林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

白い想い出

2014-02-28 | 歌の翼に

毎晩、Windows8の試運転をしております。
8はXPに較べると実にややこしい操作が必要なようで、いささか参っております。

例えば、この「林住期にyoutubeを貼り付けようとすると.......。
また、汚れてしまった自作の古い絵をData(d)から引っ張り出し、
もう一度使おうとすると.......。

アタマが融けてしまいそうな、
ごたごたと面倒な手続きが必要でして、そんなことをいちいち書いておれません。

明日は雨。
明後日は、また雪が降るとか。
そうなったら
出歩かず、一日中家に閉じこもり、W8の試運転をしてみるつもりです。

次に降る雪は、ほんの少しで、美しい想い出になるような雪に、なって欲しい。
そこで、

    白い想い出(歌・島田祐子)

を聴いてみてくださいね。

    この歌は、多くの歌手が歌っている、大好きな歌であります。
    中でも菅原洋一がオカリナを交えた伴奏で歌うものや、ジョーン・シェパードが綺麗な日本語で歌うものが最高です。
    しかし、youtubeでは見つかりません。

    この島田祐子の歌は、昨夜発見した掘り出し物ですが、如何でしょうか

     140228


除雪作業の毎日

2014-02-27 | 高麗便り

今日は雨が時々降っている。

昨日までは毎日、我が家の駐車場の除雪をやっていた。
昼飯前2~3時間の作業で、汗ぐっしょりになる。冬だというのに毎日肌着を変えるありさまだ。

大雪に見舞われた山の向こうの秩父の残雪は20センチに減ったそうだが、庭の残雪はまだ3~40センチはある。
駐車場に至っては腰近くの高さまで雪の塊が積み重なり、凍りつている。

毎日、その雪の塊を鋤で砕き、道路にばら撒いていたのだ。

庭の除雪は諦めている。放っておいても太陽と植物の熱が雪を融かし、地面が表れてくる。
しかし、駐車場は日陰にあるうえ、カチンカチンである。

放っておいたら、あと1週間は大通りに違法駐車を続けなければならない。


雪の塊の山は、全て隣のカラスばばぁの家の屋根から滑り落ちたものだ。
わが家の屋根から落ちた雪なら、毎日の除雪作業はいい運動だが、隣の家のものとなるとムカムカして、カラダに悪い。

一方、カラスばばぁの駐車場はすっかり乾き、ばばぁは軽で出歩いている。実に、面白くないね。


で、砕いた雪は、カラスばばぁの軽の運転の邪魔になるように、道にばら撒いているが、大きい塊のままではスコップで運べない。
それでまたひと手間かけ、小さく砕かざるをえないのが、またムカムカするのである。

今日の雨が、早く雪を融かしてくれないかなと思う。
でないと偏屈じじぃの心は、ますます凍りつき、捻じれてくるようだ。

140227

 


とりあえず開業します

2014-02-24 | じゃじゃ馬馴らし

新しいパソコンの接続や設定やデータ移行は、パソコン販売店のプロにやってもらいました。
まるまる4時間もかかりました。(その直前の光回線引込工事は1時間半)
それでもマイピクチャに溜め込んだ写真はGB数が多く、あと10時間も必要だそうで、やむなく古いパソコンごとプロに預けました。
いま、仕事が猛烈に忙しく、1~2週間の預かりになるそうです。だから当分写真はお預けです。

W8.1はなかなかの難物です。XPに慣れたじじぃには通訳なしの海外旅行のようなものです。
だいたいパソコンに電源を入れてからの手続きが増え、電源を切るときも実に面倒くさい操作が必要です。
TVや音楽や買物やお喋りなど インターネットオタクには便利になったのかもしれませんが、先が短いじじぃにはそんなこと不必要ですからね。

キーボード操作も慣れないため、もたもたイライラやっております。
従って血圧は上がりっぱなしです。

そういう事情のため、記事の更新は途切れ途切れで、しかも当分の間は画像無しか再利用で、営業を再開します。
今後ともご贔屓、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。

