林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

残り雪

2022-02-11 | 高麗便り

  電車が止まる、高速道路は封鎖予定 転倒注意

などと予報で大騒ぎした雪。
当地は山の上にしか積もりませんでした。

朝9時。団地の真北、日和田山305m▲と高指山330m▼です。

積もったら困るのに、積もらなければ残念だ。
勝手なものですな。

以前、神奈川のおじぃさんと、積雪量を競いあいました。
それをコメント欄で、青森女史にたしなめられた。

  たかが3cmか4cm。青森は3mか4mよ。
  いい年寄りがみっともない。

なんてね。
大雪が嬉しかったあの頃に、戻れるなら・・・・・。

  お~い、悪魔クンはいないか。

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春が来て

2022-01-12 | 高麗便り

少し寒さが緩んだので、近所を歩いてきました。
予想どおり、蝋梅▲が開花。

木の下の日溜まりにも、小さな春が。
仏の座▲も、犬ふぐり▼も、年末年始の寒さを、耐え抜いた。

寒さに負けて、参っちゃったのはじじぃですな。
しゃがんで写真を撮ってると、脚の力だけでは、立ち上がれません。

お役目を終えた桑の木▲は、もぅ芽吹かないだろう。
今年は、いよいよ引き抜かれるはずです。

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仕事はじめ

2022-01-07 | 高麗便り

 

年末年始は家に閉じ籠り、とぐろを巻いておりました。

  これではまずい、仕事を始めなければ、

と思ったのは一昨日のこと。

じじぃの仕事はじめは、開花したはずの蝋梅を写真に撮る。
それをブログに載せる、という不要不急なマンネリ記事づくり。

ところが外は灰色の雪雲がどんより。関東南部に大雪予報です。
お昼にテレビを見ると、東京は雪が降りしきっていました▲
南部の北部であるわがまちも、間もなく雪になるだろう。

しかしながら、当地は3時過ぎに、粉雪がちらついただけ。
残念なような、ホッとしたような・・・・・・。

というわけで、じじぃの仕事はじめの写真です▲
庭の金木犀に積もった粉雪を、窓を少し開けて撮りました。
新年早々からご期待に沿えず、申し訳ありません。

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行く年 来る年

2021-12-28 | 高麗便り

いやぁ寒い寒い。
東京は45年ぶりの寒さ、とか。
 テレビのアナ君は「寒さのピーク」と言ったが、「寒さの底」と言うべきです。
外をとぼとぼ歩くと、身体の芯まで冷えてくる。

