林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

斎藤晴彦さん逝く

2014-06-30 | 拍手

朝、TVを見ていた。全局ともダンカンという芸人が泣いていた。
奥さんを亡くしたそうだけど、ダンカンって誰? 

それよりも、昨日の朝刊に斎藤晴彦さん(以下敬称略)の訃報が載っていた。
胸に
ズキンときた。      

斎藤晴彦は舞台俳優として有名だったそうだ。
森生が知っている得意芸は、膨大な台詞をクラシックの名旋律で歌うこと。
NHKの子供向音楽人形劇「クインテット」で、スコアさん▲の声を担当していたことくらい。
それでも並の俳優以上の存在感があり、斎藤の声は忘れない。朝日の記事▼は小さ過ぎる。

                         

30年も前だったか、タモリが進行する「今夜は最高」という深夜番組があった。
旬の役者や歌手などが出演し、タモリに弄られる。
大人の夜の、娯楽番組だった。

その「今夜は最高」に斎藤晴彦が出演。
民間放送連盟賞のうちTV娯楽部門最優秀賞を受賞した

       オペラ  昭 和 任 侠 伝

をご覧ください。
ね、凄いでしょ? これがいわゆる「斎藤晴彦クラシック名曲の替え歌」です。
そしてタモリも斎藤も和田アキ子も、出演者の全員が輝くように若かった。

斎藤晴彦は、俳優としてはまだまだ働ける73歳で逝ってしまった。合掌。

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何もなかった

2014-06-29 | 林住期

     

土日は別にして原則毎日更新していた林住記を3日間も休みました。
何かがあったからではなく何もなかったからです。

大学病院へ行ったり、手作り昼食会に参加したり、町内を徘徊したりはした。
でも記事にするような事は、なぁんにも起きなかったのだ。

梅雨の最中は一年中でいちばんやる気が無くなる季節です。
毎日だるく、やる気にならない困った季節だ。

試してガッテンでは、

  やる気がない+高血圧=隠れ脳梗塞 ▶神経内科受診

だった。

それはそうかもしれないけど、今更ジタバタしてもなぁ........。
近所に住むカーじぃは体中を検査し、満足する結果が出ないと医者に喧嘩を売る。
それも疲れるしね。

今日は朝から晴。だが物凄く蒸暑い。
こんな日は医者巡りも面倒くさい。

......あらら、今日は日曜日だ。今日も休めばよかった。

いま、午後2時50分、雷雨が始まった。
珍しく迫力がある。雷サンには最後まで頑張って欲しい。

ヘンな形をした傘の写真は「関心空間」さまから拝借しました。

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また会いたい

2014-06-24 | うわごと

画面の小さな汚れに気付いたのは去年の夏頃だった。
秋、紅葉狩りに寺へ行ったとき、カメキチさんに相談すると「そりゃぁカビだ、カビは大変だよ」と脅かされ、以来びくびくの数か月。
6月になり、とうとう恐れていたことが始まった。シミが三か所に増えたのだ。

普通に写真を撮っていれば、シミは見えない。空や、白い花に近付いて撮ると、シミがばっちり写るんですね。
これ以上増えたら大変だ。気が重かったけれど、新宿の超高層ビル街にある修理センターに出かけた。

若く美しくたおやかな女性係員は、可哀想なじじぃの訴えをよく聴いてくれた。医者より親身になってくれた。

  カビではなくセンサーの汚れのようです。2時間くらいで拭き取れるでしょう。
  分解掃除が必要になれば1週間くらいお預かりさせて下さい。
  今日はとりあえず
3時間ばかり預からせて頂けませんでしょうか。

新宿は見どころが多い。あちこち見物して草臥れたので、きっとザバを読んでるはずと2時間後に修理センターへ戻った。
予想どおり汚れ拭きは終わっていた。やはりカビではなく、修繕代は僅か1080円だった。
しかしシャッターとストロボが相当痛んでおり、間もなく動かなくなるはず、とか。