140224


連休します

2014-02-22 | じゃじゃ馬馴らし

今日午後、光回線引込工事。夜からは接続設定と瀕死のパソから新しいパソへデータ移転作業を行ないます。
もちろん、実際に働くのはプロ。森生はもう2週間も前から、取り越し苦労でオロオロしております。
技術の進歩は著しいので、さぞ便利になるかと期待していたら、全然逆ですもん。

念のためWinndows8.1の教則本「できる・・・」を
読み始めたんですが、絶望的気分になりました。
XPが無防備で危険なら、せいぜいにしようか、と思ってましたが、実は畏友・シャモじぃがを手に入れたんですね。
今まで息子さんのお古のXPをよちよち使っていたのに、いきなりときたもんだ。

何でも息子さんが新品をプレゼントしてくれて、一切のあれこれをやってくれたとか。羨ましいなぁ。
だが、孝行息子を持って喜んでるかと思いきや、チチは操作をボロクソに難詰されている由。
普段は強気のシャモじぃは、息子を自慢しながら泣いています。

それで肝心のは床の間に飾っておき、いまだにXPを使っているとか。

シャモじぃの頭脳明晰積極果敢一点突破力は老人力を凌ぎ、驚くべきものがある。
森生を見て、使い始めてからまだ1年くらいなのに、メールに文書を添付したりします。森生はそんなことはしません。
うかうかしてると先輩・森生は、「このままでは追い越されるな」と危機感を持ったのであります。

よ~し、それならこっちは8.1にして差を付けてやるべぇ、と思ったのが間違いでした。
8.1もそうらいいけど、XPとはま~るで違うようなのね。

マイピクチャがない、マイドキュメントがない、林住記はどう開くんじゃぃ、日記と家計簿を記入できないじゃないか。
デジカメ画像はどう取り込むのか、起動終了はどうやったらいいのか。
などとこれから解明理解体得しなくちゃならないことが山ほどある。

頭は使うほど良くなるというのは、脳味噌が新鮮な人間に通用する話で、高貴高嶺者は却って痛んじゃいます。
新しいパソコンが納品され据付られる前から、もうフラフラだわな。
これは、ご老人をヤツラという舛添の差し金、と邪推します。

ま、そういうわけで、今日午後からパソコンが使えません。
見た目で選んだ新しいパソコンは格好いいだけで、当分の間、動かせないでしょう。

あれもこれもやってたらご臨終になってしまうので、林住記は当分の間お休みします。
それではみなさん、さようなら。

 

再開はいつから?ですって。それが分かれば苦労はないよ。

140222


転ぶ人

2014-02-22 | 重箱の隅

   朝日新聞2月21日朝刊

森さんが、言わなくてもいいことを、とうとう言ってくれた。ありがとう。
森生も、そのとおり!と思います。森さんは健在でした。

  真央 亡き母思い舞う
               ......なんて安っぽいんだろう。

  過去があり 現在がある
               
......当たり前じゃんか。これ誰のことだったかな。

  支えられてる もう迷わない
               ......はいはい、分かったよ。

これはここ3日間の朝日新聞の大見出しです。
そのほか、どれもこれも、気恥ずかしくないのかねぇ。

各国でも、たかがオリンピックをこんなに騒いでいるのだろうか。
浮かれている間に、安倍晋三とその一派は着々と、とんでもない方向へ、日の丸を担いで運んでいる。
東京オリンピックはカレラにとって、いい目晦ましになるのだ。

金メダルを本当に取らせたければ、こんなにバカ騒ぎをしないこと。
メダルを取る選手は、事前にあまり騒がれなかった選手のような気がする。
終わってからでいいから、選手別に試合前にどれだけ記事になり、結果はどうなったかを数量化し、報告して欲しい。

どうもマスコミの過剰な報道が、贔屓の引き倒しになっているような気がする。

自己最高が総合世界6位。
わざわざソチまで行って、国体を開催しているような報道だ。
日本の選手は、本当は弱いのです。

 

大事なときに、記事の写しが皺くちゃでごめんなさい。
これ、金メダルじゃありませんよ。メダルチョコならこちらでどうぞ。売り切れだったらごめんなさい。

140222


蚊の涙

2014-02-21 | 林住期

まだ深い雪が残る坂の上の公民館で、確定申告書ををしてきた。

申告書は、国税庁が薦める、パソコンを使って入力すると、自動的に計算してくれる仕掛けで作った。
出来上がってみれば簡単だが、何故毎年やり方を変えるのだろうか。毎年、どこかででうろうろさせられる。

還付金は僅かだった。貧しい夕飯2回で消える金額でしかなかった。
そもそも天引きされる所得税が雀の涙金だから、還付金が多いわけがない。

医療費控除を狙ったが、幸か不幸か.......幸なんでしょうな、今回は控除対象金額に達していなかった。
それでも還付金が出たのは、役所が当初想定した所得に届かなかったからである。

くそっ!

