「apital 高血圧予防のカギは塩」から。
▼下の「不養生のすすめ」へ続きます。
毛利先生が恩師から教えられたことだそうです。
結核療養所で一番治りが早いのは、看護婦と仲良くなった患者や、毎晩病室で隠れ麻雀をする患者である。
薬や、安静に寝ているより、好きなことをしている方が余程カラダにいい。
確かに、毛利先生も石田さんも、好きなことやってるもんね。
森生がお世話になったご住職も、よく言っていた。
最近、矢鱈に人間ドックに入ってるようだけれど、あんなのは止めた方がいい。
病気になるだけだ。
養生をしてばかりいると、倒れてから死ぬまでが長くて、周りが迷惑するよ。
ご住職は数年前に大黒を亡くし、その後、落ち込んでいたのに若い奥様を迎えられた。
頗る付きの愛煙家だが、今は老いてなお矍鑠としている。
ま、生病老死にカリカリしても、来る時は来るんだから.......。
陽射しは朝から凄まじく、目が眩む。庭の山百合は濃厚な匂いを振り撒いている。
で、山百合観察会の応援は不参加に。
暑さでぶっ倒れて応援のはずが救援されては洒落にもならぬ。
しかし、家でごろごろしていてはお天道さまに申し訳ない。
というか、お天道さまに尻を叩かれて、ずーっと前から取り付けよう、と思ってた簾をやっと今日取り付けた。
暑くなる前に、と今年も思ってた簾取付作業は例年どおり暑いさ中の作業となった。
ホームセンターで買ってきた簾は中国製である。葦はささくれ、縦糸はよれよれ、全体はへなへなだ。
経済発展が著しいとしても、簾は年々チャチャイナになっている。これでいいのかっ。
強烈な西日に炙られながら、ようやく9枚の簾を取り付けた。
ぐるりの窓に簾をぶら下げると、わが猫額亭はまるで寝殿造りの御殿でごじゃる。
天井は低く、軒は浅いので、室内は相変わらず暑いが、御簾(みす)越しにみる庭園は、いと涼しげ。
外から覗かれる不安は無くなった。
玉の汗(あのぅ、全身の汗のことですからね)をシャワーで流し、扇風機ににじり寄り、ご挨拶。
スッポンポンが気に入らぬようで、扇ちゃんは首で、いやいや、とな。
おお、そうだ! 明治百年記念謹製Japants(越中褌のこと)がしまってあるはずじゃ。
...........やがて燃える日が落ちて、夕暮れである。
灯りを点し、念の為、外からわが猫額亭を覗いてみれば、........ややっ、こは如何に。
御簾越しに、御殿の中は丸見えでおじゃるぞ。
やぁれやれ、やっばしパンツ穿かんとなぁ........。
・・・ 吹く風に我が身をなさば玉すだれひまもとめつつ入るべきものを ・・・
在原 業平
◎19日、埼玉県各市は軒並み36度超えの残酷暑でした。
といふことは、亭内温度は40度!