林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

買い占め

2021-12-24 | 拍手

本日、買占めをやらかしました。豪勢なもんでしょ?

対象はね、森永の「ピスタチオ ミルクキャラメル」です▲
試しに1箱買い、1粒で気に入り、引き返し、買い占めました。
団地のスーパーは、品切れ御免が常態だからね。

黄色い紙箱「風味絶佳 滋養豊富 森永ミルクキャラメル」▼は百年もの。
ピスタチオは期間限定品です。

  

森永ミルクキャラメルは、時々、期間限定ものを発売する。
担当者も、たまには浮気をしたいんでしょう。結構結構。

過去にはメロン・巨峰・あずき・焼き芋・抹茶・いちごなどがあった。
キーウィー・黄な粉・ヨーグルト・パインなどもあったはず。

百年商品のこういう試み、断固支持します。
次は、梅干し・紫蘇・胡麻・生姜など、どうでしょうか。
商品名は日本語よりも、英語を使うといい。

  

  念のためウィキで調べたら、全~部作っていました。
  それなら、納豆・イカの塩辛味なんか、如何?

  211224


2021-10-11 | 拍手

  

  目が覚めたのは8時半だった。
  秋眠、暁を覚えていて、4時頃、起きただけ。
  9時間も寝たことになる。近頃こんなことは珍しい。

目覚めの寸前まで夢を見ていた。
懐かしい顔が何人も現れ、よく覚えていないが、愉しい夢だった。

谷内六郎を特集したテレビを見ながら、簡単な朝食。
(NHK日曜美術館・来週日曜夜8時から再放送されるはずです)

週刊新潮の表紙を飾っていた頃。
谷内六郎の作品は、

  古臭く下手な絵だ。
  週刊文春の和田誠の方があか抜けてる。

と思っていた。
だけど今朝見ているとそれが、好きな絵、になっている。
和田誠とは方向性が違うだけだ。

出演者によると、谷内六郎の絵は文庫本になっているようだ。
古本でもいいから欲しくなり、ネット検索をしてみた。

  あるある。
  だけどすべてがamazonに誘導される。
  世界最大の密林には魔物が潜んでいる。   
  面倒なことになるので、諦めることにした。

  

  211011


必読書

2021-10-04 | 拍手

10月。........ 読書の秋、であります。

ですが、目が衰え、本を読む根気も失せました。
広告を見て本を読んだつもりになる。
便利な今日この頃です。

近頃注目している興陽館の職業別日記シリーズ。
大分、好評のようですな。


まず、絵がいい。
どの職業もよれよれで、惨めですな。

本の題名はどれもオノマトペで揃えてる。

  交通誘導員 ヨレヨレ日記
  メーター検針員 テケテケ日記
  非正規介護職員 ヨボヨボ日記
  派遣添乗員 ヘトヘト日記
  マンション管理員 オロオロ日記
  ケアマネージャー はらはら日記

そしてタクシードライバーは、ぐるぐる日記。

これ等日記の広告は、全て目を通しております。
どの職業も、いわゆるエッセンシャルワークです。
しかし実態は苦労が多く、それでいて苦い笑いもある。

筆者はすべて、高齢になってから転職した人のようだ。

会社があてにならない今日この頃。
現役のお父さんたちには、転職前の必読本ですぞ。

211003


ワクチン外交

2021-08-10 | 拍手

日本はワクチンが不足しているけれど、けっこう他国へ提供してるんですね。
提供量は米中に次ぎ3位で、4位はインド、ロシアは微々、EU諸国はゼロ。
こういう競争は、カネ塗れのオリンピックより、ずっとマシ。

外交には瘦せ我慢も必要です。
特に台湾ほか東南アジア諸国とは仲良しでいたい。

朝日新聞、8日付け朝刊1面先頭記事は、

  水面下 ワクチン外交

だった。
詳細は読んで頂くとして、2面に載せた「主要国のワクチン外交図」が巧い▼
分かり易く綺麗で、一発でじじぃの頭に入りました。

  

  ところで、朝日のオリンピック報道は、NHKに較べれば抑制的だった。
  税金のように視聴料を徴収するNHKは、スカの狙いに協力した。
  許せない。

  210810


爽快 ヨットレース

2021-08-09 | 拍手

ほかの放送はやってないので、仕方なくオリンピックを見ます。
だが、大学病院の待合室で見たヨットレースは素晴らしかった。

場所は江の島沖、相模湾。

なにしろ病院なので、消音・字幕入り。
字幕は弁慶読みだったけれど、勝敗なんかどうでもよかった。
青い海、青い空、色とりどりの帆に、かっこいい選手たちが爽快だった。