市の納税課は、市内の公民館に巡回出張し、確定申告を受け付けてくれる。
団地の公民館に行けばいいのだが、少ない所得と税額が恥ずかしく、これまでは里の公民館に行っていた。
里の人々は、領収書や書類のあれこれを束にして、市職員の前で「さぁどうだっ」と広げるんですね。
市職員は分類・集計・パソ入力し、税額を確定する。だから順番待ち時間が非常に長かった。

団地の若い住民は勤め先で確定申告を済ませ、公民館へ行くのは殆どじじばばである。
じじばばは暇だし、頭の訓練が還付金に繋がるので、大体自分で分類・集計し、還付金額を算出しているようだ。

以前、里の公民館へ集計した医療費の領収書を持ち込み、確定申告をしたことがある。
若い市職員君は、

     これ、10万円にならないから、医療費の控除はできません。

     むっ。
     
いや、できるのよ。収入と所得が少ないワタシには、別の計算式が適用されるんですよ。
     ほら、ここをよく読んで、勉強したまへ。

年嵩の職員が小声の諍いを聞きつけて、

     この方の言うとおりだぃね。

そういう外聞を憚る争いは嫌なので、今年も国税庁のお薦めに従い、確定申告書を自分で作った。
しかし、こつこつ溜めた病院の領収書の束は、提出しないことにした。
次回からは、病院通いの交通費をしっかり含めるつもりだ。


「確定申告書ポスト」と貼紙をしてある、今年から新品の「屑物入れ」に、薄い確定申告書を投げ入れた。
どうせ、じじぃの申告は紙屑同然だわさ、ふんっ。

140221


雪塊と血圧

2014-02-21 | 林住期

リウマチを患っている人は低気圧が近付くと関節が痛む、と聞いている。
森生は朝起きて、カーテンを開けると血圧が上がる。
今朝も175/95だった。これは普段より2~30高い。

理由は、隣家との境界から手前まで、隣家の屋根から滑り落ちた大量の雪の塊が積みあがっているからだ。
雪の塊の下には丹精篭めた潅木類が埋まっている。
藪椿も金木犀も屋根側の枝はなぎ払われた。

だが、隣家は大量の雪を隣の庭に滑り落とし、きれいサッパリだ。

 

異常に雪が積ったのは分かっている。
丹精篭めた潅木類に、市場価値が無いことも理解している。
何時まで拘っていても、何の足しにもならないことも弁えている。

だが隣家の雪が融けて、地面が現れ始めているのを見ると、血圧が上がるのだ。
こればっかりはしょうがない。

狭い敷地の団地では、家の屋根に滑り止めを付けることを、自治会が推進してもらいたい。
下水管の清掃を斡旋しているように。

 

明日は1週間先延ばしした光ケーブルの引込工事がある。
工事車両を門前に一時停車してもらうつもりだったが、昨日から森生の軽が占領している。
これから道路脇の雪の塊を、また砕き道路にぶちまけ、停車場所を確保しなければ。

140221


雪崩に激怒

2014-02-20 | 高麗便り

昨夜遅く、ドドーンという音とガギーという金属音が3回あった。
ははん、嬶(カカァ。以下、カラスばばぁ=カラスにします)の屋根の雪が一斉に落ちたな、と思った。

暗闇ではどうしようもなく、今朝はいつもより早く起き、2階から猫額亭庭園を見下ろした。

やややっ。案の定、大変なことになっていた。

カラスの家の北側の屋根の雪を、全てウチが引き受けたのである。
雨樋と金属製の垣根が引き千切られ、猫額亭庭園に落下。庭木に引っ掛かり、紅葉は棒になってしまった。

車は小道に出しておいたので無事だったが、駐車場所は雪塊が胸の高さにもなった。
二日かけて、隣組の若夫婦に手伝ってもらったりしてきれいにしたのに、足の踏み場もなくなった。
跳ね返った雪は、小道に停めた車の下を埋め尽し、滑り、車を動かせない。