今年もいいことは無かった。
師走に入ってからも、CDプレーヤーと寝室のエアコンが故障。
心臓のバクバクは昂進し、ガスが腹に溜まり、入歯は舌を噛む。

だが、家に引き籠っていては、気分がいっそう塞ぎます。
夕方、思い切って巾着田へ行きました。

  見渡せば花も紅葉も無かりけり
            高麗の苫屋の冬の夕暮れ

状態で・・・・・・・・・。

群馬県から、迷惑なからっ風が吹き付け、気分は凹む。
日が傾くとともに、寒さは一層厳しくなってきた。
早々に退散することにしました。

林住記。今年はこれでお終いです。
ご訪問、有難うございました。
あと三日間、家事と年賀状に集中します。

来年は、来る年こそは、いい年にしたい。
でもね、暮れなずむ流れの先は見えません。
いわんや、じじぃにおいておや。

良いお年を。

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燃える秋

2021-12-10 | 高麗便り

ここ数日、家に引き籠っていましてね。

暫くぶりの外歩きです。

いま、団地を囲む山々は、燃え盛っております。

公園は、林の向こう側が見通せるようになりました。

厳しい冬が、山の向こう側まで来ている。

さぁ、この冬を、どう無難に越すか、が問題だ。

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秋の里歩き

2021-11-24 | 高麗便り

栗坪にある先生のお宅で、2年ぶりに昼食会をしました。
長老のあんちくじぃさんが、夏に亡くなってしまったのが残念です。

代わりに先生は、地元の若いお爺さんを迎え入れてくれた。
この人も話せるお人で、後が愉しみです。

朝が早い先生は、午後から将棋の会で、お昼過ぎには解散。
次回は来春のお恵比寿さんの日にしました。

雨が上がり少し晴れてきたので、高麗の里を歩いてみました。
秋色が深い里に観光客はゼロで、秋を独り占め。

朝の寒さとは大違い。
暑くてふらふら。徘徊は早めに切り上げました。

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すすき自慢

2021-11-18 | 高麗便り

隣町、飯能市美杉台の紅葉葉楓の並木は美しい。
西隣、西武団地の長い坂道にある欅並木もお見事。
で、わが東急団地の並木は・・・・・。



市役所に徹底的に迫害され、毎年、棒杭状態にされている。
しかも環境省から、特別要注意外来植物に指定されてしまった。
しぶといニセアカシアであります。

住めば都。行き先が無く、わが坂の団地を愛するしかないじじぃです。
暇に飽かせて、自慢できるものがないか、探し歩きました。

うむ、ありますな、ある。それは、薄です。

確かに、いささか無理矢理感がありますが・・・・・。

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優しい心

2021-11-17 | 高麗便り

この如雨露。街角美術展の出品作品ではありません。
正真正銘の、現役の如雨露です。

現在、脚長じぃさんは団地SC中庭を改造中です。
こどもたちの遊び場は、ほぼ完成した。
現在は、ばばカフェの屋外席を改良中だ。

店内は狭く、雨の日も、屋外席を使えるようにしたい。
そこで、脚長じぃさんは、藤棚下にテントを張り巡らした。



しかし雨水がバシャバシャ落ちると、下の花壇の花が痛む。
じぃさんの胸も痛むので、如雨露を取り付けたのだそうです。

つまり雨水を如雨露に集め、そこから花壇に柔らかく雨水を撒く。
というフクザツで心優しい仕掛けであります。

この仕掛けが成功したかどうか。かなり怪しい。
確かめたいけど、じじぃは寒いので、雨の日は外出しません。
氷雨が春雨に変わる頃、点検するつもりです。

  
  これは脚長じいさんの作品です。

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夜霧

2021-11-12 | 高麗便り

雨が上がり、夜霧が濃くなりました。

霧の中から黒ずくめの女が一人、現れた。

だんだん近づいてくる。
目の前を、無言で通り過ぎる。

  ぎょぎょ!

女の顔には、目しか無い。

  ・・

.......当たり前だよね。
ふぅ。

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お先に大掃除

2021-11-05 | 高麗便り

あさっての日曜日は団地の大掃除日です。
朝8時からの開始は、夜型じじぃには無理な時間。
サボるつもりです。

団地の中心部は、自分の家の前だけを掃除すればいい。
端にある猫額亭は、隣の市有地も掃除をしなければなりません。
暫く前までは、不公平だけれどいい運動になる、と思ってた。

ところがこの数年は、屋敷内だけでも、掃除が苦痛に。

だけど当日、完全にサボるのは、ご近所さんに申し訳ない。
そこで天気が良かった今日、午後からの3時間、独り大掃除でした。
そして土手の草刈で、へとへとになり、よろよろした。

これ以上の作業は転ぶので、仕上げは明日に延期しました。
以前は、まるまる8時間作業しても、平気だった。

土曜日はウクレレ教室があり、明日の金曜日は予習をしておきたい。
あさっての日曜日。雨降らないかなぁ。

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住めば都

2021-10-28 | 高麗便り

47都道府県の「魅力度ランキング」なんてものがある。
森生が住む埼玉県は、去年は38位だったけど、今年は45位だ。
北隣の群馬県は40位が44位に落ち、山本県知事が憤慨し、

  法的措置を検討する。

だとさ。子供じみていて馬鹿馬鹿しいね。

7段階も落ちた埼玉県は、特段の反応がなく、いかにも埼玉です。
住民である森生は、44位でも一向に差し支えないですね。

  ランキングはブランド総合研究所が、89項目についてネットで質問。
  質問項目は、認知度・訪問経験・観光意欲など89項目だった。
  35000人から回答があり、年齢や人口分布を考慮し点数化した由。インチキ臭いね。
   

森生は神奈川県で生まれ育ち、埼玉県に流れ着いて50年経った。
全国に誇れることは思い浮かばないけれど、気に入っている。
県の東部を殆ど知らないので、歩いてみたい。

埼玉県に落ち着く前は、静岡県と栃木県に住んだことがある。
栃木は去年最下位だったが、今年は41位。ま、下位は変わらない。
両県ではいろいろあったけれど、いまは懐かしい。

あの頃あった人たちは、どう思っているだろうか。
森生のことなぞ、多分、忘れてしまっているだろうな。

  一覧表は10月10日朝日新聞朝刊から。

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よく晴れた日

2021-09-21 | 高麗便り

朝から快晴。初夏以来の爽やかさ。
午後になり、こういう暑さなら大丈夫、と数カ月ぶりの里歩きに出発。

鹿台橋下は、真夏の景色だった。
ここで引き返すつもりだったけど、風が爽やかなのでかわせみ街道へ。

斜面の彼岸花がお出迎え。山懐へ向かい日和田山登山口に寄り道。
栗林は感電注意。電線を跨げない人は、入らないこと。

ここまで来たら高岡橋へ行こう、と更に足を伸ばした。
台風は全く影響無く、高麗川の川原は草ぼうぼう。

清流橋袂にあった荒れた家が、訳ありげなカフェに変身。
川原の叢の陰に、カフェの客らしいビキニ嬢! 虫に刺されないの?