   大分お使いになりましたね、ありがとうございます。

と逆に感謝され、部品交換費用など、細かく説明して下さった女性係員がマリアさまか観音さまに見えた。
今ここで、シャッターとストロボの部品交換を頼もうかと思ったが、敢えて止めにした。

マリア観音さまにもまたお会いし
たい。ここなら何度でも来たい。
次は指名できるだろうか。

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ガストの狙い

2014-06-24 | 重箱の隅

武相荘を後にする頃には雨は上がり、既に1時近かった。
武相荘の後の昼食はBC級レストランではなく、懐石料理か精進料理の店が相応しい。

しかし鶴川にはそれらがなかった。
残念なような助かったようなビミョーな気分だ。

鶴川街道に屋号を大暖簾に書いた寿司屋があったが、飾り窓に「個人指導」と書いてある。
食い方を指導されるのは不愉快なので、小田急鶴川駅まで歩いた。

駅前は高層ビルが林立している。背景は香山美術館の広大な森である。
ここにも懐石や精進はなく、結局、ちょっと贅沢なガスト駅前店に入った。
昼飯時を過ぎたガストは大分空いていた。

三爺は三人三様の個性を発揮。料理は別々に注文。

  確か、ガストはスカイラークほが業績不振に陥った際、
  高級顧客を開拓する狙いで始めたはず。

  いや、より廉価狙いの下々客を開拓する目的だったはず。

  白洲正子は最晩年までビフテキペロリだったとか。
  とすると正子さんはどっちでもなく牛角か万世かなぁ。

  い~や、伊勢丹の星ヶ岡茶寮だわさ。

  何だぃ?それ。

  和食は北大路魯山人よ。
  器は正子、ゴルフは次郎

などと、どっちでもいい下賤な話題に長時間を費やし、三爺は満足した。

シルキーポークは少し硬かったが、芸術的な薄さを誇る松屋よりも上

鯖のミッソーニ風も、ハンバーグランチも上々だったとか。

千円でお釣りが出たし、お茶は有料、水セルフ、楊枝無し。
だからガストはスカイラークの下狙いですかね。

写真は「ネットカフェとグルメ」さまから拝借しております。
詳しい生姜焼きの感想が載っておりますよ。

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リホームして「武相荘」

2014-06-23 | 風に吹かれて

約束どおり、雨催いの割合涼しい日、三爺うち揃って旧白洲邸 武相荘へ出かけた。

夏を迎える武相荘は鬱蒼と茂る木立に抱かれて仄暗く、コンデジカメラにはその佇まいが巧く写せなかった
それに素晴らしい母屋内は撮影禁止。撮って撮れないこともなかったが、連れの紳士二人を前に、コソ泥のようなことはできなかった。

展示品は日用雑器が多く、作家ものはあまりない。そして作家の作品であっても、日常的に使いこんだものだそうだ。
う~む、恒産があれば心がけ次第で、渋いながらも彩り豊かな世界が作れるんですね。ま、その恒産の多寡が問題ではありますが.......。

白洲正子夫人の書斎がステキだった。こういう書斎なら林住記の更新も大いに捗り、斯界での評判も良くなるに違いない(かな?)。
本の重みで書棚が大きく撓んでいる。頑丈な書架を作ればいいのに、正子夫人って意外に大雑把で締り屋なんですね。

それは書斎脇に掲げた自筆の額、「家の選びかた(違う題だったかも)」についての文章でも裏付けられた。以下、その大意です。

  家は不完全がいい。住み方が年月と年齢により変化するので、変化に合わせて家は改造すればいい。
  私は大雑把な性分だから、不完全なこの家が気に入っている。始めから完全な家は、家に住み方を指図されるようで面白くない。
  この家は、古かったが骨組がまだしっかりしていた普通の養蚕農家だったので、多少の不都合には目を瞑り購入した。
  以後、何度も何度も手を入れている。この先もそうするだろう。

という正子夫人のお考えを不肖・森生も学びたい。
だが、ここでも改造費用はどう捻出するのか?という素朴かつ重要な疑問が湧き、所詮わが猫額亭では見果てぬ夢ですなぁ......。