それに、片瀬・鎌倉・葉山など三浦半島の緑の連なりも。
横たわる緑は、最近のバラバラな建築群に大分浸食されていた。
しかし遠景なので、地中海沿岸のようにきれいだった。

昔、チャーチルが持っていたシナーラ号に乗り、江の島沖合を漂ったことがある。
あれは上司の企画で、もちろん接待費の流用だったはずです。

あの時は、曇天無風で海はべた凪。周りは灰色一色。
それでも山家育ちの上司ほか同乗者たちは、閉店間際の鯖状態に。
狭い船室で、ぐったりと横たわっておりました。

そんなこんなの思い出が重なり、じじぃのこころは一挙に、

  そうだ、もぅ一度、海へ行こう!

となりました。

そこでその前に、その思いを書こうとしましたが、思い溢れて書けませぬ。
連日の過酷な暑さとコロナでは、しょうがないよね。
その記事は、またね。

  

  210809


視線の先

2021-07-30 | 拍手

  何を見てるの? おじぃさんにも教えて。

と声を掛けたくなりました。

空の雲を見てるのかな? 可愛い子ですねぇ。
表情が、姿勢が、服装が、そして背景が、すべていい。

  

  積水ホームの新聞広告(7月15日朝日朝刊)でした。
  味の素の最初の晩餐に負けない傑作です。拍手。

  210730


タンカー爆発

2021-07-27 | 拍手

台風の今後も、世間で何が起きてるかも知りたい。
だから夜7時のNHKのニュースは、なるべく見るようにしています。

ところがNHKは、保有チャンネルを全てオリンピック報道にした。
結果、ますますオリンピック嫌いになってます。

で、チャンネルをくるくる替えてたら、大型タンカーが爆発炎上沈没中だ。
さあ大変と身を乗り出すと、これがTBS制作のドラマだったんですね。
十津川刑事連作・消えたタンカーで、ぐいぐい引き込まれました。

普段この種のドラマは見ません。
全体に安っぽく力み過ぎるからですが、このドラマは違った。
スケールがすこぶる大きく、造りは重厚。テンポ良く驚く結末だった。
(ただし、釈然としないところもあった)

渡・渡瀬兄弟、伊東四朗が巧かった。せんだみつおが意外や意外。
日比混血女狙撃手は、バレバレないで立ちで失敗だったけど。
荒海で大揺れのボートから、浜の刑事たちを狙撃するかぃ。

原作は西村京太郎の同名小説です。
著者本人がこの小説は「五指に入る自信作」と言ってるそうだ。
後戻りできるので、小説の方がもっと楽しめそうです。

  スカの目的を忖度し、オリンピック一辺倒のNHKには呆れています。
  お蔭で、真夏の夜の2時間を愉しく、緊張して過ごせました。

  

  210727


明るい話題

2021-05-21 | 拍手

きのうは朝から、テレビは星野源と新垣結衣の結婚話で賑わいました。
国営放送は昨夜からなので、相当の大物のようですが、じじぃは二人を知らなかった。

武漢肺炎に梅雨空が重なり鬱陶しくてやりきれない中、まぁ明るい話題です。
知らない若い人たちだけど、感じがいいので、おめでとう。

入籍はこれから、式や披露宴はしない、という話もよろしい。
恋愛は美しき誤解、結婚は惨憺たる理解、などと言われていますよね。
人気者の二人、すれ違い生活も多そうだ。ま、ず~と誤解していて下さいね。

わが団地にコンビニが開店しました。
1年も前から店舗は完成していて、何故か、経営者が見つからなかったようだ。
国道から外れているので、お客集めに苦戦しそうな立地だからだろう。

だけど開店セールは、4時を過ぎてもお客さんは引きも切らずの状態でした。
品揃えは夕方でもばっちりで、冷奴など1379円もお買い上げ。おめでとう。

本部から応援が来ていて、駐車場で抽選をやっていた。
おじぃさんは、3等のポンタバッジを当てました。ありがとう。

  恋愛は誤解、結婚は理解と書いた人は、文藝評論家・亀井勝一郎ですからね。
  以上、念のため。

  210521


政治に殺される

2021-05-12 | 拍手

  