紳士は、そういう残念なものから目を逸らし、天神橋へ向かった。
ここから、やっと巾着田の赤い彼岸花が、少し見えました。

高麗川の上空を跨ぐ、木造りのあいあい橋です。
じじぃと同じ、誰もが高いところ好き。

市は2年続きで彼岸花祭りを中止し、彼岸花は全て刈り取り。
コロナ憎けりゃ彼岸花も難い、らしい。

なにもここまで徹底しなくてもいいのにね。
ただし、刈り忘れた場所もありますよ。

あまり人がいない巾着田で、まばらに咲く彼岸花。
雑踏の中の100万株より、人がいないこの方がいい。

そろそろ秋の日が暮れる。
真ん中の水路沿いに、急ぎ足で家路に就きました。

昼間、賑わっていた鹿台堰は、日が暮れた。
水遊びをしていた家族連れは、車で街へ帰っていった。

じじぃは足を引き摺りながら、夕闇近い団地に戻った。
1時間のつもりだったのが4時間も歩き、歩数は16500歩に。

  半日で、この夏の半月分を歩いてしまいました。
  こんな無茶は、もうできません。

  

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雨あがりに

2021-09-10 | 高麗便り

長雨がようやく雨が上がり、午後、薄日が差してきた。

長い家籠り。衰えた脚を鍛えるつもりで、町内をパトロール。

遊水池のすすきは秋を呼ぶかのように、もぅ穂を出している。

帰り道、音入に寄り道した公園内も、追加のパトロール。

強くて増えるつるぼうが咲き揃い、怪しいきのこがにょっきりと。

葉桜を過ぎ、黄~桜。..... なんていう酒と歌があったような。

濡れ落葉はわが姿。

小一時間のブラ散歩。また蒸し暑さが戻り、僅か3千歩でぐったり。

本当の秋になったら、今度こそ本気で頑張らなくちゃ。

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集く虫の音

2021-09-02 | 高麗便り

まとまった雨が降り、肌寒くなった。
昨日は夜更けに耳を澄まし、集く虫の音を聴いた。
鳴いているのは閻魔蟋蟀(えんまごおろぎ)か▼

  虫 時 雨

  集く(すだく)
  虫などが多く集まって鳴く。

  虫時雨(むししぐれ)
  多くの虫が鳴いていて、時雨の降るようであること。

  時雨(しぐれ)
  初冬の頃、寒冷前線がもたらす驟雨。

  驟雨(しゅうう)
  俄か雨。夕立。   

今宵は雨なので、虫も鳴かないだろう。

今年も、あと僅か4か月。
そこはかとなく寂しい初秋です。

210902


ブルーベリー

2021-08-26 | 高麗便り

時々昼飯に行く、団地SCにあるカフェの店外席。
脚長じぃさんが、採りたてのブルーベリーの選別をしていた。

脚長じぃさんは、団地内に配置したベンチ作りも一段落。
今日も暇なので、農園作業で孤軍奮闘する店長のお手伝いというわけ。
選別作業で、目が良くなったそうです。

店長はブルーベリー農園を経営し、このカフェで直販している。
採れ採れの新鮮だから、散歩の途中に立ち寄り、お買い上げ下さいね。

暑さがぶり返し、店外席は居たたまれないので、涼しい店内へ。

店内は、数人のおばぁさんたちがガヤガヤと談笑中。
おばぁさんたちは、コロナにも歳にも負けず、物凄く元気だ。
(それに反し、おばぁさんちのおじぃさんはお留守番?)

森生は黒一点(いや白だな、頭は)になり、隅の席で畏まる。
そして、噛まずに吞み込める特製のぶつ切り冷やし饂飩で昼食です。
仕上げにバナナ豆乳ジュースを追加して、栄養を補った。

  

  入口にいるアマビエが▲おばぁさんたちに元気をくれるらしい。

  えっ? 猫ですか? そういえば猫グッズが多いカフェだ。
  でも、どっちでもいいじゃないすか、元気をくれるなら。

  店長のブログはこちらをどうぞ。

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