証拠写真を撮り、家に戻り、恒例の血圧を測定したら、ななななんと、171/93だよ。

朝食後、大通りに出て、6日目の除雪作業をした。
大通りは2回にわたりショベルカーが除雪し、4日目にやっとすれ違いできるようになったが、道の両側は雪の山。
この硬い雪山を移動させ、空いた場所に、わが軽ちゃんを安置する算段だ。

カラスが直ぐ遺憾の意を表しに来るかと待っていても、知らん顔。
やっと昼ごろやって来て、

    「どうも.....。お宅の庭に落ちたフェンスを片付けますから庭に入らせて下さい」
    「それから、片付け作業をし易くしたいので、車を動かして下さい」

    「何ですって、車をどけろだと? 順序が違うじゃないかっ」

    「だって、こんなになってるなんて知らなかったですもん」

    「昨夜のあの凄い音に気付かなかったんですかぃ、この呆け茄子メが」

森生は激怒しましたね。
ここ数日間の隣家への無配慮、不届きを、ありったけのボキャを駆使し、思いっきり咎めてやった。
内緒だけど、ちょっとキモチよかった。

だけど、カラスに道理は通用しませんな。
しまいには息子まで出てきて、

    「こんなになってるなら知らせてくれればいいじゃないすか」

だとさ。

バカカラス母子に、付ける薬はないのである。
大体、雪掻きならほいほい出来そうな、いい体格の青年が同居してたなんて、ちっとも知らなかったよ。

その後、青年は駐車場の雪を半分除雪し、庭に立ち入り、ガラクタを引き取っていった。
ほ~ら雪掻き、やらせればできるじゃないか。

カラスの子だから、価値観はじじぃとは大分違うけど、少し好青年だった。

もう一軒のお隣り(先頭写真)は、今日昼過ぎに大崩落があり、実は森生の被害はこちらの方が大きい。
でも、普段から懇意にしてるので、なぁなぁで済ませました。ご安心下さいね。

そう何度も激怒してたら、脳溢血を起こすかもしれないからね。

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頭上注意

2014-02-19 | 高麗便り

雪掻きは5日目になり、歩くところや、車の周りには地面が現れた。

だが、次の差し迫った問題は隣家の屋根の雪である。
厚く積った雪は長い氷柱をぶら下げて、庇から迫り出しそっくり返ってきた。
真下に落ちればしぶきがかかるくらいだろうが、勢いをつけてわが領土に飛び込み、車を直撃する恐れがでてきた。

車を避難させなければならず、避難先は狭い道に掻き出した雪の山をどけて確保しなくてはならない。
老骨に鞭打って、固まった雪塊を砕き再移動だ。

この間、隣の嬶は知らん顔。
こういう場合、「ご迷惑をお掛けしますねぇ」ぐらいの挨拶があってしかるべきである。
そうなれば滅多にない大雪だから、「こればっかりは仕方がないですなぁ」で済ませられるのである。

もともとこの嬶一家には、門前を掃除するという習慣がない。
別のお隣りと違って、互いに互いの門前を掃き合うという接点がない。

道の除雪が一とおり済んだので、車はやっと避難できた。
雪をどけた狭い道に車を置いたままなので、嬶の車が出しにくくなったけど、知ったこっちゃないや。



ご町内のあちこちで、落雪により車庫の屋根が潰れている。

この大雪は、除雪作業でご町内の結束を強めたろうが、隣同志の反目も露になっただろう。
こういう時に助け合うには、結局、普段からの道路掃除が大切なのである。

140219


蜜柑・伊予柑

2014-02-18 | 重箱の隅

伊予柑が美味い季節になった。
夕食後は、顔や食卓をびしょびしょにして、伊予柑をむさぼり食っております。

一方ここ数年、蜜柑をちっとも食わなくなった。
家族団らんが減ったからとか、炬燵がなくなったからとか、いろいろ言われているけれど、理由はカンタン。
蜜柑が不味くなったから。