宝島社が、またまた痛快な新聞広告を出した。
新聞紙見開き全面広告です。

書いてあることに全く同感ですが、掲載した新聞は朝日と読売と日経だけ。
ご覧になっていない方のために、転載しました▼

ブログでは字が小さくて読みにくいので、転記します▼

  ワクチンもない。クスリもない。
  タケヤリで戦えというのか。
  このままじゃ、政治に殺される。

  私たちは騙されている。
  この一年は、いったい何だったのか。
  いつまで自粛をすればいいのか。
  我慢大会は、もう終わりにして欲しい。
  ごちゃごちゃ言い訳するな。
  無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないじゃないか。
  今こそ、怒りの声をあげるべきだ。

そうそう、そのとおりだ。
みんな黙っているから、ぼったくり男爵バッハに「粘り強い」などと舐められる。
スカスカ首相に延々とはぐらかされる。

但しこの広告は、スカスカ首相の目には入るまい。
取り巻きが隠してしまうはずだ。

スカスカ政治に殺される。

スカやアベは知らないでしょうが、タケヤリとは竹製の槍のことです。
75年前、日本本土に上陸してくる圧倒的な米軍に、これで立ち向かおう、という政府の作戦でした。

当時の写真の小学生が持つものは木製の長刀(なぎなた)で、女性の武器とされていました。

  

以前、都知事に立候補した宇都宮健児氏がオリンピック反対署名をネットで開始。
4日で30万人以上が署名して、宇都宮さんは官邸に届けた由。
折角の行動でも、これも取り巻きが屑箱に投げ入れる。

反対の意思は、スカ首相の親分バッハに直接届けるべきです。
あるいは、欧米のメディアに訴えるべきでありましょう。
朝日も含め、日本のメディアはオリンピックに大甘です。

グーグル検索に、宇都宮氏のツィッターがありましたので、転載しました▼

210512B


大原千鶴さま

2021-02-22 | 拍手

大原千鶴さま。NHKの「きょうの料理」にご出演されてたんですねぇ。
普段この時間帯は、林住記の記事に手こずってるので気付かなかった。

大原千鶴さまを知ったのは、人気番組「京都人の密かな愉しみ」です。
あれも素敵でしたよ。隣の男アナが邪魔どしたけど。

千鶴さまは、京都は鞍馬にある、老舗割烹旅館のご出身とか。
まだ40代始めかな、と想像してたら、お子さんが3人もいる50代!
詳しくはこちらをどうぞ

お姿を拝見した放送では、はんなりと、京ことばで煮物を4種類。
きりりと美味しそうに、炊き上げて下はりました。

最終回で気付き、30分間、じじぃはうっとりと眺めておりました。

  レシピは「きょうの料理・2月号」をどうぞ。
  もちろん、じじぃも買いましたがな。

  

  お写真は、ESSEonlineから拝借しました。
  料理の写真は、テレビ画面を写しました。

  210222


ただ たそがれるために

2021-02-12 | 拍手

もう一度観たかった映画「めがね」をyoutubeで発見。

上映時間は2時間足らずで、疲れません。
ギリシャ語のような字幕があるけれど、音声はすべて日本語。

与論島(?)の風景が素晴らしく、食事が頗る美味そうだ。

主人公の女性も、海岸でかき氷を商う(?)おばさんも、摩訶不思議な存在感が。
筋は特になく、毎日、ただ美味いものを食し、毎日砂浜で、ただ黄昏るだけ。

何だ、この映画は!、と立腹するマジメな人もいるかもしれません。
でもじじぃはいたく共感しましたよ。
民宿ハマダで半年暮らしたい。

自粛生活に退屈してるかた。
離島へ渡りたい方。そろそろ黄昏たい方に、特にお勧めします。

  め が ね

  
  

  写真は映画から。

  210212B


寒い日

2021-01-19 | 拍手

何て寒いんだろう。
昼前、小雪が舞いました。乾ききった道路も濡れない、無駄な雪が。

終日、家に閉じ籠ってたので、歩数は僅か128歩。
気分は鬱、です。

 「雪が降る」安野光雅著「きりがみのイラストレーション」

安野光雅さんが亡くなりました。94歳だったそうで、誠に残念です。
若かった頃、森生は偉大な安野さんに触発され、いろいろ真似をしてみました。
何一つ、ものにはなりませんでしたが.......。

  朝日新聞に載った、安野光雅さんの評伝です▼ 少し書き換えております

  絵本を楽しむ子供から風景画を味わう大人まで。
  本や雑誌を通じ、これほど多くの日本人の目を楽しませた画家はいない。
  94歳で逝った安野光雅さんを、こう表現しても過言ではない。

