裁判員候補通知が届きはじめ、辞退相談が多いそうだ。アタリマエですね。
少し前に新聞折り込まれた大きな政府広報によると。
Q.何故裁判員制度が始まるのですか?
A.国民の皆さんの視点、感覚が、裁判の内容に反映されます。
その結果、裁判が身近になり、
国民の皆さんの司法に対する理解と信頼が深まることが期待されています。
冗談じゃないね。
まず、裁判なんかロクでもないことは身近にしたくはない。
裁判って言うものは、揉め事か犯罪があるからでしょうが。そんなものには係りたくない。
確かに、どうもこの裁判長ヘンじゃないの?という判決が時々あった。冤罪事件を素通りさせた判決もあった。
だから裁判を全面的に信頼はしていない。
だからと言って、国民を無差別に裁判に参加させれば、国民の皆さんの視点や感覚が裁判の内容に反映される、とは呆れた無責任ではないか。
裁判所の連中が自分たちで努力して、「国民の皆さんの視点や感覚」をどうして採り入れないのだろうか。シッカリ給料を貰っていて、怠慢も甚だしい。
僅かな日当で普通の国民を半強制的に仲間に引き入れ、高給を取って非常識不勉強な裁判官の責任を分担させるつもりである。
裁判官よ街へ出よ。
いま森男はある弁護士に対して猛烈に怒っている。
父方の叔母の遺産相続の決着が付かなかった。
法律上のイトコがなかなか同意しないから、と弁護士から知らされてはいた。
それが突然、「書類送付のお知らせ」が届いた。内容は
・当職の提示した案について共同相続人全員の同意を得た。
(こんな案は初めて見たぞ)
・遺産分割協議書その他に捺印しろ。
(協議書は意味不明不適切。整合性が無い書類や表が多数ある)
・一人でも捺印が遅れると、遺産処理がストップするので、さっさと返送しろ。
(これは長い間待たせた法律上のイトコに対する文言だろ?無礼者メ)
・分らないことがあれば、電話を寄越せ。
(経費で落せるお前が電話を寄越せ、電話代が高いんだぞ)
(それでお前はいくら報酬を掴み取るつもりだ、誰から、何時?)
とある。なお、( )内は森男の「視点と感覚」です。
森男は激怒して早2週間。
共同相続人全員が集まり、この弁護士の納得がゆく説明を聞かない限り、死んでも捺印しないつもりになった。
裁判官と弁護士と検察官。いずれも専門馬鹿が多い。