ぶょぶよと図体が大きくなっただけで、水気も甘酸っぱさも、まるで無くなったからだ。

いちごも同様で、ただでかくなっただけ。絵に描くのにはいいけどね。

農協か農水省か農学部教授か知らないないけど、カレラは品種改良の方向性を間違えている。
お子さま向けに、甘さと大きさだけを追求している。
もっとも、大人がお子さまに退化したようですが。

果物にはみずみずしさ、酸っぱさ、甘さ、そして匂いを残して欲しい。
「フルーツ」なんて言うから間違えるのさ。
伊予柑は、まだ美味い。

 

                  

全国の蜜柑消費量は最盛期(1975年)の20%まで落ち込んでいる由。
日本人が最も多く食べる果物は、10年前からバナナになったとか。
そんなバナナ!

置き猫は「有田焼やきもの市場」さんから拝借。

140218


することがあってもなぁ

2014-02-17 | 高麗便り

この冬3回目の大雪の除雪作業は、今日で3日目である。

物資欠乏時代に育ったので、食料備蓄がないと不安になるため、ウチには冷凍食品などが山ほどある。
だから電気さえあれば、1週間ぐらいは篭城できる。

まだ雪が積っている道へ車を出す必要はないが、3回目の正直、本当の大雪で軽が埋まっちゃったんですね。
駐車場所は吹き溜まり。そして日陰。その上ににお隣りの雪が落ちてくるから、いやはや豪雪地帯です。

次の水曜の夜からまた雪が降るそうで、重い雪で軽い車の屋根が、凹む恐れがでてきた。
実際、昨日の午後、近所を巡回してみたら、駐車場の屋根が壊れているお宅が何軒かあったんです。
ウチには屋根がなく、モロですからね。

1回目の雪の後、屋根に分厚い雪を載せたまま、スーパーの駐車場に駐車するのはかなり恥ずかしかったしね。

それで、よたよたと雪を掻き出していたら、隣組の若夫婦が手伝いにきてくれた。
おお、あなた方はうら若いけれど、既に仏さまだ。若奥さんはお神さんだ。

お陰さまで車は可愛い姿を現し、戸を開けて中に出入りできるようになった。

繰り返しますが除雪作業3日目である。2回目は2日、1回目は1日、雪掻きをして、既に二の腕がパンパンだ。
もうここらで切り上げよう、幹線道路にすらまだ深い雪があって、到底運転できないからな、と密かに思った。

しかし若夫婦はご親切にも、大動脈に繋がる毛細血管道路の除雪をサクサクと始めておられる。
「あのぅ、当分の間車は出しませんから」と言っても、「いえいえどうぞご遠慮なく」だ。

こういう情況の中で、じじぃだからと言って家に引っ込むわけにはゆかないじゃないですか。
森生も老骨に鞭打って、ヒートテック肌着を汗で濡らしながら、雪掻き作業を続けましたよ。
それでも、まだ雪は充分残っている。明日も除雪作業が待っている。

森生より若い小泉純一郎じぃは都知事選挙に負けても、

    「歳をとってもすることがあれば、元気になれる」

と嘯いたそうだけど、本当のじじぃには、まだすることがあって、もうへとへとです。
羽生結弦くんと大幅に異なり、腹に脂肪はたっぷりあっても、じじぃはもうスタミナ切れです。ふぅ。

 

 このところ天気予報は悪い方に当っている。次の雪予報は、外してもいいからさ。

一番下の写真は昨日の午後、他は今日正午の残雪です。

140217


羽生金色の勇気

2014-02-16 | うわごと

  

なるべく五月蝿いオリンピック放送は見ないようにしていた。
だが、朝から晩まで全局が同じ場面を何度も何度も何度も放送していれば、見ないわけにはゆかない。
で、羽生結弦選手を見た。