白洲次郎氏が居場所にした元の土間は、床を敷き床暖房を入れ、本革ソファが鎮座。置物・照明器具その他諸道具が高尚な雑然。
夕暮れ時、大工仕事の後、ジーパンのまま重厚な椅子に凭れ葉巻を銜える.......。最高のゼイタクですな(ふんっ)、と。

武相荘という名前は不愛想にかけている。白洲夫妻が気に入った客人しか招き入れないつもりで、そう名付けたのだそうだ。
地理的には武州と相州が入り組んだ、現町田市、元鶴川村の丘陵にあり、日米開戦時に、東京が焦土と化すのを見越し引っ越してきた。
林の周辺にはオレンジやピンクの派手な文化住宅が、大波のように押し寄せてはいても、わが彩の国よりは上等な土地柄である。

母屋の番人をしているお母さんは明るく親切で、武相荘の全てを知っているようだった。

切符・記念品売場担当のお母さんは、ななんと森生が長年勤めた会社の後輩だった。リストラの大嵐の際、現館長に引き抜かれたらしい。
30年も前だったか現館長とは少し接点があった。お母さんとは、ラテン気質の現館長の、愉快な逸話で盛り上がった。

そう、武相荘は決して不愛想ではない。林が明るくなる晩秋から冬か、新緑の頃、また行ってみたい。

 

展示品の撮影が禁止されていたので、本と団扇の写真は、わが猫額亭のほんの一部の備品であります
夏季展示品は団扇ではなく、色ガラス食器類でした。武相荘のHPをご覧くださいね。

麦藁手片口・鉄釉掛片口は武相荘特製絵葉書を転写しました。

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雨が降っている

2014-06-22 | 林住期

朝から雨が降っている。

ガッツリマンデーは「無印良品」の会長が出ていた。儲ける会社は細かいねぇ。

何時まで寝ていても却って疲れるので起床した。

趣味の園芸。女性のキーキー声が嫌いだ。「しゅみえんダイアリー」だと? 何たる言い草だ。

サキどり。進行はジョン・カピラ。無精ひげと流し目と、過剰に正確な(?)英語の発音が不愉快。
何をやってたか、忘れた。

積んでおいた新聞を読む。直ぐ眠くなる。

パソコンを点け、ブログの更新をする前にアクセス解析を見てしまった。
一日休むだけで閲覧数は急降下。ふんっ、バカバカしい。....... 更新する気がなくなった。

することがないので暦を見た。

市の外れにある体育館で「薩摩焼と朝鮮陶工の命脈」という講演会がある。
沈壽官は来ないだろうし、雨がふっているから行くのは止めた。

もう6月も22日だ。

挿絵は氏原忠夫卓上暦から。

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今日の予定

2014-06-20 | 林住期

残り時間が少ないことは十二分に分かってる。毎日を無駄なく消化したい。
だから就寝前と起床前は、さぁ明日は、今日は、何をどういう順番でどんな段取りでしようか、と懊悩する。
起床時間が一般のおじじと比べて、ぐーんと遅いのはその所為だ。

で、起床したら、まぁ、その順番と段取りに沿ってのろのろと何を何する。
そうしてると人生は分からないものですな、予期しないことが次から次へと出来するのである。
酷く蒸暑くなり、とうとう扇風機が壊れたり、シャモじぃが汗だくで山からやって来たり、猛烈に眠くなったりするのである。

その結果、何もかもがおじゃん。
真夏の暑さになるので熱中症対策を、と予報士がまた言っている。要するに屋外の作業を止めればいいんでしょ?
今日は、花が終わり始めた皐月の刈込をする予定だった。

                                          

18日に武相荘へ行ったので、今日、その報告をする予定でした。
しかしながら、そういうわけで全てが押せ押せ。明後日か明々後日に延期させていただきます。

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新しい遊具かな?

2014-06-19 | あらら!