  精緻にも洒脱にも描ける。しかも品があり、風景や花の絵は抒情的。
  騙し絵風のものには無類の楽しさがある。抜群の技量だった。
  文章はユーモアが溢れ、話術もしかり。
  おおらかな人柄で、誰もがまた会いたい、と思う笑顔の持ち主だった。

  作風と人柄の背景には、自然科学も含む豊かな教養があった。
  好奇心は旺盛。空想を愛した。

  兵役を含む戦争体験については「人生が映画ならカットしたい」と。
  原発問題など社会の動きにも関心を寄せ続けた。

  晩年もスケッチを続け「旅の絵本」の9冊目を出した。
  絵描きは描くことで磨かれる、描いていると愉しくて幸せ、と話していた。
  その「幸せ」を惜しみなく多くの人に伝えた。

  実に稀有な歩みだった。

  原文・大西若人編集委員

  210119


ねちょりんこ

2021-01-11 | 拍手

宝島社の新聞広告です▲ いやはや、毎度ながら吃驚させられます。

  ねちょりんこ、ダメ。

  濃厚接触による感染拡大は、個人の責任だそうです。宝島社

とあります。

これ、怒ってますね。誰に対してかは、お分かりですよね。
借用した北斎漫画は、

  いぎたなく眠りこけてる女は自民・公明のセンセイたち
  丸くなり眠りこけてる猫は野党のセンセイたち
  頭を抱えて舟を漕いでるのはスカタン

と見てとれますが、解説はこちらをどうぞ。
がんばれ、宝島社。

........と記事を書き終えたら、第2弾です▼

こちらは、

  言われなくても、やってます。

  感染拡大は、個人の責任だそうです。宝島社

痛烈だけど、丸~く抑えて愉快ですね。
写真の女の子は、敗戦直後の小学生の姿です。森生と同学年でしょう。
こういう過去、もぅまっぴらだけど、写真は好きです。

ところで、これらの新聞広告は、全紙同じではなかったんですね。
例えば読売新聞です▼

朝日に出した先の2本より、少し活字が小さくなりますが、

  君たちは 腹が立たないのか。

とあり、更に細かい文字はこちらからお読みくださいね
政権寄りの読売新聞に、敢えて出したところがエライ。
読売としても、これでは断れなかったのでしょう。

  樹木希林の微笑む水死体以来、宝島社の新聞広告に注目しております。

  210111


風の子

2020-11-02 | 拍手

この秋初めての木枯らしが吹く日でした。

幼稚園は終わったけれど、遊びはまだ続いている。

今度は、駐車場の石垣をよじ登ったり、跳び下りたり。
ママのお迎えはそっちのけ。

  

  いいなぁ! 久し振りの腕白たちだ。
  じじぃは嬉しくなりました。

  201102


俳句世界

2020-08-30 | 拍手

いやはや、この熱さ。
心頭滅却したって熱いものは熱いや。

きょうも出かけようとしたんですが、熱気が玄関の扉を押し返す。
メガネ屋さんが誕生祝に粗品をくれるそうですが、期限はいよいよ明日まで。

でも、命と粗品を替えられません。
国営放送の厳重警戒画面を見るまでもなく、閉じ籠ることに。

窓を閉め切り薄暗くし、エアコンで冷やした部屋。
暦では秋になったので、まだ熱い日差しが割り込んできます。

手持無沙汰。安倍の跡目争いなんか、知らんぞもなし。

そこで、今朝の朝日俳壇に目を通しました。
ふむふむ、いい句がありますなぁ。

  千年の大樹震はす蝉の声
                岐阜市・花川和久

  はるかなる海までつづく青田風
                八代市・山下さと子

  枕よりわくみんみんに寝付かれず
                秩父市・猪野幸夫

  夕立の構えだけして地の燃ゆる
                高知市・和田和子

  白南風(しらはえ)や借りし番傘鷲掴み
                大阪市・大川隆夫

  俳句読み少し涼しくなりにけり
                埼玉県・猫額亭森生

            

            200830

なんの工夫も捻りもない森生の句は論外。
なお、意味が分かったので、朝日俳壇から一句追加します。

  家揺すり吾を揺すりてはたたがみ
                横浜市・小川龍雄

  はたたがみ=霹靂神
  鳴り轟く雷。いかずち。夏の季語。