ふむふむ、なかなかいいじゃないか。
素人目にも、上手い「演技」だった。

ところで........。

金メダル受賞を賞賛する人はゴマンといると思う。
だけどここで付和雷同してはひねくれじじぃの存在価値がない。(もともとないよ、ですって? ふんっ、だ)。

それで、以下、敢えて悪口を書きます。

まず、あの氷上の衣装は最悪です。
まるで、DV男の乱暴狼藉から、寝間着のまま逃げ出したホステス嬢ですな。見ていて恥ずかしいよ。
次からは、もっと羽生選手らしい爽やかな衣装を選んでくださいね。

次に音楽が良くない。
いえ、旋律はどっかで聞いたような、日本人好みのいい曲であります。
ただ、主旋律を演奏するエレキギターが良くない。まるで場末のキャバレーのベッサ・メ・ムーチョじゃないか。

ここでゲーリー・ムーアの原曲を聴いてみてください。

              パリの散歩道(GARY MOORE)

まぁ、あの破れた寝間着にはぴったりの演奏ですがね。
しかし、例えばピアノだと随分違った曲になりますぞ。ヴァイオリンやクラリネットはどうだろうか。

それから、東北大地震の被災者であることを自分から言うのは、もう止めたほうがいい。
艱難辛苦、波乱万丈があったことは、わざわざ言われなくても分かってる。

殆どプロの君は、そこんところはサラリとやって欲しかった。

これは大分遅れて配達された朝日新聞朝刊1面先頭の大見出しだけど、

              羽生金色の勇気 震災で折れた心 支えられて再起

これじゃ、あの佐村河内守氏の持ち上げ方と同じですぜ。

なお羽生結弦選手の写真はイメージですからね。

140216


泥ちゃんが来た

2014-02-15 | 高麗便り

11日に降った雪が融けないのに、また大雪だ。50センチは積っている。
猫額亭前の準幹線道路には、朝から車が1台も通らないし、人も歩いていない。
それもそのはず、西武池袋線は小手指駅から西が全面的に不通になっているそうだ。

今日、午後から予定していた光回線引込工事は不可能だろう。

  そういえば、これまで7回引越し、そのうち3回も雪が降ったことを思い出した。
  この団地に越して来たときは、坂道をトラックが上がれずエライ目に遭った。

玄関から門までの石段は完全に埋まり、斜面になっている。
先ず石段から除雪しなければ、と昨夜のうちから決めていたが、生憎小雨が降っている。
雪を融かすほどの雨ではないが、カラダは濡れる。除雪も工事も諦めた。

ピンポ~ンと鳴ったので玄関の扉を開けると、お隣さんの姫たちが立っていた。
雪を掻き分け猫額亭に辿り着いたのである。
安否確認と雪掻きボランティアとは嬉しいね、と思ったら。

  おじちゃん、ウチのスコップどこかに埋まっちゃったの。
  こ
のスコップ貸してちょうだい。

  うん、いいよ。
  だけど
凄い雪だった。よく石段を上がれたね。
  
大体、門扉が雪で開かないじゃないか。

  だいじょうぶだよ、乗越えてきたもん。   
  泥棒みたいでしょ。

可愛い泥ちゃんたちだ。
昨日は、手作りのバレンタインチョコケーキをくれたしね

そういえばこの4~5年で脚が大分伸びた。
町で遇うとドギマギさせられるほど美人になった。

カラダもおじ(ぃ)ちゃんより、ずーっとずっと軽くて柔らかそうだ。食べちゃいたい。

  危ないから、おじちゃんは外へ出ちゃダメだよ。

  うん、分かった、ありがとね。

 

あらら、雪掻きしてくれないで、スコップ持ってっちゃった。
どうしよう

140215


作曲偽装

2014-02-14 | 先輩のお言葉

森生はソチらの美談また美談より、こちら、佐村河内守氏の醜聞の方に関心があります。

肝心要の主犯・佐村河内氏の声が殆ど聞こえないが、共犯・新垣隆氏の謝罪会見はよかった。
真面目そうな新垣隆氏の懺悔にウソはないと信じたいけれど、そこは疑い深いじじぃだから翻訳してみた。