へー! これって幼児用じゃなく、高齢者用の訓練具なんだ。
わが団地は、幼児よりじじばばの方が多くなったのかもね。市長さんありがとう。

だけど、これで励んでるじじばばを見たことが無い。
そりゃそうだ。階段なら家にもある。上り下りの坂なら町じゅうが坂道だ。
それに、こんなのを使ったら、大変なことになるぞ。

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不用品

2014-06-18 | 林住期

振り込め詐欺師から、まだ一度も電話が無い。
手ぐすね引いて待ってるのに残念だ、とカーじぃにこぼしたら憎たらしいじゃないか、あいつらだって身辺調査をしてらぁ、だとさ。
面白くないね。こう見えたって命より大切な預金も全然ないわけではないわぃ。いや、かなりある。増やせるものならもっと増やしたい。

近頃、健康食品詐欺も多いそうだ。
健康食品やサプリメントなら、仁丹・ファンケル・サントリー・協和発酵・桜印蜂蜜・やずや・第一製薬など大手は全て試してみた。
効いたのか効かないのかハッキリしない。どうなんだろうな。
他にも効く健康食品があるのなら、どしどし勧めてくれないかと待ってるのに何の音沙汰もない。

しかしこの頃、不用品引き取り業者からの電話が多い。
これは図星というか、あてこすりというか、嫌味もいいところだ。
自分のことは棚に上げて、カーじぃが業者に言いつけてるんじゃなかろうか。

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武相荘へ行こう

2014-06-17 | 風に吹かれて

雨に降りこめられたり、物凄く暑かったりして、な~ぁんにもすることが無い。
....... で、来し方、行く末をじっくり考えてみた。

   そうだっ、武相荘へまだ行ってない!

本当の行く末は、どうしようもないのであんまり考えないことにしてましてね。

何年か前に、白洲次郎正子夫妻がたいへんな話題になり、夫妻の隠れ家・武相荘へ行こうという話が持ち上がった。
しかし、いや、待てよ、イマ行ったら現場はごった返してるだろう、と計画を没にしたことがあった。

あれから数年経ったし、雨の季節だ。もう大分空いてるだろう。それに、
いま行かなければ、あちらに引っ越されたご夫妻に呼ばれるおそれがある。
じぃさん二人に連絡したら、即OK

そういうわけで武相荘へ行くことになった。
雨、大いに結構。池袋の集合時間だけ決めたが、当日、その場の気分で江の島行になるかもね。

写真と記事は、全く関係がありません。

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お後は宜しいように

2014-06-16 | 床屋放談

ほらね、案の定公明党がふらふらし始めた。
屁理屈を探し出し、捏ね上げて、結局、自民党の集団的自衛権を飲むことになるのだろう。
余程、与党の水が美味しいと見える。

集団的自衛権とは、アメリカの戦争に加勢すること。
近頃の中国韓国の執拗な嫌がらせと日本外交の無策を見れば、それも必要かもなと思え、地域・期間限定なら分からなくもない。
朝日新聞が信じているような話せば分かる生易しい相手ではないからね。

困ったことだけれど、安倍晋三は以前より、またその後の麻生太郎や鳩山・菅・野田などより巧く立ち回っているようだ。
麻生太郎が危なっかしいが他の閣僚は目立たず、したがってボロを出さない。週刊誌、シッカリしろ。

などと思うけれど、やはり集団的自衛権のような重大なことを、安倍晋三なんぞに任せておいていいのだろうか。
晋三はなんたってアベコベ・ロマンチスト。薄っぺらで独りよがり。出まかせの大嘘つき。

  ・1年で最後の一人まで点検するはずだった年金記録問題

  ・完全にコントロールされてるはずの福島第一原発の汚染水

  ・未来志向のはずが過去志向の靖国神社参拝

  ・その他もろもろ

など、ご当人は忘れてるのだろうが、安倍晋三の大嘘は多い。
マスゴミは過去の大ウソを何故か追求しない。記者会見場へは新米記者に替えて大物記者を送り込み、問い糺せ。
反安倍晋三の急先鋒と思われる朝日だって、紙面を見れば、どこまで本気なんだか極めて疑わしい。

