この絵▲はセツばぁさん90歳の新聞ちぎり絵です。
大したもんですねぇ。智恵子抄の高村智恵子を超えている。
90歳セツの新聞ちぎり絵
という本に載っているそうです。
朝日の読書欄で知りました。9月25日朝日新聞朝刊読書欄
現在92歳の木村セツさん。
若い頃から畑仕事、家事育児、喫茶店手伝い、と働き詰め。
89歳で、介護していた夫と死別。何もすることがなくなった。
娘さんに勧められ、趣味など無縁だったがちぎり絵を始め、才能爆発。
野菜、野の花、するめ、しめ飾り・・・・。
奈良の田舎の四季折々のものをちぎり絵にしている。
作品は丁寧に描いた下絵に、新聞紙から探し出した色を貼り重ねた由。
ちぎり絵に没頭しているうちに、
お父さん(夫)のことは全く思わんようになりました。
里山社刊1980円 20年2月刊6刷15000部
ふむふむ、なるほどなぁ。
で、作品はどんなものか、本は買わず、グーグルで検索しました。
グーグル画像検索・木村セツちぎり絵
うへっ、これは凄いですねぇ。降参です。
絵には、セツさんの日常や思い出と重ねた解説が付いている、とか。
毎日「することがない」とぼやくじじばばは、見習うべきですね。
物事を始めるのに遅いことはない。思い立ったが吉日です。
さはさりながら、セツさんは特別です。
森生の場合、ウクレレは、80過ぎてから。
何度も泣き言を書いたように、始めるのが遅かった。
多くのご同輩の場合も、失礼ながら隠れた才能はない、のでは。
だから始める時は今直ぐ、ですよ。
べべべ~ん
211015