   無名だった18年前は、たとえ他人の名前でも、本当は自分の作品が評判になるのは嬉しかった。

   18年間の報酬は780万円。つまり年間43万円。月間4万円以下。あのベートベンの代作者としては安過ぎた。

   ソチで高橋大輔君が自分の作品をBGMに使う。また佐村河内の奴が箔をつける。自分はずーっと影の人か。

   自分は43歳になった。一応、大学の講師でもある。それなのに........。もう、こんな人生はイヤだっ。

とまぁ、こんなところではないだろうか。これって、日本の「アマデウス」に使えるかも。
新垣先生は、モーツァルトほどの奔放さも天才でもないですがね。

一方「主犯」佐村河内守氏のことがよく分からない。
週間文春ほかで、すこしずつ正体がバレてきたが、あれは虚言癖・誇大妄想癖で、一種の病気なんですね。

森生の周りにも、小学生や高校生の頃、現役時代にも虚言癖の人がおり、随分楽しませてもらった。
少し接してみれば、ウソかホントか分かるはずで、騙される方が悪いんです。

    ♪♪♪

初めてこの人の名前を見たとき「うへ!河内の守かよ、古いなぁ」と思った。
そして麻原彰晃のような風貌と、ベートベンというレッテルを見て、「薩摩の守タダノリじゃないかぃ」と思った。
それ以後、この人のことを「何やってんだか?」と、気になるけどバカにしていた。

NHKが特集番組を放送したので、佐村河内氏のブランドは一層格が上がったらしいけれど、森生は見なかった。

朝日新聞(週間朝日?)記者の吉田純子さんの「反省記」も面白い。
ただ、こういう自戒の文章で、わざわざNHKをあげつらうことはないんではないでしょうか。
この記事の末尾に写しを載せたので、お暇ならお読み下さい。

    ♪♪♪ 

作曲家の千住博さんがTBS-TVの朝ズバッで、作曲家の作曲の仕方と、「佐村河内の作品」を解説した。
千住さんの話は平易で、素人でも「なるほどね」と納得させる力があった。

   作曲するきっかけは、丸投げ依頼、指図付き依頼、自発的作曲など、いろいろある。

   全ての音符を自ら譜面に書き込む作曲家もいれば、他人に任せる作曲家もいる。

   佐村河内氏の作品は、過去の名曲をよく勉強しているし、熱い作曲であり、なかなかの出来上がりだ。

   作曲家が誰だからいい悪いではなく、出来上がった音楽を虚心に聴くべきです。

千住さんはビジネスマンのようなダークスーツで出演していた。
森生は現役時代、著名なデザイナーや文筆家や音楽家を身近に見聞したことがある。
本当のホンモノは、佐村河内氏みたいにむさくるしかったり、突飛な風体はしてなかったですね。

    ♪♪♪ 

フィギュアスケートの高橋大輔選手は、「佐村河内守氏の曲」をBGMに選んだ理由について。

   「曲が気に入ったから選んだので、変更する必要はない」

拍手。見上げたものだ。
尤も、今ここでBGMを変えたらメダルを取れないだろうね。

新垣隆氏はこの騒ぎで評判を落としたようで、実は上げたのかも知れない。
桐朋学園大学はこのまま非常勤講師として雇い続ければいい。

佐村河内氏の天才ペテン師振りはロス疑惑の三浦氏一義氏を上回った。有栖川宮御夫妻どころじゃない。
低迷民主党の海江田万里先生は、彼を顧問に迎えたらいいと思うよ。

 

今では被害者ヅラをして、マスコミは佐村河内の守を叩いているけれど、彼を図に乗らせたのはマスコミです。
ヒロシマ・フクシマ・身障者・被災者などを矢鱈に持て囃す話は、眉に唾をつけて聞くこと。

ところで、「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ氏」は大丈夫だろうか。

吉田純子さんの記事です▼(2月11日付朝日新聞から)。

140214


冷たいビフテキ

2014-02-13 | あらら!

 

この冬は、なんて寒いんだろう。家の中でも背中がゾクゾクする。

ヒートテックの長袖シャツと股引の効果は全くない。ユニクロで買ったホンモノですぜ。

カラダが芯から冷えてくる。体内にある原始炉の火が消えかけてるのだろうか。

それとも、食い物の所為かなぁ。そういえば、もう何年も、いや十数年もビフテキを食ったことがないからなぁ。

凍てついた裏道が、上等の霜降り肉に見えてきた。

140213