それに、戦争があれば駆り出される連中がサッカーにウツツを抜かし、安倍晋三を支持してるんだからどうしようもないや。
ま、じじぃは消え去る人。お後は宜しいように。けっ。

野党は全くアテにならず、海江田よりも「家庭内野党」を公言する昭恵夫人の方が頼もしい。
安倍晋三・習近平・朴槿恵は互いに利用し合っているのではないか。安倍と朝日も。

情報通によると、集団的自衛権は、防衛省より外務省が熱心なんだとか。納得。

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炎天には昼寝

2014-06-15 | 高麗便り

コンビニで送金した後は皐月を刈り込むつもりだった。
しかしこの炎天はどうよ。コンビニに往復するだけで目が眩む。

 

帰り道に、カーじぃ宅に寄った。昨日の夕方、硬くて食えないピーナッツを1袋、郵便受けに押し込んでおいたけど音沙汰がないのだ。
雨戸は締め切ったまま。郵便受けを覗くと、大量の郵便物と共にピーナッツは無くなっている。まだ寝てるんだろう。



皐月の刈込は止めて、森生も昼寝をすることにした。
去年と比べると、今年は寝てばかりいる。だんだん赤ちゃんに戻っているようだ。

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歌う旅人 

2014-06-14 | 歌の翼に

土曜の朝は「サワコの朝」次第。ゲストが良ければ、8時まで布団の中でTVを見ている。
今朝はナオトなんとかというむさくるしい若者だったので、TVを消して起き上がろうと思ってたら、結構いけるんですね。

まず、話が面白い。
挫折も、引き籠りも、放浪も体験し、一見いい加減なようでいて結構計画的。繊細かつ大胆である。
阿川嬢との会話は、切れ味が良くボキャは豊富。音楽知識はワールドワイド。意外にも日本の古謡まで押さえてる。
さだ・まさしの弟子を自称していて、なるほど、と思った。

じじぃは気に入った。
で、カレの歌はどうかというと........。youtubeで920万回も見られてるのがありました。

                      今 の キ ミ を 忘 れ な い

およよ。こういう傾向の歌って、あまり好きになれませんなぁ。
なお、名前を確認すると「ナオト・インティライミ」でした。後半はどういう意味?

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空模様

2014-06-13 | 高麗便り

 

雨戸を開けると青空だった。朝からこんなに晴れたのは半月ぶりか。
もっと早く起きれば良かった。

洗濯・掃除・布団干し。2階に集めた暖房器具を仕舞い、扇風機をとにかく1台は出さないことには蒸暑くて堪らない。
あの雲が増えないうちに、あれもこれもをまとめてしなくちゃな。

昼前、布団を裏返す間もなく雲が広がってきた。
予報では大雷雨があるそうだが、どうせそれは遠い東京のこと。このあたりでは遠くでごろごろ、雨パラパラ程度だろうよ。
さぁ、林住記を更新しようとパソコンを前にしたら、急に眠くなってきた。

今朝も遅かったので、大分早いけどお休みなさいませ。あれれ、奥多摩方面の空がごろごろと鳴り始めた。

140613


閑談

2014-06-12 | 林住期

降りしきる雨の中、あんちく先輩と書家先生が、下の古い町からやって来た。
お昼は冷凍食品をチンして済ませるつもりだったけど、セブンイレブンで焼肉弁当とおーいお茶とおかきを買ってきてくれた。
森生の分まで一緒にだぜ。

来訪は突然ではない。昨日、まだ朦朧としていた早朝8時頃、先生から森生の都合を問い合わせる電話があったからね。
お蔭で部屋を片付けられた。思庵の便器磨きや、玄関の床の雑巾がけまで済ませて、猫額亭はピッカピカ。
もっとも、2階は大変なことになってるけどね。

ところで用事は何だったんだろうか。およそ2時間余り、おじじが3人、何を話したんだっけ。
まぁ、どうでもいいじゃないか。お互い、相当ヒマだったんだろうね。
また来てね。待ってるよ。

140612